プチブラバンソンってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

プチブラバンソンってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

ベルギー原産のプチブラバンソンは丸い顔に愛嬌のある顔立ちが特徴の小型犬です。プチブラバンソンの性格や特徴を探り、かかりやすい病気などからおすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。プチブラバンソンを飼う予定がある方や、すでに飼っていてドッグフード選びに悩んでいるという方はぜひこの記事を参考になさってくださいね!

プチブラバンソンって?

griffon Brussels petit brabancon dog lying on green grass at autumn background

プチブラバンソンは英語でPetit Brabanconと表記する、ベルギー原産の犬種です。

特徴的な顔立ちが魅力の超小型犬です。

丸い顔とぺちゃんこな鼻・垂れた耳がかわいく、スターウォーズに出てきたキャラクターのような雰囲気を醸し出しています。

この記事では、そんなプチブラバンソンの魅力と特徴、かかりやすい病気などからおすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。

プチブラバンソンの歴史

プチブラバンソンはベルギーで生まれた犬種です。

プチブラバンソンには長い歴史がありますが、種が確立される前のルーツとなる犬種がいました。

それが「ブリュッセルグリフォン」です。

ブリュッセルグリフォンも同じくベルギー原産の犬種で、名前の「グリフォン」は「ワイヤーコート」や「捕まえる」を意味する英語grifferの変形が語源になっているという説や、「とがったもの」や「細長いもの」を指す言葉が語源でという説があり、それゆえに粗くとがった被毛を持つブリュッセルグリフォンに用いられたといわれています。

ブリュッセルグリフォンの原型となる犬種は、使役犬として都市部の馬小屋でネズミなどの害獣を駆除するために用いられていましたが、1870年代にベルギー王妃マリー=アンリエットが小型のグリフォンを愛犬としたことがきっかけとなり、さらに犬種の魅力を高めようという機運が高まるようになります。

当時近隣国で流行していた短頭種の容貌に近づけるためにパグの血統と交配し、さらに1880年ごろにはヨークシャーテリアやキングチャールズスパニエルとして知られる種の血統を取り入れて、現代でも知られるような容姿に近づいていったとされています。

このようにして、ベルジアングリフォンはネズミなどを駆除していた使役犬から、ベルギー国内有数のショードッグ、また貴族に愛される愛玩犬へとその役割と活躍の場を変えていったのです。

愛玩犬としての役割に見合うように様々な犬種が掛け合わされていった結果、毛色や毛質の違う子孫が誕生するようになりました。

そのうちの短毛種として生まれてきた個体が、現在でも「プチブラバンソン」として知られている犬種です。

グリフォンは荒い被毛を意味する語源からきていると書きましたが、短毛種には意味がそぐわなくなってしまうので、別の名前が必要となり「プチブラバンソン」と名付けられました。

プチブラバンソンの名前の「ブラバンソン」はベルギーの首都ブリュッセルがあった州名「ブラバント」が由来となっています。

プチブラバンソンの特徴

Side view of a Petit Brabancon, isolated on white

プチブラバンソンの最も特徴的なのは、その顔です。

少しむっとしたような表情とクリクリの目がたまりません。

体型は、体長と体高がほぼ同じスクエア型の体をしていて、首と背中は短く、足の長さは体型とバランスの良い比率になっています。

体高は21~28センチ、体重は2.5~6キログラムの小型犬で、尻尾には緩いカーブがかかっています。

鼻ぺちゃの丸顔犬

特徴的なその顔は、品種改良時に掛け合わされたパグの身体的特徴を強く反映しています。

鼻ぺちゃな短頭種特有の顔つきで、丸い頭に黒いマスクをもっています。

耳どうしの間隔は広く、垂れ耳です。

噛み合わせに関しては、アンダーバイトの個体もいますが、上あごと下あごの位置が等しいレベルバイトのものが好ましいとされています。

目はパグのように丸く大きく、茶色から焦げ茶色の色合いになっています。

ブリュッセルグリフォン・ベルジアングリフォンとの違いは?

Two Griffon Bruxellois with interrogative look, isolated on white

前述のように、「ブリュッセルグリフォン」、「ベルジアングリフォン」、「プチブラバンソン」は兄弟犬種です。

同じ母犬から生まれるため、「同じ犬種の毛色、毛質違い」として表記している国や団体もあるようですが、日本では2002年から3種類別の犬種として登録されています。

それぞれの違いは以下のようになっています。

「ベルジアングリフォン」は毛色が黒もしくはブラック&タンで、被毛が長毛の硬いラフコート。

「ブリュッセルグリフォン」は毛色が赤みがかっているブラウンで、被毛が長毛の硬いラフコート。

「プチブラバンソン」は毛色が赤みがかったブラウンもしくはブラック、ブラック&タンで、被毛が短毛のスムースコートもしくは短毛のラフコート。

上記からわかるように、被毛が短ければ「プチブラバンソン」被毛が長くて毛色が赤っぽければ「ブリュッセルグリフォン」というように見分けることができます。

性格も少し違いがあるようで、「ブリュッセルグリフォン」は「ベルジアングリフォン」とほぼ同じ気質を持っていますが、プチブラバンソンは「ブリュッセルグリフォン」よりやや独善的で自尊心が高くマイペースな気質を持っているとされています。

プチブラバンソンの寿命

プチブラバンソンの平均寿命は12歳から14歳ほどとされているようです。

小型犬の平均寿命が10歳から13歳と言われていますので、平均以上に長く生きることのできる犬種ということができるでしょう。

プチブラバンソンの性格

griffon Brussels petit brabancon dog running on green grass at autumn background

プチブラバンソンは社交的で、愛嬌があり、好奇心旺盛な性格をしています。

状況判断能力に優れるので、初めて会った人間や犬、小さな子供とも安心して遊ばせることのできる犬種です。

遊び好きな性格なので、遊んであげないとストレスがたまって家のものを壊すようなイタズラに走ることがあるようです。

室内での運動で十分なので、おもちゃなどを使って毎日少しずつでも遊んであげましょう。

愛好家から深く愛される理由として、その表情の豊かさが挙げられるようです。

感情が表情から読み取りやすい犬種のようなので、日ごろからよくコミュニケーションをとって、幸せな表情でいられるようにしてあげたいですね。

プチブラバンソンのかかりやすい病気

sick puppy - french bulldog with hot water bottle on head isolated on white background

プチブラバンソンの平均寿命は長めなものの、遺伝的にかかりやすい病気を持っています。

パグの遺伝子を強く受け継いだ短頭種なので、短頭種特有の病気などに気を付ける必要があるでしょう。

また、小型犬一般に起きやすいといわれている関節系の疾患を抱えるリスクもあるようです。

詳しく取り上げて原因や対策などを考えていきましょう。

短頭種気道症候群

プチブラバンソンやブルドッグ、パグやシーズーは頭蓋骨に比べて鼻の長さが短いので、短頭種と呼ばれます。

短頭種の犬は、咽頭や鼻の構造上の特徴から、暑い気候の時や興奮時に呼吸器の病気が多発します。

このような短頭種の犬に多発する呼吸器系の病気を「短頭種気道症候群」と言います。

具体的には、外鼻孔の狭窄、扁桃の腫大、軟口蓋過長、喉頭小嚢の外反、声門裂の狭窄、喉頭/気管虚脱のことを指します。

短頭種気道症候群の原因は、品種改良の結果、骨格が特徴的なものになってしまったゆえに遺伝的に発症してしまう生まれつきのものなので、予防方法はありません。

いびきや呼吸困難、咳やえずき、失神などの症状がみられる場合には、原因が短頭種気道症候群の場合がありますので、病院にすぐに連れていくようにしましょう。

発症を予防することはできませんが、重症化を防ぐために飼い主さんにできることがあります。

気管を圧迫する可能性のある要素を取り除いてあげることです。

これには、アレルギー性物質を避けること、肥満にならないように対策することや寝る時の姿勢を改善してあげることなどが含まれます。

なぜなら、アレルギー性物質が原因で鼻水が詰まり、鼻の呼吸を妨げる場合や、肥満によりのどに脂肪がついて気道が狭くなり、いびきを生じさせる可能性があるからです。

また、寝ているときの姿勢も、変に体をねじって寝ていたり、どこかに頭をもたげて寝るような気道を圧迫する姿勢になったりしているかもしれません。

犬用のベッドやまくらを用意してあげることによって寝る時の姿勢にも気を配ってあげるようにしましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、犬の後ろ足にある膝蓋骨が正常な位置からずれてしまい、患部に痛みや炎症を引き起こす病気のことです。

ベルジアングリフォンやトイプードル、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、チワワなどの小型犬および超小型犬に多く発症する病気です。

症状は重症度に分かれて違っています。

グレード1:痛みがほぼなく、基本的に膝蓋骨は通常の動きをするものの、伸ばした脚の膝蓋骨を指で押すと脱臼する状態

グレード2:日常生活でときおり脱臼が起き、時々スキップするような歩行が見られる状態

グレード3:ほぼ恒常的に脱臼しており、骨が重度に変形して通常の歩行が困難になっている状態

グレード4:常に脱臼していて骨も重度に変形しており、膝が伸ばせなかったり、足をほぼ地面につくことができなくなったり、というような症状がみられている状態

と分けられており、グレードによって治療方法も変わってきます。

膝蓋骨脱臼の原因のほとんどが先天性のものですが、打撲や落下などの外傷が原因で発症することもあるようです。

発症しやすい個体には、生まれつき膝蓋骨がはまっている大腿骨の溝が浅かったり、膝蓋骨を支えている靱帯の位置がずれていたりというような特徴がみられるようです。

発症を100%予防することはできませんが、重症化してしまわないように、肥満を避けることや、滑りやすい床での生活をやめること、高いところからの飛び降りなどをさせないようにする、脚を強くつかんで捕まえるようなことを控える、などの工夫ができるでしょう。

特に肥満であると、関節や靱帯にかかる負担が大きくなり、痛みを増やす原因となるので、栄養バランスの整った食生活や、適度な運動によって肥満防止することが必要になります。

心疾患

プチブラバンソンは他の小型犬と同じように、高齢になると心疾患のリスクが高まるようです。

心疾患が発症すると、咳や1分間に30回を超えるような頻呼吸、呼吸困難やチアノーゼ、運動不耐性や失神などの症状が現れるようです。

上記の症状から考えられるように、心疾患なのか他の病気なのかが症状だけでは判断しにくい病気です。

それで、上記症状が見られたら念のために病院に連れていく方が賢明だといえるでしょう。

心疾患の原因は先天性のものや、細菌感染性のもの、老化に伴う機能不全によって発症するものがあります。

老化に伴って起こる心疾患として代表的なものが弁膜疾患です。

その中でも、僧帽弁閉鎖不全症が多くみられるようです。

僧帽弁閉鎖不全症は、右心室、右心房、左心室、左心房と四つに分かれた心臓の左心房と左心室の間に位置する僧帽弁が何らかの原因で完全に閉鎖しなくなってしまうゆえに血液の逆流が起きてしまう病気です。

逆流が起きると、左心房から左心室へ入るはずの血液が入っては戻りを繰り返し、左心房内に「うっ血」するようになります。。

うっ血が起きると左心房がその分膨れ上がってしまうので、気管支が圧迫されるようになり、咳をするようになってしまいます。

また、左心室から全身へと送られるはずの血液が、左心房へと逆流する血液の分少なくなり、散歩などの運動を長い時間続けることができなくなってしまうケースが多いようです。

さらに危険なのは、興奮状態になると血液が十分に脳にいきわたらなくなり、失神してしまう可能性があるということです。

失神後は脳に血が行かなかった分の影響が出てしまうこともあるので、そうなる前に気づいてあげることが必要です。

思い当たる症状がある場合は、心臓の音を聞いて雑音がないかをチェックしましょう。

「ザーザー」という音や「シャー」という音がする場合には逆流が起こっている場合があるので、すぐに病院で検査するようになさってください。

プチブラバンソンのおすすめドッグフード3選!

Healthy dog food, isolated on white

プチブラバンソンの特徴や性格、かかりやすい病気などをここまでで考えてきましたが、プチブラバンソンにおすすめのドッグフードはいったいどのような基準で選べばよいのでしょうか?

下記のような条件が挙げられます。

・短頭種気道症候群、膝蓋骨脱臼、心疾患を悪化させてしまう肥満を防止できるドッグフード

関節を形成する成分が含まれているドッグフード

・心疾患予防およびケアに効果があるとされるタウリンを摂取することができるドッグフード

ではこのようなドッグフードを紹介していきたいと思います。

ピッコロ

ピッコロ

毎日のごはんでカロリーや脂質を気にしないといけなくなった「シニア犬用」に作られたドッグフードです。

容量/価格 1.5kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、7歳~(シニア犬用)

ピッコロには犬にとって害になる成分が一切含まれていないのはもちろんのこと、人間が食べても問題ないほど高い安全基準のチキンとサーモンが70%も含まれています。

必要な栄養価を十分に摂取できるだけでなく、肥満防止と疾病対策のため低脂質で低カロリーに仕上げられています。

すでに病気にかかっている場合には、消化器や内臓に負担をかける食生活は避けたいので、このドッグフードがおすすめです。

それだけでなく、グルコサミンやMSM、コンドロイチンなど関節の形成とケアに効果のある栄養素も含まれているので、膝蓋骨脱臼の予防、ケアに効果を発揮します。

心疾患に効果があるとされるタウリンはサーモンや動物の内臓、肝臓や腎臓に多く含まれていますが、ピッコロには原材料として生サーモンが20%も使用されているので、タウリン摂取にも効果があるドッグフードであるといえます。

ファインペッツ

ファインペッツ

安全性の高さに定評があるドッグフードです!

容量/価格 1.5kg / ¥3,142(税込)
原産国 オランダ
メイン食材 鹿肉、鶏肉
対応年齢 全犬種、全年齢対応

次におすすめするドッグフードはファインペッツです。

ファインペッツは消化吸収率の良さを売りにしていますが、その消化率はなんと87%を誇ります。

消化吸収率が高いということは、内臓や消化器への負担も少ないということなので、心臓病が起きやすいとされているプチブラバンソンにおすすめのドッグフードといえます。

また、原材料にサーモンや鶏レバー、サーモンオイルやコンドロイチンなどが含まれていますのでタウリンや関節ケアに効果のある成分も摂取することができるドッグフードです。

ただ肥満対策の面でいうと、消化吸収率の良さゆえに食べたら食べただけ太ってしまう恐れがありますので、給餌量をしっかり計算してあげることが必要でしょう。

アレルギーを持っている犬にとっては大麦やオートミール、全粒米などの穀物が反応を起こしてしまう可能性がありますので、愛犬のアレルギーによって考慮が求められるでしょう。

しかし、主なタンパク質源をラム肉から鹿肉へと2016年に変更したという経緯があり、そこから評判や口コミ評価も向上傾向にあるようです。

鹿肉のドッグフードはあまり多くないので、この点もおすすめできるポイントといえるでしょう。

モグワン

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

最後に紹介するモグワンドッグフードは、ドッグフードの中で最も有名と言っていいほどの高品質なドッグフードです。

有害な成分や原材料が含まれていないだけでなく、犬にとって理想的ともいえるバランスの栄養素が含まれているドッグフードです。

イギリスのチキンとスコットランドのサーモンが主なタンパク質源となっており、総量の53%をそれらが占めています。

乾燥肉にすると失われてしまう成分もありますが、原材料には生肉も使っているので高い栄養価を誇っています。

また関節保護成分としてグルコサミンやMSM、コンドロイチンも含まれている、膝蓋骨脱臼に効果のあるドッグフードです。

モグワンは低脂質で高たんぱくなので、腎臓や消化器系に異常がない限りシニア犬にもおすすめできるドッグフードです。

ただし、食べすぎると内臓や消化器系に不必要に負担をかけ、健康を害する原因ともなりかねませんので注意が必要でしょう。

まとめ

griffon Brussels petit brabancon dog lying on green grass at autumn background

この記事ではプチブラバンソンの特徴や性格、かかりやすい病気などから考えるドッグフードの選び方、およびおすすめのドッグフードに関して紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

同じ親から生まれるのに、被毛の色や長さの違いから、ブリュッセルグリフォン・ベルジアングリフォン・プチブラバンソンと分類されるという他の犬には見られない特徴を持っているとても興味深い犬種でしたね。

運動量はそれほど多くないものの、遊ぶことが大好きなので一緒に生活すれば楽しい時間を持つことができること間違いなしです。

しかし、パグの遺伝子を強く引き継いだ特徴の短頭種ゆえに短頭種気道症候群を発症しやすかったり、小型犬に多く見られる膝蓋骨脱臼の好発品種であったり、心疾患をわずらう可能性が高いという点には注意しなければなりません。

愛犬の健康を保つためにも栄養価が高く、かつ健康的なドッグフードを選んであげる必要があるでしょう。

この記事では、ピッコロファインペッツモグワンをプチブラバンソンのドッグフードとしておすすめします。

肥満対策に効果があり、関節をケアできる成分や、心疾患予防に効果があるとされるタウリンをバランスよく摂取できるドッグフードだからです。

プチブラバンソンを家族に迎える予定があるという方や、すでに家族の一員として生活しているもののドッグフードに悩んでいるという方がいましたら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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