犬の健康としつけを考えたおやつのあげ方!これは知っておこう!

愛犬におやつをあげるのは幸せなひと時です。ワンちゃんにとっても私たち飼い主にとっても喜ばしい瞬間ですが、ちゃんとした知識をつけないとワンちゃんにとってマイナスになることもあります。今回はは健康としつけを考えたおやつの与え方について考えてみましょう!

おやつの誘惑

犬のおやつ

愛犬におやつをあげるのは幸せなひと時です。ワンちゃんにとっても私たち飼い主にとっても喜ばしい瞬間ですが、残念ながら、おやつタイムはしつけとも毒ともなり得ます。

おやつは、ワンちゃんの体調やしつけに関わっています。ついつい、喜ぶ姿や寄ってきてくれる姿を見てあげてしまいがちです。ワンちゃんも、おいしいおやつを断ることはなく、私たち飼い主にされるがままです。

おやつを与える際に気を付けるべき点や、しつけや振る舞いにどう影響するかを考えてみましょう。

おやつを与えるべきか?

ワンちゃんには、生活の中で刺激や楽しみが必要です。おやつは、容易にワンちゃんの喜びになるでしょう。

しつけやトレーニングの際にも、おやつは有用な道具になり得ます。大抵の方がされているように、ご褒美は指示に従った対価になる場合も多々あります。

おやつを与えることで取り組める訓練や、しつけた結果ワンちゃんが賢くなること、時折の刺激になることを考えると、おやつを与える一定のメリットが存在します。

おやつの与え方

犬におやつを与える時には、1日に決められたカロリーを超えないように気を付けましょう。

例えば、1日に与えるカロリー量を500kcalに設定していたとすれば、おやつを食べた分のドッグフードは減らします。

また、1日に必要なカロリー量はそれぞれの犬によって異なるはずです。その算出は獣医師に相談するなどして、正しい理解の元に行う必要がありますが、とにかく過度のカロリー・栄養摂取を避けるようにします。

おやつを50kcal食べたのなら、ドッグフードも50kcal減らすなどの対策を取り、カロリー調整をしてください。ドッグフード自体がおやつであれば、1日の分量からおやつ用のドッグフードを取り分けておくのも良いでしょう。

おやつは、ちょっとしたご褒美やしつけのために補助的に与えるもので、栄養補給はあくまでもドッグフードから与えなければ、栄養バランスはいとも簡単に崩れてしまいます。

この点では飼い主である私たちの側に自制心が求められますが、これこそがワンちゃんたちの健康はおろか寿命までも左右しかねないという認識を持ってください。

ところが、犬はおやつの量よりも、もらったことに喜びを感じる性質があります。犬にとってはもらった回数が多い方が満足度が高いということです。

1回で大量のおやつを与えるより数回に分けて少しずつ与えることで、おやつのカロリー量を調整しやすく、少量で満足するようにしつけ直すことも可能です。

トレーニングのごほうびとして何度もあげるなら、小指の爪の半分ぐらいで十分に褒美として成り立ちます。

また、犬はほとんど噛まずに食べられる物なら飲み込む食性があり、量をかなり少なくしたとしても文句を言う訳ではありません。これらの要素を上手く利用して、おやつを与える際は少量で、細切れで与えられるようになります。

細かくちぎるのも有効です。数回に分けて与えることで、ワンちゃんはその回数だけ喜びや満足を感じるようになるでしょう。

そして、与える総量を減らすことでカロリーも抑えることができ、まさに一石二鳥です。

どんなおやつを与えるか

繰り返しになりますが、おやつは食事ではありません。製造メーカーも、安全性にこそ配慮しているものの、おやつに犬の健康を維持できるだけの栄養素をわざわざ配合したりはしません。

たとえ色々な種類をあげたとしても、せいぜい飢え死にを防ぐぐらいのメリットしかなく、ワンちゃんの健康を維持することはできないでしょう。

それよりも、愛犬にとって相性の良いおやつ、悪いおやつを知っておくことの方が重要です。犬用おやつの種類は数えきれないほど販売されています。

おすすめは、与える量を調整しやすい小さいもの、カロリーが低く「肉類」「動物性タンパク質」などの原材料不明な表記のないものです。

原材料も鶏肉、ささみ、砂肝、牛肉、豚肉、レバー、魚など多岐にわたり、愛犬のアレルギーや消化できる容量を考慮に入れる必要があります。

量が調整しやすいというのは重要です。トレーニングやしつけのときに回数を分けて与えやすく、なによりおやつのカロリー制限をしやすくなります。

牛皮ガムやカルシウム系の硬いおやつを食べるようであれば、カロリーは少なく添加物もほとんど入っていないタイプが多いため、比較的与えやすいおやつとして候補に挙げられます。

それの小さいサイズのものか、ハサミで切っておいて小出しにすることもできるでしょう。

他にも、便秘がちなワンちゃんにはプレーンヨーグルトを与えることもあるかもしれませんが、多くてもティースプーン半分ぐらい、大型犬でもお皿にたっぷりと乗せて与えることは避けましょう。

糖分にも注意し、必ずプレーンや無糖タイプのものを選ぶようにしてください。牛乳は良くありません。牛乳に含まれる「乳糖」を分解する酵素をあまり持っておらず、消化不良でお腹を壊してしまうケースが多々発生します。

ヨーグルトの場合は乳酸菌が乳糖の一部を分解し消化しやすくしているため、牛乳そのものよりも影響は少ないのいで与えられますが、様子を観察してお腹を壊すようであれば控えましょう。

どんなおやつにしても、愛犬の体調を最優先し、無害で体に負担のかからないものを与えるべきです。

時折、生野菜はカロリーがほとんどなく健康的で体に良いとする意見もありますが、犬の腸が短いために栄養素を十分吸収できなかったり、野菜によっては腸内でガスが発生してワンちゃんを苦しめることがあります。

消化や食べやすさを考えると生野菜よりも茹でた温野菜の方がリスクが少ないですが、見た目の量が減ったように感じて与え過ぎることもあります。その点で温野菜や柔らかくて食べやすい野菜も注意が必要です。

ドライタイプや乾燥したおやつの場合、食べてから唾液や胃液を吸収して膨らみ、食べてしばらくしてから満腹になることで、食事の時間になっても空腹を感じずに食習慣が乱れてしまうケースも観察されます。

ワンちゃんも、食習慣の乱れは健康状態の悪化につながり、様々な体調不良や免疫力の低下に現れますので、どれほど健康に良いおやつであったとしても与え過ぎは禁物です。

おやつの役割

そのそも、野生では概念の無いおやつというものを与えることは犬にとって有益なのでしょうか?

これには、犬そのものの性質と関係があります。犬はグループを作って生きる動物であり、主従関係がはっきりし、かつ自分が主人ではなく私たちが主人がいた方が、生きる使命を全うしより目的をもって生活します。つまり、愛情深い主人に従って、ほめられることに喜びや満足を感じます。良いことをしてほめてもらうことで、世話をし導きを与えてくれる人間のことが好きになり、さらに言うことを聞いて自発的に従おうとする傾向があります。

こういった習性を持っていますので、犬に指示を与えてその褒美としておやつを与えると、犬は幸せであると感じるようになります。おやつ・間食以外の目的もあるのです。

正しい与え方を知ろう!

しかし、従った報いにおやつを褒美として与える際にも、注意すべき点があります。むしろ、ワンちゃんにおねだりする癖やご飯を食べなくなるような影響を与える可能性もあるからです。

あげるタイミング

ご褒美は、良いことをした直後にあげてこそ、従順と飼い主からの褒美が結びつくようになります。何でもないときにだらだらと与えていると、ワンちゃんはなぜご褒美をもらえたか、おやつを食べることができたかを正しく理解することができません。

トレーニングやしつけをする時におやつを使用されているのであれば、少量で小さい欠片のおやつをいつでも取り出せるよう、ポーチやバッグなど準備しておき、上げるべきタイミングでパッと取り出せるようにしておく必要があるでしょう。

あくまでも良いことをした時、飼い主に従順だった時に与えることで、飼い主が喜んでいるという理解に結び付けるのが目的です。

与えやすいおやつを準備する

自分の愛犬が美味しいと思っているおやつを選ぶようにしましょう。どんなに高級でプレミアムなおやつでも、ワンちゃんにとって褒美と思えるものでなければ、飼い主に褒美を与えられているとは考えないかもしれません。

そのおやつを好きかどうか確認するために、いくつか種類を試す必要があるかもしれません。毎日食べているドッグフードがとても好きワンちゃんもいますので、それを小分けにご褒美としても与えることも有効です。

おやつは数種類あっても構いません。トレーニングによって使い分けるためです。好きなおやつだけでなく大好物なおやつがあれば、それを特別良いことをした時や新しい仕草を教えるときなどに使用できるでしょう。

おやつを使い分けることができれば、しつけやシーン別でワンちゃんをしつけやすくなります。また、前述のように細かくして持ち歩るかどうかも重要です。比較的固く小さく切れるタイプのものを、少量ずつあげることもトレーニングの一環です。

どれほど与えるか

人間の食べ物でもそうであるように、美味しいおやつは高カロリーな食べ物が多いものです。

やはりカロリー計算をある程度行ってコントロールする必要があり、トレーニングが多くて褒美も沢山与えることもあるかもしれません。そのような場合でもオーバーカロリーにならないようにする必要があります。

おやつが多かった日は、その量に合わせて食事の量を減らすことになりますが、あくまでドッグフードで栄養補給していることを考えると、あまりに多くは与えられません。

また、家族全員で別々におやつを与えているので、トータルでどれだけ食べているか分からないこともあるでしょう。

何かあった時に与える用のケースにおやつを取り分け、共通で管理をすれば、与え過ぎで誰も把握していないということも避けられます。

効果的な与え方を考える

褒美として食べ物を与えるのは理想的です。食べ物は食べれば終わりで、自分が飼い主の言うことを聞いたという事実と褒美が与えられたというファクターを結びつけて考えやすくなります。

おやつを与えることで最大限の効果をあるために、まずは愛犬の身体に応じた量を守っておやつを与えることにしましょう。褒美としておやつを与え過ぎると、肥満の原因となるのはおろか、おやつに飽きてしまう可能性もあります。

冒頭で触れたとおりカロリー計算ができれば理想で、難しければ普段食べているドッグフードの1〜2割の量を超えないようにしましょう。仮にも与え過ぎた場合は、やはりドッグフードの量を減らすなどしてカロリー調整をすることが必要です。

おやつを与える際にも、いつも決まった褒め言葉を愛犬に伝えてからあげると、ワンちゃんも安心して寄ってくることができます。おやつを食べれるという嬉しい出来事とその呼ぶフレーズがセットになって覚えることができます。

飼い主に呼ばれると嬉しく感じ、言うことを聞くトレーニングともなります。そういったルールを徹底すると、いずれおやつを卒業して何かを与えなくても褒められていると認識をするようになるでしょう。

おやつを与える訓練の注意点

犬も例外なく、引っ越しやフードの変更など物事に対してだんだんと慣れていくものです。新しく犬を飼い始めた方、飼った経験はあるものの久しぶりに犬を飼い始めた方、犬を増やした方の場合でも、いずれはワンちゃんも新しい環境になじんでいきます。

犬の個体差や性格、幼少期の記憶などから、それぞれ人と触れ合うことが楽しくて幸せな子や、緊張で怯えがちになってしまう子などそれぞれ差はあるものの、犬にとっても住めば都の感覚があります。

問題は、おやつを与えることやしつけに関しても慣れが出てきて、トレーニングする面で不利になることもあるということです。

「おすわり」や「待て」「お手」「伏せ」などを一から教えるときは、私たち飼い主のモチベーションも高く、てきぱきとコミュニケーションを取れたり、一度決めたルールをしっかり守れるものです。

最初のうちは教える際に「おすわり」ができたらおやつを与えるという方法でしつけをする方法を取っていた方も多いかもしれません。しかし、犬がそれを徐々に覚えてきて、苦も無く簡単にできるようになってくると、特にご褒美を与えなくなるかもしれません。

これが意外な盲点となります。ワンちゃんもしつけやトレーニングに慣れるにつれて、どの様な行動をとれば良いか、何をすればおやつがもらえて飼い主が喜ぶかが理解できるようになります。

ワンちゃんも飼い主も、慣れてきて様々な行動をとることが日常の中で当たり前になってくると、出来るのが当たり前という考え方に変わってきてしまうものです。

行動に対してのご褒美を忘れてしまうと、ワンちゃんは一貫性のない飼い主の指示が分からなくなったり間違って覚えたりして、トレーニングの成果が中途半端なまま終わってしまう可能性があります。

基本動作だけではなく、トイレトレーニングや散歩時の「付け」や引っ張らない歩き方、無駄吠えをやめさせるトレーニングなども同じで、ワンちゃんによってはおやつなどの褒美の習慣がおざなりになってしまったが故に、出来ていたことを忘れてしまう可能性があります。

もし今トレーニングしているしつけがあるのでしたら、単に慣れるだけでなく、おやつを抜いても声だけで従えるように徐々に訓練をしていくことが効果的です。

その場合でも、いきなりおやつを抜かないようになさってください。それもまたワンちゃんの混乱の原因となります。

たとえば、今まで一度「おすわり」ができた時に一つ何かおやつをあげていたのでしたら、だんだんと2〜3回成功できたら一つ与えて、次は5〜6回成功できたら一つ与える、などのように徐々にレベルを上げていくことで達成できます。

この時、決まった誉め言葉を必ずかけるようにしてください。声に従う癖をつけるためです。

おやつがいつもらえるのかを犬に読ませないようにランダムにおやつを与えることで、ある意味ギャンブルのようにいつか褒美が来ると思うようになり、いつでも可能性を鑑みて指示に従うようになります。

しかしあくまでもこれは一例で、ワンちゃんによってトレーニングの仕方を変える必要があるでしょう。むしろ、おやつを持っていないと言うことを聞かなくなってしまうことに悩んでいる飼い主さんも多いぐらいです。

これは、褒美をあげるときにおやつを与えるだけのパターンしかしていないケースにありがちな結果です。

実は褒美は何でも良く、ワンちゃんが喜ぶもの、あるいは要素すべてを指しています。おやつをあげながら褒める、体を撫でてマッサージしてあげる、おもちゃで遊んで体を使わせる等、これらは全部ワンちゃんにとってのご褒美、嬉しい報いとなります。

おやつでトレーニングするのも有効ですが、おやつで釣るだけではなくコミュニケーションの道具の一つとして位置づけ、時にはおやつを与えない遊びや誉め言葉、優しく愛情をこめてボディタッチだけでしっかりと誉めるようにすれば、おやつをねだる癖がついてしまうことを避けられます。

まとめ

ワンちゃんを飼うのであればトレーニングは不可欠で、トレーニングと褒美は切っても切れない関係にあります。

おやつを食べさせることは簡単で手軽な方法ですし、実際そうでなければ成り立たないトレーニングもありますが、必ずしも何か食べ物を与えなければならないわけではありません。

ワンちゃんが喜ぶものを適切に与え、人間の最良のパートナーとも呼ばれるワンちゃんたちのポテンシャルを引き出してあげましょう。

その結果得られる愛犬との友情は、必ずや何物にも代えがたい宝物となるでしょう。

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うちのワンコはモグワンで少し太りました。ちょっと食わせすぎたかもしれませんww

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オリジン以外に色々試していました。みる限り原材料はプレミアムドッグフードに値する内容です。健康なうんちも出ています。 小型犬はすこし粒が大きいので、食べさせ方に工夫が必要ですよ。

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気にしないでワンコに色々食べさせている飼い主はよくないと思います。

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コスパもよく 、馬とかチキンとかわかりやすい原材料なのでアレルギーの心配が無いので 安心して与えられます、何の肉か分からないジャーキーより安心です