ボーダーテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

ボーダーテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

イングランド原産のボーダーテリアはテリア種の中でも最も古い犬種といわれており、テリアらしさとテリアの中では扱いやすい性格を持っているため家庭犬としても人気があります。 日本ではそれほどメジャーな犬種ではありませんが、今回はボーダーテリアの基礎知識を通してその魅力に気づいてもらえればうれしいです。 かかりやすいとされる病気やおすすめのドッグフードも紹介しますので、飼育してみたいと思うようになったらぜひ参考にしてくださいね!

ボーダーテリアって?

Border Terrier

イングランドとスコットランドの国境(ボーダー)にあるチェビオト丘陵付近で農家や羊飼いたちに大切に飼われていたのがボーダーテリアです。

現存するテリア種の中では最も古いと言われており、昔のままの姿を今でもとどめている唯一の犬種ですが、ボーダーテリアとして公認されたのは1900年に入ってからのことでした。

主にキツネ狩りで活躍していた優秀な地中猟犬でしたが今では家庭でもペットとして飼育されています。

それではまずはボーダーテリアの歴史から調べてみることにしましょう。

ボーダーテリアの歴史

ボーダーテリアが文献で紹介されているのは17世紀になってからのことですが、ボーダーテリアのような犬種はすでに14世紀に存在していたとされています。

イギリスのイングランドとスコットランドの国境にあるチェビオト丘陵付近で育種されたとされていて、1882年の文献によるとキツネを穴の中から追い出す仕事をしていたとのことです。

ずる賢くて大きなキツネに勇敢に立ち向かうことのできる勇気と疲れ知らずのスタミナを持ったボーダーテリアは、さらにスピードやアジリティのある地中猟犬として進化していきました。

キツネの害から農場や羊の群れを守ることができたので、農家や羊飼いたちに大切に飼育され、他の地方には出されなかったために世界中にその名が知れるのはずっと先のこととなりました。

その後もイギリスでは貴族たちの間でキツネ狩りがスポーツとして人気を博していましたが、ボーダーテリアは猟犬としての能力の高さから多くのハンターたちに重宝されました。

キツネ狩りは馬に乗ったハンターと猟犬たちが共に移動し、ボーダーテリアなどの地中猟犬がキツネの穴に入っておびき出し、最後にフォックスハウンドなどのハウンド犬がキツネをしとめるというやり方でした。

ハンターが乗っている馬についていくわけですから相当の脚力とスタミナが必要とされましたが、大型犬にも劣らぬ能力に加えて粘り強さと不屈の精神を持っている優秀な猟犬でした。

以前は別の名前で呼ばれていたようですが、1880年ごろにはボーダーテリアという名で呼ばれるようになり、ドッグショーにも登場するようになりました。

それでも犬種として知られるには時間がかかり、イギリスのケネルクラブに公認されたのは1920年、そしてアメリカンケネルクラブ(AKC)に公認されたのはさらに10年後の1930年のことでした。

テリア犬としての特徴を最古のまま残している犬種ではありますが、従順で訓練しやすいことから現在では世界中でショードッグや家庭犬として人気を得ています。

ボーダーテリアの特徴

Border terrier in front of a white background

テリア種の犬種といえば「テリアキャラクター」などと呼ばれて飼育するには扱いにくいという印象がありますよね。

ボーダーテリアは他のテリア種と同様に狩りでは執念深く獲物を追いかける激しい気質を見せるものの、家庭犬としての評価も高いという珍しい犬種なんです。

それではボーダーテリアの特徴や平均寿命、性格などについて調べてみましょう。

優れた猟犬の特徴を持った小型犬

ボーダーテリアは農家などで被害を与えていたキツネを狩るのに活躍していた猟犬です。

主な仕事はキツネを穴に潜っておびき出すことで、穴に入っていきやすいように小型化されて今の大きさになりました。

平均的な大きさはオスとメスともに体高が25㎝前後で体重はオスが5.9㎏~7.1㎏、メスが5.1㎏~6.4㎏程だとされています。

馬と一緒に走ることができる長い足と脚力、そして大型犬にもひけをとらないスタミナを持っていて、キツネを穴の中まで追いかけて対決するための頑丈な骨格、そして強いあごも持っています。

執念深さや不屈の精神を持つともいわれていて、非常に優れた猟犬としての特徴を持っていたため原産地で重宝されていました。

テリア犬には珍しい短毛種

長い被毛のテリア犬種が多いですが、ボーダーテリアは短い被毛を特徴としています。

ダブルコートで密生した柔らかい下地の上にワイヤー状の粗い上毛がはえており、雨や霧の中でも体温を保ち長時間獲物を追いかけまわすことができます。

短毛ではありますが、厚くてたるんだ皮膚をしているので、獲物に攻撃された場合でもダメージを少なくすることができます。

他の長毛のテリア種のようなエレガントな外見というわけではありませんが、原種に最も近いテリア種としての素朴さと親しみやすさを感じることができる犬種だといえるでしょう。

ボーダーテリアの寿命

アメリカンケネルクラブ(AKC)の情報によるとボーダーテリアの平均寿命は12歳から15歳となっています。

他の小型犬と同じで寿命は比較的長いほうだといえるでしょう。

また親犬からの遺伝性疾患が少ない犬種だともされているのでそれも比較的長生きできる理由かもしれませんね。

それでもボーダーテリアはかかりやすいとされる後天性疾患がいくつかあるので、健康を保って生活できるように注意しなければなりません。

かかりやすい病気についてはこの記事の後半にまとめますので是非参考にしてくださいね。

ボーダーテリアの性格

Border terrier in front of a white background

テリア種というと独特のテリアキャラクターが有名で、喧嘩っ早いとか頑固だとかしつけるのが難しいという印象が強いですが、ボーダーテリアは人懐っこくて穏やかな性格を持っています。

飼い主や家族には従順で愛情深いため、欧米ではペットとして一般家庭で飼育されているほどです。

忍耐力がある犬種で、子供たちとも仲良くできますし、尻尾を引っ張られたくらいでは怒らないともいわれています。

ただ猟犬として獲物を追いかけることに特化した犬種であるということは忘れてはいけません。

攻撃的な性格ではありませんが、追跡衝動が強く残っているため、げっ歯類の小動物(ネズミ、ハムスター、ウサギなど)との相性はあまりよくありません。

好奇心が旺盛でいろいろなものに興味を持ち、散策に行きたがる性質も持っています。

独立心が強いので、気難しくて頑固な犬にならないように子犬の時からしっかりとしつけておく必要があるでしょう。

ボーダーテリアのかかりやすい病気

Young veterinarians at work checking Maltese ear at vet ambulant

ボーダーテリアは他の小型犬と同様に比較的長生きする犬種ではありますが、普段の生活の中で気を付けておかなければならない病気があります。

それぞれの病気の特徴や予防法を頭に入れておけば普段から気を付けることができますし、愛犬が必要以上に苦しむことがないようにすることができます。

それではボーダーテリアがかかりやすいとされている「椎間板ヘルニア」、「熱中症」、そして「尿路系疾患」について説明しますね。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは激しい運動や肥満、または骨の老化によって椎間板に負荷をかけすぎて損傷することによって麻痺や痛みを引き起こすことをいいます。

椎間板は様々な姿勢をしたり動きをするのを支えている部分なので、そこが麻痺したり痛むと運動失調を引き起こします。

ジンジンとした痛みによって背中などを触られるのを嫌がるようになったり、神経麻痺を起こすと自力で立ち上がることができなくなったりもします。

そうなると排便や排尿も困難になり、最悪の場合は半身不随になってしまうこともある恐ろしい病気です。

椎間板ヘルニアの治療は症状に合わせて行いますが、軽症の場合は薬剤を塗って痛みを和らげ、安静にすることによって改善するようにする内科的治療が可能です。

しかし重症の場合は外科的治療が必要となり、手術とリハビリによって神経の機能が回復するようにします。

命にかかわる病気ではありませんが、活動的で有り余るエネルギーを持っているボーダーテリアの元気がなくなってしまうのはかわいそうなので、できるだけ予防をして椎間板ヘルニアにならないように気を付けましょう。

予防としては、なるべく椎間板に負担をかけないような生活をすることに尽きますが、例えば階段の上り下りなど激しい動きをしないように注意したり、フローリングのようなすべりやすい床にはカーペットを敷くなどすることができるでしょう。

また肥満によって椎間板に負担がかかってしまいますから、食事の質や量、おやつについても与え方に気を付ける必要があるでしょう。

特に室内飼育をしていると運動不足で肥満になりやすいので、散歩や適度な運動を定期的に行って、ボーダーテリアの体重をしっかりと管理するようにしてください。

熱中症

夏になると熱中症で病院に運ばれる人に関するニュースを耳にすることがありますが、実は犬も熱中症にかかりやすいとされています。

特にボーダーテリアのように被毛がダブルコートで寒い地方で生活していた犬種の場合は注意が必要です。

熱中症は暑さの厳しい中で過ごしている際に発生し、体温が急激に上昇するため息苦しくなったり、嘔吐やふらつき、また目の充血などの症状が見られるようになります。

さらに症状が悪化すると虚脱や失神、全身のけいれん発作や意識をなくすなど危険な状態に入っていきます。

吐血や血便など出血症状が見られるようになり、ショック症状を起こして死亡してしまう可能性もあるので、早めの処置をとること、そして動物病院での診察を必要とすることもあります。

特に気を付けたいのが夏の散歩ですが、日中の暑い時間帯をなるべく避けて、早朝か日が暮れてから行うなど熱中症にならないように工夫することが大切です。

また車の中は非常に暑くなるので、夏場に限らず日が照っている時に愛犬を車内で留守番させるということはやめましょう。

ボーダーテリアは寒さには強いですが、暑さを苦手とする犬種ですので、たとえ家の中だとしても、室内温度に十分に気を付けるようにしましょう。

万が一熱中症の症状があらわれたら、まずは体を冷やして水分補給をするようにしましょう。

意識がなくなった場合は急を要しますから、すぐに体温を下げる処置を行いながら動物病院に連れて行くようにしましょう。

一度熱中症にかかってしまうと体内の臓器などにダメージを受けている場合があるので、たとえ回復して普通に見えたとしても動物病院で一度診察してもらうようにしましょう。

尿路系疾患

尿路とはおしっこの通り道のことですが、腎臓、尿管、膀胱、尿道のことを指します。

これらの通り道に何らかの問題を抱えることを尿路系疾患といいますが、主なものとして尿路に結石が作られてしまう病気を尿路結石といいます。

尿路結石になると頻尿、血尿、おしっこをする時に痛むといった症状があらわれるようになり、おしっこが出なくなってしまうと非常に危険な状態になり場合によっては命を失ってしまうこともあるので注意が必要です。

尿路結石には、おしっこの中にマグネシウムの量が多くなって結石を作ってしまうストルバイト結石や、反対にマグネシウムの量が少なすぎたりカルシウムが多くてできるシュウ酸カルシウム結石などがあります。

ドッグフードに入っているマグネシウムの量が原因になることがあるので、尿路系疾患にかかりやすいボーダーテリアの場合は特に注意して、マグネシウムなどのミネラルがバランスよく配合されているドッグフード選びをする必要があります。

また、おしっこを我慢しがちな犬や肥満、運動不足の犬の場合は結石のリスクが高くなるので、普段から水分補給をしっかりとすることや、肥満に気を付けて食事の質や量を管理すること、定期的な散歩や運動を心掛けることによって予防することができます。

尿路結石にかかってしまった場合は、結石の大きさが顕微鏡レベルであれば食事療法で改善できる可能性がありますが、場合によっては外科的手術が必要となります。

尿路結石は一度かかってしまうと再発する確率が非常に高くなるため、治ったとしても予防をしっかりと続ける必要があります。

ボーダーテリアのおすすめドッグフード3選!

Healthy dog food on wooden background

元気いっぱいに動き回るボーダーテリアには動物性たんぱく質がたっぷりの栄養価の高い良質のドッグフードを与えたいですね。

毎日同じものを食べるわけですから、ミネラルのバランスがいいものを与えて尿路系疾患の予防をしたいですし、関節を保護する成分が入っているドッグフードにすれば椎間板ヘルニアの予防にもなるでしょう。

それではボーダーテリアにおすすめのドッグフードを3つ紹介しますね!

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンドッグフードは動物愛護先進国であるイギリスで製造されたプレミアムドッグフードで、ドッグフードランキングでは必ず上位に登場するほどの人気があります。

安全で安心して与えることができることが人気の秘密で、イギリスにあるペットフード専門工場で徹底した品質管理のもと製造されています。

イギリスの平飼いチキンとスコットランド産のサーモンを全体の53%も使用しているので愛犬が必要とする良質な動物性たんぱく質をしっかりと摂取することができます。

また肉類の他に野菜や果物もバランスよく含まれているので犬が必要とするタンパク質、脂肪、糖質、ビタミン、ミネラルを摂ることもできます。

原材料は人間が食べることができるほどの良質なものばかりで、犬にとって害になるような人口添加物や、アレルギーを起こす可能性が高い穀物も一切使用していません。

椎間板ヘルニアにかかりやすいボーダーテリアですが、モグワンドッグフードにはグルコサミン、コンドロイチン、メチルスフォニルメタン(MSM)が含まれており、これらは関節軟骨の修復や、炎症や痛みを抑える働きを期待することができます。

消化吸収がよく、穀物の代わりに低GI値食品であるサツマイモを使用しているので血糖値や体重が気になる犬でも安心して与えることができ、肥満防止にもなります。

肥満は椎間板ヘルニアだけでなく尿路系疾患のリスクを挙げてしまうので、少しの量でもしっかりと栄養を摂ることのできるモグワンドッグフードはボーダーテリアにおすすめです。

さらに無添加ではありますが手作りのようなおいしさだという評判もあるので、愛犬が毎日の食事を楽しむこともできるでしょう。

カナガンドッグフード

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンドッグフードもイギリス産のプレミアムドッグフードで、モグワンドッグフードと同じペットフード専門工場で製造されています。

エリザベス女王に表彰されるなど、イギリスでトップレベルのプレミアムドッグフードとして根強い人気を誇っています。

原材料には平飼いチキンの生肉と乾燥肉が合わせて51%も使用されていて、良質な動物性たんぱく質を豊富に摂ることができますし、消化吸収がいいので愛犬の体に負担をかけることがありません。

アレルギーの原因になりかねない穀類は一切使用していないグレインフリーで、そのかわりに低GI値食品であるサツマイモやジャガイモを使用しています。

サツマイモは腹持ちがいい食材でもあるので、食べ過ぎを防いで肥満防止もすることができます。

またビタミンCやキナ酸が豊富なクランベリーも配合されているので膀胱炎の予防も期待することができます。

ビタミンCはシュウ酸とカルシウムの結合を防止するとされているので、クランベリーをはじめサツマイモやジャガイモにも含まれているビタミンCは尿路結石になりやすいボーダーテリアにとって大切な有効成分だといえるでしょう。

高タンパク、低炭水化物、無添加でグレインフリー、そして理想的なミネラルバランスということで、カナガンドッグフードもボーダーテリアにおすすめですよ。

ナチュロルドッグフード

ナチュロル

プレミアムフードの中でも「最高級」と呼び声の高いドッグフードですね。

容量/価格 850g / ¥3,000(税抜)
原産国 日本
メイン食材 牛生肉
対応年齢 全犬種、全年齢対応

外国産のドッグフードは心配だという人には国産の厳しい基準をクリアして製造されているナチュロルドッグフードがおすすめです。

アレルギーを起こしやすかったり消化に悪くて胃腸に負担をかけてしまう穀類などは一切使用していないグレインフリー・グルテンフリーのプレミアムドッグフードです。

ナチュロルドッグフードが指摘しているように、外国からコンテナで輸送されてくるドッグフードは過酷な環境のなか長時間の移動を経て日本にやってくるので、品質低下などが少なからずとも懸念されます。

その点、人間でも食べれるヒューマングレードの食材を使用しており、さらな産地までが明確に記載されているナチュロルドッグフードは安心して愛犬に与えることができるドッグフードです。

原材料には牛、鶏、馬、魚を使用していて、全体の55%もこれらの生肉が占めているので良質のたんぱく質をたっぷりと吸収することができます。

そして、安定・持続型ビタミンCが1000㎎も配合されているので、サプリメントを摂らなくても尿路結石をしっかりと予防することができます。

カロリーが高めなので運動量が多い元気いっぱいのボーダーテリアにピッタリのドッグフードだといえるでしょう。

まとめ

Border terrier in front of a white background

ボーダーテリアの基礎知識とおすすめドッグフード3選を紹介することができましたがいかがでしたか?

好奇心旺盛なテリア気質とフレンドリーな性格を持つボーダーテリアは家庭犬としても優秀で人気のある犬種だということがわかりました。

日本ではそれほどメジャーではありませんが、世界にはボーダーテリアをこよなく愛する飼い主さんたちがたくさんいるようです。

テリアキャラクターが心配なためにテリア種を敬遠していた人は、家庭犬としても人気が高くテリアキャラクターがそれほど強くないとされるボーダーテリアは飼育しやすいかもしれませんね。

そしてエネルギッシュでかわいらしいボーダーテリアからたくさん元気がもらえそうですね!

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