ラブラドールレトリバーって?基礎知識とおすすめドッグフードはこれ!

世界中で愛されている「ラブラドールレトリバー」は、世界で最も飼育頭数が多い人気の犬種です。日本は小型犬の人気が高い国ですが、2016年の統計では4000頭弱と、大型犬の中では「ゴールデンレトリバー」に次いで2番目に人気の犬種です。今回はラブラドールレトリバーの特徴や健康管理、おすすめのドッグフードなどを紹介します!

ラブラドールレトリバーって?

ラブラドールレトリバーの特徴やおすすめのドッグフード

日本だけでなく、世界中で愛されている「ラブラドールレトリバー」は、世界で最も飼育頭数が多い人気の犬種です。日本は小型犬の人気が高い国ですが、2016年の統計では4000頭弱と、大型犬の中では「ゴールデンレトリバー」に次いで2番目に人気の犬種です。

「災害救助犬」や「探知犬」、「軍用犬」など、いろんな分野で人間のために役立つ、幅広い仕事をしていて、使役犬としても世界で一番用いられている犬種です。

最も身近なのは、視覚障害者の目となって、盲導犬として働く姿です。パートナーに従順で、おとなしく寄り添って歩く姿や、電車などの乗り物で飼い主の足元で静かに座っている姿から、「大人しくて飼いやすそう」というイメージを持っている人が多くいます。

しかし、実際に飼い始めると「想像と全然違う」という声も多く聞かれる犬種です。では、ラブラドールレトリバーはどんな性格なのでしょうか。性格や体質などの基礎知識や、かかり易い病気、最適なドックフードなど、飼う時のポイントになる情報をまとめました。

ラブラドールレトリバーの基礎知識

最初に、ラブラドールレトリバーの由来や、身体的な特徴、基本的な性格など、基礎的な情報をご紹介いたします。

ラブラドールレトリバーの歴史

ラブラドールレトリバーは、カナダで見出され、イギリスで発展した狩犬です。起源は不確かな点も多いようですが、一般的にはカナダのニューファンドランド島に生息していた「ニューファンドランド」が原型だとされています。

16世紀にイングランドからニューファンドランド島へ入植した時に、持ち込まれた使役犬と現地のニューファンドランド犬が交配して「セント・ジョンズ・レトリバー」が誕生し、300年にわたり漁師の手助けをするなど水中作業犬として活躍していました。

その漁業の様子を見ていて、使役犬としての高い能力に興味を抱いたイングランドの貴族「初代マルムズベリー伯爵」によってイングランドに逆輸入され、改良が加えられて現在のラブラドールレトリバーの基礎となる犬種が誕生したようです。

名前の「ラブラドール」は、カナダの北大西洋岸にあるグリーンランドに近い半島の名称であり、1498年にポルトガルの探検家「ジョアン・フェルナンデス・ラブラドール」がその半島を発見したために由来している名前です。

イングランドには、すでに「ニューファンドランド」も輸入されていたため、両者を区別するために、改良された「セント・ジョンズ・レトリバー」には、出身地の地名を取って「ラブラドールレトリバー」と名付けられました。

余談ですが、厳密に言うと実際の出身地は「ラブラドール」ではなく、ニューファンドランド島の南東部に位置する「アバロン半島」のようです。

身体的な特徴

ラブラドールレトリバーの体格は、国によって若干の違いがありますが、日本に住んでいる犬の平均を取ると、オスが体高57cmから62cm、体重は29kgから36kg程で、メスはオスより少し小柄で、体高54cmから59cm、体重は25kgから32kg程です。

基本的な被毛のカラーは、「ブラック」、「イエロー」、「チョコレート」の三種類です。三色とも、体の一部に白斑が出来る事があります。これは、かつてタキシード柄だった名残と考えられています。

犬種としての区別ではありませんが、体格によって「イングリッシュタイプ」と、「アメリカンタイプ7」の2つのタイプに分ける事ができます。

イングリッシュタイプの特徴は、全体的に太くがっしりした体形をしていて、ドックショーでの見栄えが良く、スタイルの美しさを追求した「ショータイプ」の体格をしています。

アメリカンタイプは、すらっとした長い脚が印象的で、全体的に細身なので、運動能力や作業能力に優れており、「フィールドタイプ」と呼ばれる事もあります。

水中作業犬として発展した犬種なので、意外と知られていない事実ですが、ラブラドールレトリバーの足には、なんと「水かき」が付いています。水辺で獲物を回収する事に秀でた能力を発揮し、「水鳥回収の王」という異名も持っています。

平均的な寿命は10年から13年ほどで、小型犬に比べると短命ではありますが、中・大型犬の中では、比較的長生きする犬種です。最長では27年も生きたラブラドールレトリバーもいます。

ラブラドールレトリバーの性格

ラブラトールレトリバーは、とても穏やかで温和な性格です。誰にでも友好的な性格なので、見知らぬ人にも、無駄吠えしたり、攻撃的な態度を示したりすることがありません。その為、子供がいる家庭でも安心して飼う事ができます。

他の犬や動物に対しても攻撃的になる事が少ないので、お散歩中にトラブルになる事もあまりありません。しかし、警戒心が低いので、番犬としての役割を果たしてくれる事は期待できません。

盲導犬として働いている様子を見ると、とても大人しいイメージがありますが、実はやんちゃで遊び好きの一面があります。特に、物を加える事が大好きなので、ボールやフリスビーなどを使って遊ぶ事をとても喜びます。

ラブラドールレトリバーは、昔から作業犬として活躍していたように、従順さと高い作業能力を兼ね備えた犬種です。非常に賢く、状況判断の能力にも優れているので、とてもしつけやすく、犬を育てるのが初めての人でも飼いやすい犬種です。

盲導犬として用いられる理由

ラブラドールレトリバーは、人が大好きで、懐っこい性格のため、古くから人間のパートナーとして仕事をしてきました。何かの仕事を与えられ、人間から褒められる事が大好きなので、日々仕事をこなす盲導犬としても、ストレスなく働いてくれる気質があります。

適度な大きさの体格も、盲導犬として用いられる理由です。盲導犬はパートナーの目となって、お店やレストラン、会社の中など、普段であれば犬が入れない所にも入り、人間の生活により深く密着して生活しなければなりません。

当然ですが、「チワワ」や「トイプードル」などの小型犬では、小さすぎて人間をリードする事ができませんし、周囲の人に気付いてもらえず、踏まれたり、事故にあう危険が高まります。

しかし、大型犬の中でも愛くるしい顔つきのため、「シェパード」や「セントバーナード」のように、大きすぎて威圧感を与えたり、周囲の人に恐怖心を与えたりする事が無く、犬が苦手な人にも比較的受け入れやすい犬種です。

また、見た目や体格で同じような印象を与える「ゴールデンレトリバー」や「フラットコーテッドレトリバー」よりも、長毛種のためにお手入れの簡単な犬種のため、愛犬の世話が難しい視覚障害者の負担が少なくて良いのも、盲導犬として選ばれる理由の一つです。

ラブラドールレトリバーの飼い方

運動量が豊富で、肥満になり易い犬種のため、毎日しっかりと運動させる必要があります。散歩は一日二回、30分から1時間を目安に、しっかり運動させてあげましょう。また、ドックランや公園でボールなどを用いた運動もさせてあげましょう。

比較的寒さや暑さに強い犬種なので、外で飼う事も可能ですが、人と過ごすことを好む犬種なので、屋内で飼う方が望ましいでしょう。

ラブラドールレトリバーは、トリミングを行なう必要のない犬種ですが、清潔な状態を保つように心がけましょう。月に一度は全身をシャンプーし、それに合わせて耳掃除や爪切り、肛門腺絞りなど、必要なケアを行うと良いでしょう。

ダブルコートの被毛なので、通常でも抜け毛がある犬種です。週に3から4回を目安に、定期的にブラッシングすると良いでしょう。換毛期には、可能であれば毎日実施しましょう。

しつけ方

温厚な性格ですが、人懐っこい性格なので、飛びつき癖がついてしまう事があります。また、ボールなど物をくわえる事も大好きなので、噛みついてくる事もあります。それで、子犬のうちから、「待て」や「甘噛み」が出来るようしつける必要があります。

飛びつき癖がついてしまう原因は、飼い主の対応が誤っている事が多いようです。飛びつかれた時に、飼い主がかまってくれると、飛びついても良いと誤って覚えてしまい、他の人にも飛びつくようになってしまいます。

それで、飛びつく素振りを見せたら、「お座り」の指示を出し、静止させましょう。お座りが出来ない小犬には、飛びつこうとした時に、顔に布を被せるなどして驚かせ、動きが止まった時に「待て」と指示し、飛びつこうとすると「待て」の指示が出ると学習させます。

ラブラドールレトリバーがかかり易い病気

ラブラドールレトリバーがかかり易く、注意すべき代表的な病気を2つご紹介します。

肘関節形成不全

「肘関節形成不全」とは、前腕部と上腕部を結ぶ肘関節に形成異常が生じた状態を指します。肘の関節は、上腕部を形成している「上腕骨」と前腕部を形成している「橈骨(とうこつ)」、「尺骨(しゃっこつ)」がかみ合わさった状態で構成されています。

しかし、この3本の骨の一ヵ所にでも異常があると、関節がうまくかみ合わなくなり、運動障害を抱えるようになります。こうした状態を、肘関節形成不全と言います。

肘関節形成不全の主な発生場所は、肘の内側です。具体的に言うと、尺骨の上端にある、フックのように上腕骨と連結している「肘頭骨端(ちゅうとうこったん)」の癒合不全が代表的な症例です。

また、肘の内側の「内側鉤状突起(ないそくこうじょうとっき)」や、「内側上顆(ないそくじょうか)」が離断する事も良く生じます。

主な症状としては、びっこをひくなど歩き方が不自然になったり、前脚の形に異常が生じたりします。また、関節内に水が溜まる事もあります。多くの場合、強い痛みを伴うので、愛犬が運動を嫌がるようになります。

肘関節形成不全の主な原因は、「遺伝」と「過度な機械的ストレス」の2つが考えられます。好発する犬種がある程度特定されていて、症例が大型犬に集中しているので、他の犬種と比較して、成長期における体の変化が大きい犬種が抱えやすい病気です。

また、4カ月から10カ月の成長期に、落下や追突など事故、または激しい運動や、肥満による急激な体重増加など、「過度な機械的ストレス」が加わる事によって、肘関節の成長が阻害されてしまい、発症するケースもあります。

症状が軽い場合、「安静療法」が用いられ、症状が落ち着くまで激しい運動を避け、安静を心がける事で快方に向かいます。合わせて、患部への負担を軽減するため、食事制限などを並行して行い、適正な体重へとコントロールする事も行なわれます。

重症の場合は、「外科的な手術」が必要になります。例えば、肘突起の癒合不全の場合、スクリューを用いた固定や骨切り術が行われます。また、内側鉤状突起や内側上顆の離断の場合、関節鏡や関節切開による骨片や軟骨片の除去を行います。

痛みが激しく、通常の歩行など日常生活にも支障が見られる場合には、抗炎症薬や鎮痛薬を投与する「投薬治療」を行なって、痛みを和らげる事もあります。

遺伝的な要因や、不慮の事故は防ぎようがありませんが、「過度な機械的ストレス」を軽減する事は可能です。特に成長期の時期には、床に絨毯やマットを敷いたり、餌の与え過ぎに注意して、肘関節への負担を軽減する事ができるでしょう。

胃捻転

「胃捻転」とは、簡単に言うと胃が捻じれてしまった状態の事です。最も多い症例は、胃の出口へと繋がる十二指腸が、おなか側を右から左に通過して右回りに捻じれるケースです。

胃が捻じれると、周囲の血管なども胃と一緒に捻じれ、胃の内容物が腸へと流れず、ガスを発生しながら胃が膨張し、周囲の臓器を圧迫します。場合によってはショックを起こし、発症してから数時間で死亡する事もあります。

主な症状としては、嘔吐やえずき(吐こうとするが何も出てこない)、お腹が張っている、お腹をなめたりして気にしている、大量のよだれを垂らしている、頻繁なゲップ、呼吸が荒い、水を大量に飲む、などがあります。

犬は自分で痛みなどの症状を訴える事は出来ないので、食事の直後ではなく、数時間たった後に、上記のような症状や、腹部を気にする様子が続く時は、緊急で動物病院を受診する必要があります。

胃捻転の原因は主に3つの要因が考えられます。一つは遺伝的な要因です。銅の容積が広く胸が深いラブラドールレトリバーは胃捻転が好発する犬種です。年齢や性別は関係なく、犬種によって発症しやすい犬種が特定されています。

二つ目の要因は、食事の習慣です。急いで食べる、噛まずに呑み込む食べ方や、食後すぐに激しい運動をした事が原因で発症するケースも多くあります。特に、大量に食べたり飲んだりした後にすぐに運動すると、重くなった胃が動き捻転する可能性が高くなります。

三つ目の要因は、加齢です。高齢になると、胃を支えている靭帯が衰えてきて、支える力が弱くなっていくため、空腹や満腹などの胃の状態に関わらず、寝返りなどの動きによって胃が捻じれてしまう事があります。

治療は緊急性を要するので、直ちに注射針などを用いて拡張した胃の空気を抜く事が行われます。胃の血流を回復させ、積極的にショック療法が行われます。

重症の場合は、回復して捻じれた胃を元の位置に戻す外科手術が行われ、再発を防止するために、胃の一部を固定する処置が施されます。場合によっては、胃の一部を切除して容積を減らし、捻転する危険を軽減させる手術が行われる事もあります。

食習慣の見直しなど、予防を積極的に行なうと良いでしょう。食事は散歩の後にして、食後すぐに運動させない事を徹底する事に加えて、食事の回数を増やしたり、少しずつ与えたりして、空腹状態から、急いで一気に食べてしまわないよう工夫するのも効果的です。

胃捻転は、発症してから治療までの時間が生死を分ける病気です。病院に着くまでに時間がかかり、犬が持たなかったというケースもあるようです。それで、夜間でも緊急で対応してくれる最寄りの病院をあらかじめ調べておく必要があるでしょう。

ラブラドールレトリバーに最適のドックフードは

ラブラドールレトリバーを飼っている方にお勧めなのは、「カナガン」というドックフードです。「肘関節形成不全」も「胃捻転」も、適正な体重を保つ事が最善の予防策になります。

カナガンは「高たんぱく低炭水化物」で、脂質も低く抑えられているドックフードなので、体重だけが増えて行ってしまうドックフードとは異なり、筋肉や骨格の成長に役立つ「たんぱく質」が豊富に含まれています。

大型犬に特に必要な「リン」と「カルシウム」のバランスを考慮し、最適と言われているリンとカルシウムの比率が1対1から1対2に保てるように、ふさわしいミネラルバランスで作られています。

肘関節形成不全を発症しやすく、関節が弱い傾向があるラブラドールレトリバーですが、カナガンには「グルコサミン」と「コンドロイチン」が配合されています。

穀物を使用していない「グレインフリー」のドックフードなので、アレルギーの心配もありませんし、危険な添加物を使っていないので、ワンちゃんに安心して食べさせる事のできる、お勧めのドックフードです。

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