マルチーズって?基礎知識とおすすめドッグフード2つ!

真っ白な美しい毛並みと小さな愛らしい体が印象的なマルチーズは、かつて日本でも爆発的な人気を誇っていた犬種の一つです。今回はマルチーズの特徴や健康管理、おすすめのドッグフードなどを紹介します!

マルチーズって?

マルチーズの特徴やおすすめのドッグフード

真っ白な美しい毛並みと小さな愛らしい体が印象的なマルチーズは、かつて日本でも爆発的な人気を誇っていた犬種の一つです。また、犬種としての歴史も古く、イソップ物語やギリシャの美術品の中にもその姿を見る事が出来ます。

今回は、そんな世界中で古くから愛されているマルチーズの歴史や特徴などの基礎知識や、飼い方やしつけ方、お勧めのドックフードなどの役立つ情報をご紹介いたします。

マルチーズの歴史

名前の通りマルチーズは、地中海のマルタ島を原産地とする犬です。世界最古の愛玩犬と言われているように、その歴史は古く、西暦前1500年頃から地中海貿易の中継地点として栄えていたマルタ島に、フェニキア人が持ち込んだ犬が元になっていると言われています。

15世紀以降、明るい外見と聡明な性格から貴族の間で好んで飼われるようになり、17世紀にイギリスがマルタ島を植民地にした事をきっかけに、イギリスに持ち込まれ、やがてイギリス王室に献上されヴィクトリア女王など、王室貴族にも愛されるようになりました。

このように、貴族や王族など、上流階級の貴婦人たちが、膝の上に大人しく乗ってくれるので、可愛らしい「抱き犬」として好んで飼っていた事から、「犬の貴族」とも言われています。こうした背景のため、マルチーズは当時破格の値段で取引されていました。

1800年代に、他の犬種とのかけ合わせが盛んに行なわれた結果、一時正当なマルチーズの系統が絶滅してしまう危機にひんした事もありますが、マニラから輸入した数頭のマルチーズを元に、系統を継承する事に成功しています。

日本に輸入されたのは、1850年代で、高度経済成長の時期には、「ポメラニアン」と「ヨークシャ・テリア」と共に、座敷犬の御三家と言われるほど高い人気を博しました。現在でも安定した人気を誇る犬種の一つです。

身体的な特徴

個体差はありますが、マルチーズは一般的に、平均すると体長は25cm、体重は2kg程度と言われています。オスとメスによる体格の相違はほとんどありません。真横から見ると「スクエア」型の体型をしており、身軽で軽快な動きが出来ます。

独特の垂れ目と垂れ耳をしていて、非常に愛らしい外見をしています。被毛に覆われていて分かりにくいですが、骨格は非常に小さく、小型犬の中でも、「チワワ」のように超小型犬に分類される犬種です。

最大の特徴は、「シルク」のように美しい、輝く白い被毛です。シングルコートのため、毛は抜けにくく、放っておくと床に磨るほど長く伸びます。奇麗に被毛を伸ばしたい場合は、毎日「ブラッシング」や「コーミング」を行なう必要があります。

性格

マルチーズは、あまり活動的な犬種ではなく、他の小型犬と比較すると、落ち着いた印象を与える犬です。しかし、遊び好きな一面もあるので、散歩や遊びなどの運動になると活発に動き回ります。

物分かりがよく、穏やかな性格の犬種ですが、体が小さく、臆病な一面があるので、他の犬やインターホンなどの突然の物音にびっくりして、おびえたりする事があります。気が強い所もあり、相手が大型犬でも立ち向かっていく事もあります。

甘えん坊な性格なので、飼い主や家族などには、べったりくっ付いてきて甘えますが、見知らぬ人には警戒心を示します。警戒心が強いので、番犬としても働いてくれます。

「さびしがり屋」な一面もあるので、お留守番は得意ではありません。無駄吠えし易い所もあります。ただ、利口で頭の良い犬種なので、比較的しつけし易い犬種です。初心者でも飼いやすいワンちゃんと言えるでしょう。

基本的にオスの方が穏やかでおっとりした性格をしています。メスは子育てをしなければいけない事から、少し警戒心が強く、気が強い所があります。当然ですが、個体によって異なりますので、一概にオスの方が飼いやすいという事は言えません。

マルチーズの飼い方

マルチーズは胃袋があまり大きくないので、食べ過ぎる事がないように、15分ほどで食べきれる位の量を、一日数回に分けて与えましょう。適当に与えて良い事は無いので、便の様子などを確認しつつ、食べ過ぎに注意して与えましょう。

小型犬なので、基本的にそれほど運動量を必要としない犬種です。室内の自由運動や、30分程度の散歩で十分でしょう。足腰があまり強くないので、アスファルトや、家のフローリングなどで痛めないよう、注意しましょう。

マルチーズしつけ方

どの犬種でも言える事ですが、しつけで大切なのは、子供のころから正しくしつける事です。子犬の時に甘やかしてしまうと、ワガママで手のつけられない犬になってしまう可能性があります。

利口で穏やかな性格の一方で、神経質で警戒心が強い性格なので、マルチーズは特に子供の頃からしっかりしつける必要のある犬種です。マルチーズの性格から、懸念される悪習と、正しいしつけ方について説明します。

無駄吠えや噛み癖

とにかく「無駄吠えを覚えさせない」という事が重要になります。マルチーズは初対面の人や初めて見る物に警戒して、吠えてしまう傾向がありますが、そんな時はすぐに静止するようにしましょう。

具体的には、ワンちゃんが吠える声よりも大きな声で「ダメ!」と言ったり、大きな音のする物を用いて、驚かせて静止させます。大きな声を出したのと同時に、大きな音や声が聞こえると、びっくりして吠えるのをやめてしまいます。

ただ、名前を大きな声で叫ぶと、自分の名前を罵声と勘違いしてしまう事があるので、注意が必要です。飼い主も感情的になってしまうと逆効果なので、冷静に注意して静止した後は、すぐに雰囲気を切り替えるようにしましょう。

噛み癖に対しては、実際の母犬がやっている子育てをまねる事ができます。子供に噛まれると、母犬はすぐに噛み返します。「噛むと痛い!」という事を理解するように教えているのです。

それで、犬に噛まれたら、犬を裏返しにして胸や首を抑えて、うなり声をあげながら犬の目を見つめたり、犬が鳴くぐらいの強さでつねり返して、「噛むと痛い!」という事を教えましょう。

分離不安

飼い主への依存度が高い犬種なので、長時間家を留守にしたりすると、吠え続けたり、破壊活動を行なうなど、パニック状態になる事もあります。かわいいので常に側に置いて、いつでも一緒にいる事が習慣になると、この傾向を助長してしまいます。

こうした「分離不安」を生じさせないためには、小さい頃から、飼い主に依存し過ぎない習慣を身につけさせる必要があります。休息中は「ゲージ」や「クレート」の中など静かな場所で、一人でも過ごす事が出来るように習慣付けるようにしましょう。

いきなり距離を置くとワンちゃんも戸惑いますので、新しいおもちゃを与えたことをきっかけにしてクレートの中で遊ばせるなど、徐々に一人の時間を増やして、自然と飼い主と一緒にいなくても過度に不安に感じないようにトレーニングすると良いでしょう。

お出かけや帰宅時に、飼い主が大げさに可愛がらない事も効果的です。派手な「行ってきます」や、「ただいま」などのセレモニーを習慣にしてしまうと、結果として過度なストレスを生じさせます。静かに淡々と行動するようにしましょう。

トイレのトレーニング

トイレのトレーニングは、家に迎えた時から始まります。マルチーズの小犬は、知らない場所に来て、最初は緊張していたおり、床に座ったり、少し歩いたりすると安心して、気持ちが緩むと排泄してしまいます。

そのため、家に連れてきた時に、すぐに放すのではなく、あらかじめ用意していたゲージの中に入れましょう。ゲージの中にトイレシーツを敷いておき、小犬の緊張がほぐれて排泄した時には、思いっきり褒めてあげるようにしましょう。

トイレのしつけのポイントは叱るのではなく、褒めてあげる事です。叱ってしまうと、排泄事態を悪い事と勘違いして、隠れてするようになります。根気が必要ですが、失敗しても決して叱らず、うまくトイレで出来た時に、しっかり褒めてあげるようにしましょう。

注意すべき病気

マルチーズには目や耳の病気や、関節の病気など、注意すべき病気が幾つかあります。代表的な物をご紹介します。

流涙症

「流涙症」は、鼻涙管(涙を目から鼻へと排出するための管)がつまったり、欠損していたりすることで、常に目から涙があふれた状態になる病気です。

涙で常にしまっているため、細菌が繁殖して目の周囲の被毛が赤茶色に変色する、「涙やけ」が起こります。マルチーズは真っ白な被毛が特徴的な犬種なので、涙やけがとても目立ってしまいます。

涙が出る事や、「涙やけ」などの症状以外にも、「目やに」が増えたり、鼻の横に湿疹が生じたり、湿疹部の周囲を気にして擦るような動きをするようになります。

流涙症の主な原因は、涙の過剰分泌です。ゴミや毛などの異物や、逆まつげなどの眼球への刺激によって涙が増えます。「結膜炎」や「角膜炎」、「眼瞼炎」などの炎症が要因となる場合もあります。

涙の分泌量は正常でも、うまく排出できないケースもあります。「鼻炎」や「副鼻腔炎」によって鼻涙管が圧迫されたり、鼻腔や上顎骨周辺に腫瘍が出来る事によって、鼻涙管が閉塞してしまい、涙を排出出来なくなります。

極めてまれなケースですが、生まれつき排出する穴が閉じてしまっている「無孔涙点」という、先天的な奇形が原因の場合もあります。

流涙症の治療は、原因によって異なります。ゴミや毛などの異物が原因の場合は、異物を取り除き、目薬などで眼球を洗浄します。逆まつげなどの体毛が原因の場合は、目の周辺の無駄な毛をカットして、目に入らないようにします。

「結膜炎」や「角膜炎」、また「鼻炎」や「副鼻腔炎」などの他の疾患が影響している場合は、そうした基礎疾患の治療を優先して行います。慢性的に鼻涙管の閉塞が見られる場合には、カテーテルを用いて目詰まりを改善する治療を行なうケースもあります。

「無孔涙点」が原因の場合には、外科手術を行い、人工的に涙を排出する穴を開通させる必要があります。

流涙症によって被毛が茶色く変色してしまうと、元の美しい被毛には戻せない事もあります。放置しても自然に改善する事は期待できないので、涙くらいと軽視せず、症状がひどくなる前に動物病院を受診する事をお勧めいたします。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とは、後ろ足の膝蓋骨、いわゆる膝のお皿の部分が正常な位置から外れてしまう病気です。膝関節の溝が浅い小型犬に多く見られる病気です。

膝蓋骨脱臼の原因は、大きく分けると2つのケースが考えられます。まず、遺伝的な要因によって、生まれつき関節や骨、靭帯などに形成異常が生じて発症する場合があります。また、事故や高い所からの落下などの外部からの衝撃によって発症する事もあります。

膝蓋骨脱臼の症状には幾つかの段階があります。軽症の場合は、時折膝の皿が外れるものの、すぐに正常な位置に戻るので、たまにスキップするような歩き方に見える程度で、特に生活に支障は生じないことが多いようです。

しかし、放置すると悪化してしまい、常に膝が外れた状態になってしまいます。結果として、後ろ足が変形してしまい、曲げたままで歩く事が出来なくなってしまい、足を引きずって歩くなど、正常な歩行が困難になってしまいます。

軽症の場合には、関節を正常に動かすためのリハビリで改善する事もありますが、重症の場合には、時間の経過と共に変形も進んでしまうため、早期の手術が勧められます。特に先天的な原因の場合には、骨が成長してしまう前に治療を行なう必要があります。

外耳炎

「外耳炎」とは、名前の通り、音が通る「外耳道」に炎症が起きる病気です。犬の外耳道には、「耳介」、「垂直耳道」、「水平耳道」がありますが、このうち炎症が生じるのは、垂直耳道と水平耳道です。

外耳炎の原因はいろいろありますが、多いのは細菌や真菌の繁殖によるものです。また、寄生虫によって発症する場合もあります。「耳ヒゼンダニ」や「イヌセンコウヒゼンダニ」、「ニキビダニ」などによる耳疥癬や、ダニの排泄物や傷が原因となって炎症を起します。

耳垢が蓄積していたり、被毛やポリープ、腫瘍など原因となる場合や、散歩中に雑草などの異物が入って炎症を起こしている場合もあります。甲状腺ホルモンの異常によって、ホルモン分泌が乱れ炎症を起こすケースもあります。

治療は原因によって異なります。細菌が原因の場合は、抗菌薬や抗真菌薬をつかって、増殖した細菌や真菌を殺菌する「殺菌治療」が行われます。寄生虫による炎症の場合は、洗浄剤を使って患部を洗浄し、「抗ダニ薬」を塗って治療します。

異物が混入したために炎症を起こしている場合は、異物を取り除きます。ポリープや腫瘍がある場合には、外科的な手術によって除去する必要がある場合もあります。

日ごろから耳のケアを定期的に行なう事によって、ある程度予防できる病気です。「イヤ―クリーナー」を使って清潔な状態に保ち、耳垢を溜めないようにしましょう。また、梅雨の時期や、シャンプーした後など、耳の中が湿った状態を放置しないようにしましょう。

お勧めのドックフードは

最後に、マルチーズの特性や健康を考慮して、最適なドックフードを二つご紹介します。

アランズナチュラルドックフード

まずご紹介したいのが、「アランズナチュラルドックフード」です。マルチーズは、食べむらが多い犬種の一つです。全体的に食が細い傾向があり、少ない食事量でもしっかり栄養を摂取させる必要があります。

全ての原材料が天然の素材で作られています。ナチュラルドックフードは、一般のドックフードに比べて、消化吸収率が高く、栄養となる原料で作られているので、少ない量でもしっかり必要な栄養素を補う事が出来ます。

また、アレルギーの原因となる原料や、たんぱく質が高すぎないので、「涙やけ」になり易いマルチーズには、最適なドックフードです。実際口コミ評価でも、アランズナチュラルドックフードを与えるようになって、涙やけが軽減したと言う声が多く見られます。

「ヒューマングレード」の商品で、人間でも食べられる上質なラム肉などが使用されており、危険な添加物や保存料が一切使用されていないので、愛犬の健康への心配をする事なく、安心して食べさせる事が出来ます。

カナガン

次にご紹介したいのが、「カナガン」です。カナガンには、愛犬の関節の健康を考えて、「グルコサミン」と「コンドロイチン」が配合されています。

「グルコサミン」には、軟骨の摩擦を抑えたり、傷ついた関節軟骨を修復したり、再生したりする効果が期待できます。また、炎症などによる関節の痛みを軽減し、腫れを改善する効果が期待できます。

「コンドロイチン」には、軟骨の水分量を守る効果があります。軟骨は例えると、スポンジのようになっていて、水分が失われると柔軟性が損なわれ、スムーズに動かす事が出来なくなります。

カナガンには、こうした関節の健康をサポートする成分が含まれているので、関節が細く、痛めやすいマルチーズに最適なドックフードです。

アランズナチュラルドックフードと同じように、品質にもこだわって作られており、アレルギーの原因になる穀物や人工の添加物が入っていないので、安全性の点でも安心できるドックフードです。

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