缶詰ドッグフードの保管方法って?賞味期限の考え方とあわせてまとめました!

缶詰ドッグフードの保管方法って?賞味期限の考え方とあわせてまとめました!

缶詰めタイプのドッグフードは、柔らかくて食べやすく、幼い犬でも安心して食べられます。一方で保管方法に悩む飼い主さんも多いと思います。今回は缶詰のドッグフードを保管する方法についてまとめまいした。

缶詰型ドッグフードの保管とは?

缶詰ドッグフード

愛犬に与えるフードは、自然で健康的なフードであることを願うものです。特にまだ成犬になっておらず幼い場合、食べるものにも少し気を遣うかもしれません。缶詰めタイプのドッグフードは、柔らかくて食べやすく、幼い犬でも安心して食べられます。しかし食べ残しや、一回に食べる分が少ない場合などもあるでしょう。缶詰ドッグフードの保存にいい方法はあるのでしょうか?

未開封の場合

缶詰ドッグフードの賞味期限は、未開封の場合長持ちするものがほとんどです。製品にもよりますが、一年〜数年近くもつものも珍しくありません。人間の缶詰が、かなりの期間保存がきくのと同じです。未開封の缶詰ドッグフードは長期保存に適しています。これはセール品などを見かけた場合に、まとめ買いしておいて少しづつ使うという方法にも適しています。

缶詰タイプの意外な注意点

缶詰めタイプのフードは、ワンちゃんの食いつきが違うとよく言われます。確かに、ドライタイプよりも風味が豊かで柔らかいウェっとフードは、ワンちゃんの食欲をそそります。しかし注意したいのは、缶詰ドッグフードには水分が多く含まれており、そのためドライフードに比べると栄養やエネルギーに乏しいため、ずっと主食として与え続けるには適していないということです。生後数か月の幼い間は十分かもしれませんが、成犬になってからは、栄養のバランスを考えて与えることが必要です。また、未開封のまま賞味期限が過ぎてしまうこともあるでしょう。開けてみて異常がないように感じられるかもしれませんが、水分が多く風味の劣化や変質が比較的早いため、賞味期限は守ったほうが賢明です。それでも消費期限内なら、食べても体に異常をきたすことはありません。しかし、あまりに長期間放っておいた缶詰ドッグフードには、缶の成分が溶け出しているという危険があります。可能なら処分して、新鮮なフードを与えるようにしましょう。

開封後のフードの注意点

缶詰めドッグフードは未開封の場合は長期保存に適していますが、開封後の賞味期限は驚くほど短いのが特徴です。水分含有量が多いので当然なのですが、遅くても 2?3日以内、可能ならその日のうちに使い切るのが原則です。夏場で、保管状態が悪ければ、その日に開けた缶でさえ腐る場合があります。ドライタイプの水分含有量が10%以下であるのに対し、缶詰などのウェットタイプの水分含有量は 75%もあり、当然腐敗が早まります。しかも、缶詰ドッグフードは一度開封すると酸化の進行が速く、色やニオイに異変が起き始めるまでの時間も短くなります。酸化したウェっとタイプのドッグフードは、ワンちゃんの内臓に想像以上に負担をかけます。下痢や大腸炎を引き起こし、寿命を縮める可能性さえあります。腐っているものや、異常が見られなくても開封から数日経過したものは、絶対に与えないようにしましょう。

開封後はどう保存する?

以上のように、開封後は一気にダメになってしまう缶詰めフードですが、それなりの対処法があります。人間の食べ物と同じように、長持ちさせるためには冷凍が有効です。冷凍保存をする場合、1回に与える量に、サランラップなどで小分けしてから冷凍しましょう。食べない分まで何度も冷解凍を繰り返さないようにするためです。フードを包むときは、出来る限り空気をぬいて、密封してから保存するようにしましょう。フードはドライでもウェットでも、開封直後から酸化が始まります。開けた後も、空気が触れる時間が長ければ長いほど、傷みや劣化の原因につながります。ラップに包んでから、さらにジップロックやタッパーなどの密閉容器に入れると新鮮さを保ちやすくなります。臭いが他の食品に移るのも防ぐことができます。ちなみに冷凍の保存期間は、約1か月です。これ以上経ったフードは、たとえ冷凍であっても破棄するように心がけましょう。

冷凍ウェットフードは、必ず温めてから!

冷凍したウェットフードを与えたところ、ワンちゃんが急性の下痢を起こした、という話を聞かれたことがおありかもしれません。実は、ウェットフードの冷凍が問題なのではありません。下痢をしてしまうのは、解凍方法に問題がある場合がほとんどです。ワンちゃんの下痢の経験がある方は、常温に戻してから与えようにしてください。冷凍したならば、冷蔵に一度戻し、与える前にはさらに常温に戻してからにしてください。電子レンジで温めても構いません。人間でも冷たいものを食べるとお腹が冷えるように、ワンちゃんも例外ではないということです。犬は人間に比べて、腸が短い生き物です。つまり消化がしにくく、すぐに排出してしまう体質ですので、必ず常温に戻してから与えるようにしましょう。解凍の際、風味が落ちることが想定されます。人の食事の場合でも、冷凍より作り立ての料理がいいのは明白です。ワンちゃん用のフードも、冷凍後はやはり風味が劣ってしまいます。何か食欲をそそるものをトッピングするのも一つの方法です。

開封後は缶のまま保存できるか

残念ながら、答えはノーです。缶の素材が毒という訳ではありませんが、基本的に、開封後にフードを缶ごと保存するのはやめましょう。開封後もウェットフードを缶詰に入れたままの場合、雑菌の繁殖のみならず缶詰が空気に触れることで、缶の金属の酸化も発生します。結果として金属腐敗が起こり、缶詰の中身を取り出す際にフードに混ざることになります。いわゆる錆びなどの金属腐敗です。錆びた金属には、種類にもよりますが毒性があります。それが缶詰めを通して、愛犬の体の中に入り込むことになってしまいます。少量入るくらいでしたら、外に排出されて終わりですが、大量に摂取してしまうと体に悪影響を与えます。人間であれば、めまい、ずつう、吐き気などを催すことが実際に確認されているので、犬だとさらに強くなることが考えられます。人間に起きた実例として、東京都の食品衛生の窓では、注意喚起が行われているほどです。純度100パーセントの鉄さびなら、身体に著しい害を与えることはありませんが、ウェットフードをの缶詰めの素材の純度を調べるより、さっさと破棄する方が賢明なのは言うまでもありません。

そもそも、缶詰めのフードが適するのはいつか

缶詰のドックフードは、一般的にウェットフード、缶フード、生フードなどと呼ばれ、水分を約80%含んだ製品がほとんどです。新鮮な肉には、およそウェットフードと同じ程度の水分が含まれており、元々肉食から進化した犬にとっては自然に近い食べ物だと感じやすいように工夫されています。犬や猫は脂肪に対する嗜好性が強く、そのような食品を好みます。脂肪含量を多く含んだウェットフードはまさにそのような特徴を出すために作られました。犬猫にとって美味しいだけではなく、食欲が落ちているときや胃腸が弱っているとき、また歯が弱くなったシニア犬のためのフードとしても使えます。安全性については、総合栄養食と表示されているものを選びましょう。これはペットフードの表示に関する公正競争規約に定める、栄養成分などの基準を満たしたと認められたフードです。この栄養成分などの基準は、欧米などで用いられているAAFCO(欧米飼料検査官協会)の基準と同じ表示管理基準です。

缶詰めのドッグフードを与えるにあたって

缶詰ドッグフードとわんこ

もちろん、フードの種類に関係なく、安全性や保存状態の見極めは、それらが犬にとって必要な栄養と衛生基準を満たしているかどうかです。それぞれの製品やブランドごとに特徴があり、良し悪しは一概には言えません。フードごとに利点があって、それを犬の状態によって変えるのがベストだと言えます。缶詰めやウェットフードは嗜好性が高く、食欲を増進させます。しかし脂質を多く含むため、主食にすると肥満や糖尿病を招く恐れがあります。柔らかいので、歯や歯ぐきの運動量が少なくなり、歯垢がつきやすくなるのも欠点です。加えて、前述のようにとにかく痛みやすいので、開封して与えてから30分以上経っても残っているようでしたら、迷わずに処分しましょう。これに対し、管理が容易なのがドライフードです。長持ちし、ミネラルやカロリーをしっかり補給できます。しかし開封と同時に風味が飛びやすく、もともとの味毛の無さと合わさって、嫌いなワンちゃんも見受けられます。それでもハードな噛み心地のため、顎や歯の健康を保ち、歯石を除去する効果を持っています。主食にするなら、健康面でも栄養面でもドライフードが圧倒的なメリットを誇ります。さらに、最近では半生タイプと呼ばれるものも見られるようになってきました。シニア犬や小型犬が食べやすいことで人気があり、食欲も十分そそるので嗜好性が高いと言えます。以上のように、ドライフードを主食としつつ、体調や体質に合わせて併用や代用するのが最善です。

缶詰めフードが持つメリットとは

缶詰健康食としてすすめる獣医8割の水分を含む缶フードは自然に近い状態と言うこともできます。実際に、胃腸に問題のあるワンちゃんが、缶詰めなどの水分をたくさん含んでいる食品を食べると、消化器系の症状が和らぐので、不調時の健康食としてすすめる獣医さんも多くいます。また、食欲が減退している場合でも、水分のあるフードはドライタイプよりもおいしく食べられのも事実です。ですから缶詰めドッグフードのメリットは、病気にかかっている犬、衰えた高齢犬、もしくは不健康な痩せ体質の犬の体重を増やすのに最適です。先ほど考えたように、密封されているというのもメリットの一つで、保存料や防腐剤を入れる必要がありません。痛みが早いのはここからきています。

缶詰めドッグフードの選び方

缶詰めフードにも、製品によって良し悪しがあります。ついついワンちゃんが好む味だけを理由に買ってしまいがちですが、健康を促進できる製品を選ぶようにしましょう。繰り返しになりますが、愛犬の健康や寿命までも左右しうるのが、日々の食生活であり、私たちが選ぶフードなのです。

良いフードの選び方

高品質の肉が含まれているものを選びましょう。具体的には、原材料リストの一番目の成分が特定の種類の肉であるものを探します。ささみ、もも等と明記されているもの、牛肉や豚肉の場合もしかりです。その次に来るものもチェックしましょう。例えば4〜6番目あたりに、高たんぱくの材料、レバーやチーズ、チキンミールなどが来ていれば、十分品質の高い缶詰めフードと言えます。脂質を含んでいるかどうかもポイントです。特定の魚油やキャノーラ油など、質の良い脂質を含む製品かどうか確認してください。穀物系の材料が使用されている場合、人間の場合と同じように全粒穀物を使用した製品の方が健康的です。

避けるべき缶詰めフードの見分け方

野菜や穀物を原料とした加工製品を含む場合、1〜2種類であれば問題ありませんが、多いものは避けてください。素材の状態や加工が、ワンちゃんの体質や口内の環境を衛生的に保つのを難しくさせます。そして、素材が不明の動物たんぱく質と脂肪を含んでいるものは、健康的であると言える理由がほとんどありません。単に肉や魚肉、肉副産物、動物脂肪などと書かれている場合は、絶対に買わないようにしましょう。小麦グルテンを含んでいる製品にも要注意です。栄養がないのに容量を増やすために使われているからです。実は、一般的な食品もよく増粘剤を含んでいます。ガムも増粘剤の一つです。全粒穀物やジャガイモやサツマイモなども、でんぷんでウェットフードを濃くするために使用されることがあります。しかし、小麦グルテンをより大きい肉の塊のように見せるために使用しているフードもあります。 そういったフードは、たんぱく質の量、質共に良いものではありません。それよりも、しっかりと栄養を補給できる製品を選びましょう。加えて、糖分や甘味料、香料などを含んでいるものを避けるのも賢明です。肉と脂肪がしっかり含まれていれば、ワンちゃんにはちゃんとした美味しい食事になります。缶詰めは滅菌した素材を密封できるのが強みですから、保存料や防腐剤を含むものを避けるのも無難です。材料リストの一番最初に水が記載されているものも買わないことをおすすめします。中身で一番多いものが水では、ワンちゃんにとって栄養が少なくなってしまいます。

国産の製品を選ぶ際の注意点

国産ドッグフードの評判は概ね良いものがほとんどです。「国産」で「無添加」と表示されているドッグフードであればなおさらでしょう。しかし、この種類のドッグフードで気を付けるべきなのは、意外にも原材料です。国産で無添加のドッグフードというのは嘘偽りではなく、確かにそのクオリティの製品は多いですが、国産かつ無添加で、「グレインフリー」のドッグフードはほとんどないのが現状です。ほとんどの国産メーカーが穀物を使用しています。国産ドッグフードを選ぶ方のほとんどは、そのワードから安心感を得て、愛犬の健康の為に大切な要素を逃してしまう場合があります。気を付けるべき理由は、穀物の使用量が多いからに他なりません。確かに、国産・無添加といった言葉は一見安全性が高く聞こえますが、穀物の割合が多いので太り易く(犬に本来必要のない炭水化物を多く含むため)、消化に悪いフードです。残念ながら、国産で無添加の製品ではグレインフリーのフードを探すのが難しいのが事実です。ワンちゃんの健康のためにも、食材の品質そのものやグレインフリー、化学物質不使用の製品を探す方が健康的です。それでも安全性に問題はありませんので、あくまで「国産」という言葉をうのみにせず、どんな製品でも原材料をきちんと確かめる感覚を身につけましょう。

まとめ

保存の仕方から、選び方まで、缶詰めフードは意外にも健康を左右するシビアな食品です。現実的には、ワンちゃんにいつも最高の食事をさせてあげられるわけではないでしょう。それでもちょっとした保存方法を工夫し、古いものや時間がたったものは思い切って処分し、国産かどうかだけではなく、主原料や材料表の順番を少しチェックするだけで、愛犬の健康を守ることができます。完全に自然の素材だけで賄うのが難しくても、私たち飼い主の努力だけで改善できる要素はいくつもあります。いつもしっかり面倒を見ているのに、与えるフードのちょっとした痛みや酸化が、愛犬の健康を徐々にむしばんでいく最大の原因だったとなると、悔やんでも悔やみきれないでしょう。愛犬や、彼らがもたらしてくれる笑顔のため、フードの保管と選び方に注意していきましょう。

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