ブリュッセルグリフォンってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

ブリュッセルグリフォンってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

まるでスターウォーズのチューバッカのような見た目をしているブリュッセルグリフォンの特徴や歴史、性格やかかりやすい病気などから、おすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。ブリュッセルグリフォンを愛犬として一緒に生活している方や、今後ブリュッセルグリフォンを家族に迎えたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください!

ブリュッセルグリフォンって?

griffon bruxellois isolated over white background

ブリュッセルグリフォンは、口ひげを蓄えた姿が印象的な小型犬です。

大型犬にも躊躇なく立ち向かっていく勇猛果敢な性格と、陽気でいたずら好きな面を兼ね備えている、見ている人を飽きさせない犬種です。

ベルギー王室でも飼われていたことがあるという歴史も持つ、ブリュッセルグリフォンの特徴や性格、かかりやすい病気などから、おすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。

ブリュッセルグリフォンの歴史

ブリュッセルグリフォン(Brussels Griffon)はベルギー原産の犬種です。

名前に用いられている「グリフォン」という言葉は、「ワイヤーコート」や「捕まえる」を意味する英語grifferの変形が語源になっているという説や、「とがったもの」や「細長いもの」を指すゆえに、転じて粗い被毛を持つこの犬種に用いられたという説があります。

ブリュッセルグリフォンの祖先は、特に都市部の馬小屋でネズミなどの害獣を駆除するために用いられていたので、「馬小屋の犬」という意味のフランス語griffon de'ecurie(グリフォン・デキュリー)という名で呼ばれていたそうです。

このグリフォン・デキュリーは1800年以前から存在していましたが、のちに地元ブリュッセルにおいて大人気となり、個体数を伸ばしていきました。

人気が急激に高まったのは、1870年代にベルギー王妃マリー=アンリエットが小型のグリフォンを愛犬としたことがきっかけともされています。

そして1800年代後半になると、この犬種の魅力をさらに高めようと様々な種との交配がなされるようになります。

当時近隣国で流行していた短頭種の容貌に近づけるため、パグの血統と交配し、さらに1880年ごろにはヨークシャーテリアやキングチャールズスパニエルとして知られる種の血統を取り入れて、現代でも知られるような容姿に近づいていったとされています。

そのころには、ネズミ捕りの仕事をする犬としてではなく、愛玩犬として人々に愛されるようになり、ベルギー国内のドッグショーの常連になっていきました。

1900年代初頭には貴族がこぞって買い求め、上流階級の女性の人気の的となっていったとされています。

このようにして、人気の高まりとともに交配が繰り返されてきた結果、毛色や毛質が違う子供が、同じ母親から生まれるようになりました。パグの遺伝子のゆえに短毛の子供が生まれる時もあれば、ヨークシャーテリアの遺伝子ゆえに毛色の黒い個体が生まれることもありました。

これらの種類が同じ犬種として登録されている団体もありますが、原産国ベルギーではこれらの違った個性を持つ犬を別の犬種として登録しており、日本でも同じように3犬種、「ブリュッセルグリフォン」、「ベルジアングリフォン」、「プチブラバンソン」として登録されて今日にいたっています。

ブリュッセルグリフォンの特徴

brussels griffon dog posing outdoors in summer

ブリュッセルグリフォンはベルギー原産の犬種で、上流貴族からの人気を独占していた、上品な愛玩犬であるということが歴史からわかりましたが、さらに特筆すべき特徴としてどのようなものが挙げられるでしょうか?

さらに詳しく取り上げて、ブリュッセルグリフォンの魅力を掘り下げていきましょう。

ヒゲがふさふさな小型犬

ブリュッセルグリフォンを見た時にまず目に入るのがその豊かに蓄えた口ひげです。

北欧のバイキングを彷彿とさせるようなひげが、つぶれたマズルの口とあごの周りを覆っているのが大きな特徴です。

さらに顔の特徴としては、垂れ耳またはボタン耳の個体が基本で、耳がピンと立っている個体は断耳をして立たせている個体です。

尾は垂れ尾で長いのが基本ですが、こちらも断尾してピンと立たせている個体も存在しますが、現在では動物保護の観点から断耳や断尾をしている個体はまれになってきています。

体高は18~20センチ、体重は3~5キログラムの小型犬で、赤みがかったブラウンの硬く長いラフコートに全身を覆われています。

体高と体長がほぼ均等であるスクエアな体型をしていて、華奢で長い手足の割に頭が大きいのが特徴です。

体つきも華奢ですが、胸は深く、そのひげを蓄えた顔つきと立ち姿から威厳を感じさせる犬種です。

ベルジアングリフォン、プチブラバンソンとの違いは?

Belgian Griffon, Brussels Griffon dog on Isolated white Background in studio

前述のように、「ブリュッセルグリフォン」、「ベルジアングリフォン」、「プチブラバンソン」は兄弟犬種です。

同じ母犬から生まれるため、「同じ犬種の毛色、毛質違い」として表記している国や団体もあるようですが、日本では2002年から3種類別の犬種として登録されています。

それぞれの違いは以下のようになっています。

「ブリュッセルグリフォン」は毛色が赤みがかっているブラウンで、被毛が長毛の硬いラフコート。

「ベルジアングリフォン」は毛色が黒もしくはブラック&タンで、被毛が長毛の硬いラフコート。

「プチブラバンソン」は毛色が赤みがかったブラウンもしくはブラック、ブラック&タンで、被毛が短毛のスムースコート。

上記からわかるように、被毛が短ければ「プチブラバンソン」被毛が長くて毛色が黒ければ「ベルジアングリフォン」というように見分けることができます。

性格も少し違いがあるようで、「ベルジアングリフォン」はブリュッセルグリフォンとほぼ同じ気質を持っていますが、「プチブラバンソン」はブリュッセルグリフォンよりやや独善的で自尊心が高くマイペースな気質を持っているとされています。

ブリュッセルグリフォンの寿命

ブリュッセルグリフォンの平均寿命は10歳から15歳ほどとされているようです。

小型犬の平均寿命が10歳から13歳と言われていますので、平均かそれ以上長く生きることのできる犬種ということができるでしょう。

ブリュッセルグリフォンの性格

ブリュッセルグリフォンはとても活発な性格をしており、遊ぶことが大好きで自信家な面があるので、一緒に過ごすと明るい気持ちにしてくれる性格だといえるでしょう。

小さな体いっぱいに喜びを表現する、とても人懐っこい犬種なので、犬と遊ぶのが大好きな飼い主さんにとってはぴったりなパートナーになってくれること間違いなしです。

飼い主に対して愛情深く、社交的な性格なので、子どもや他のペットとの生活も問題なくやっていけるでしょう。

しかし、生まれつき警戒心が強く、吠え声が大きいタイプなので、無駄吠えをすることがないようにしつけていくことが必要になります。

自分より大きな相手にも勇猛果敢に立ち向かっていく性格は番犬としてもってこいですが、それがもとで隣人とのトラブルやドッグランなどでのトラブルを引き起こしてしまうこともあるかもしれませんので、子犬のころからしっかりとしつけておくようにしましょう。

ブリュッセルグリフォンのかかりやすい病気

Young vet holds a dog in a clinic

ブリュッセルグリフォンは遺伝的な疾患が少ない犬種と言われていますが、それでも短頭種特有のかかりやすい病気が存在します。

また少ないものの、ブリュッセルグリフォンに起こりやすい病気として挙げられているものもあります。

聞き覚えのない病名のものも多いですので、かかりやすい病気の症状、見分け方、予防方法などを以下に紹介していきたいと思います。

ホルネル症候群

ホルネル症候群とは、脳の視床下部から眼球までをはしる頸部交感神経路の周辺で異常が起きた状態のことを言い、ホーナー症候群とも呼ばれています。

人間にも起こる病気で、同じ名称がついています。

ホルネル症候群になると眼やその周りに症状が現れますが、交感神経は発汗を促す役割がありますので、全身で無発汗が見られるなど症状は多岐に及びます。

犬に発症した場合の主な症状は、瞳孔が小さくなってしまう「縮瞳」、目頭側から目じりに向かって目を覆う白っぽい膜「瞬膜」が目頭側から出てきて眼球の一部を覆ってしまう「瞬膜突出」、上まぶたが垂れ下がり目が閉じ気味になってしまう「眼瞼下垂」、眼球が目の内側に落ちくぼんでしまう「眼球陥没」、という4つが挙げられます。

上記のような症状は、両目ではなく片目だけに起きることが多いので、片目が小さいような気がするなら、この病気を疑ったほうが良いかもしれません。

原因としては、眼球から脳の視床下部までの交感神経経路での異常が挙げられますので、交感神経が通っている部分のいずれかで問題が起こっていると発症してしまいます。

例えば、交感神経は眼から中耳腔を通ってから胸と頸部を通り、第一から第四胸椎から脊髄へと入り脳へとたどり着きますので、その経路の耳で起きた中耳炎や、脊髄での脊髄損傷および椎間板突出や、胸などの腫瘍または炎症性疾患など、様々な原因が予測されます。

具体的な原因がわかる場合もあれば、検査で発見できず原因が不明のままになってしまうというケースもあるようです。

予防方法としては、中耳炎や外耳炎になってしまわないよう耳のチェックおよびお手入れを定期的におこなうこと、交通事故などの外傷を予防するためにリードを正しくつけ、しつけをしておくこと、首に負担をかけるようなタイプのものではなく、ハーネスタイプのリードを用いることなどが挙げられるでしょう。

いずれにしても、意識的に眼や耳をチェックしてあげて、初期症状のうちから病院に連れていくことが最適な選択肢であるということができます。

短頭種気道症候群

ブリュッセルグリフォンやブルドッグ、パグやシーズーは頭蓋骨に比べて鼻の長さが短いので、短頭種と呼ばれます。

短頭種の犬は、咽頭や鼻の構造上の特徴から、暑い気候の時や興奮時に呼吸器の病気が多発します。

このような短頭種の犬に多発する呼吸器系の病気を「短頭種気道症候群」と言います。

具体的には、外鼻孔の狭窄、扁桃の腫大、軟口蓋過長、喉頭小嚢の外反、声門裂の狭窄、喉頭/気管虚脱のことを指します。

短頭種気道症候群の原因は、品種改良の結果、骨格が特徴的なものになってしまったゆえに遺伝的に発症してしまう生まれつきのものなので、予防方法はありません。

いびきや、呼吸困難、咳やえずき、失神などの症状がみられる場合には、原因が短頭種気道症候群の場合がありますので、病院にすぐに連れていくようにしましょう。

発症を予防することはできませんが、重症化を防ぐために飼い主さんにできることがあります。

気管を圧迫する可能性のある要素を取り除いてあげることです。

これには、アレルギー性物質を避けること、肥満にならないように対策することや寝る時の姿勢を改善してあげることなどが含まれます。

なぜなら、アレルギー性物質が原因で鼻水が詰まり、鼻の呼吸を妨げる場合や、肥満によりのどに脂肪がついて気道が狭くなり、いびきを生じさせる可能性があるからです。

また、寝ているときの姿勢も、変に体をねじって寝ていたり、どこかに頭をもたげて寝るような気道を圧迫する姿勢になったりしているかもしれません。

犬用のベッドやまくらを用意してあげることによって寝る時の姿勢にも気を配ってあげるようにしましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、犬の後ろ足にある膝蓋骨が正常な位置からずれてしまい、患部に痛みや炎症を引き起こす病気のことです。

ブリュッセルグリフォンやトイプードル、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、チワワなどの小型犬および超小型犬に多く発症する病気です。

症状は重症度に分かれて違っていて、グレード1は痛みがほぼない状態で、基本的に膝蓋骨は通常の動きをするものの、伸ばした状態で、指で押すと脱臼するという状態、グレード2は日常生活でときおり脱臼が起き、時々スキップするような歩行が見られる状態、グレード3はほとんどの状態において脱臼しており、骨が重度に変形して通常の歩行が困難になっている状態、グレード4は常に脱臼した状態で、骨も重度に変形しており、膝が伸ばせない、足をほぼ地面につくことができなくなるという症状がみられている状態のことを指します。

膝蓋骨脱臼の原因のほとんどが先天性のものですが、打撲や落下などの外傷が原因で発症することもあるようです。

発症してしまう個体は、生まれつき膝蓋骨がはまっている大腿骨の溝が浅かったり、膝蓋骨を支えている靱帯の位置がずれていたりするようです。

発症を100%予防することはできませんが、重症化してしまわないように、肥満を避けることや、滑りやすい床での生活をやめること、高いところからの飛び降りなどをさせないようにする、などの工夫ができるでしょう。

特に肥満であると、関節や靱帯にかかる負担が大きくなり、痛みを増やす原因となるので、栄養バランスの整った食生活や、適度な運動によって肥満防止することが必要になります。

ブリュッセルグリフォンのおすすめドッグフード2選!

Dog breed Brussels Griffon eats from the bowl

ここまでで、ブリュッセルグリフォンの特徴や歴史、かかりやすい病気などについて考察してきました。

ブリュッセルグリフォンとの生活を最大限に楽しむためには、ブリュッセルグリフォンの性格に合った生活パターンを構築してあげることや、なりやすい病気について知ったうえで、予防ができるような食生活を心がけてあげることが大切です。

特にブリュッセルグリフォンはホルネル症候群、短頭種気道症候群、膝蓋骨脱臼の症状が出やすいということがわかりました。

それで、ブリュッセルグリフォンのドッグフードを選ぶために以下の条件を満たしたものが求められるといえるでしょう。

ホルネル症候群の原因となる可能性のある中耳炎や外耳炎を防ぐために、アレルギー反応が起こりにくく、免疫機能を向上させる効果が見込めるドッグフード

・ホルネル症候群の原因であるヘルニアを起こしたり、膝蓋骨脱臼を重症化させたりする恐れのある、肥満を避けることのできる、栄養バランスの良いドッグフード

・短頭種気道症候群を悪化させる恐れのある、アレルギー性物質を含まず、肥満になりにくいドッグフード

では、以上のような条件を満たしたドッグフードを2点紹介していきたいと思います。

アレルギー反応の起こりにくい「オリジン6フィッシュ」

犬は穀物などの炭水化物の消化が困難とされているので、消化するのに時間がかかったり、消化しきれなかったりすることがあります。

そのような穀物を多量に摂取する生活が続くと小麦などによる食物アレルギーを引き起こしやすくなるといえるでしょう。

外耳炎は耳の中の鼓膜に近い部位に炎症が起き、それがさらに広がって中耳炎へと発展していく病気ですが、その原因として最も多いのが犬のアトピー性皮膚炎もしくは食物アレルギーと言われています。

食物アレルギーが発生すると耳の中に炎症や湿疹が起きることがありますが、それが外耳炎へ、さらには中耳炎へと進行していってしまうからです。

そのような症状がホルネル症候群を引き起こすことがあるので、アレルギー性物質を避け、免疫機能を向上させるドッグフードを選ぶことが大切になってきます。

それでご紹介するのが、「オリジン6フィッシュ」です。

商品名にもあるように、原材料にたくさんの魚を使用しています。

なんと原材料の85%が6種類の天然魚で構成されており、高いタンパク質とDHA・EPAが愛犬の健康と被毛・皮膚の健康を保ってくれます。

魚に含まれているオメガ3脂肪酸は、アレルギー症状をはじめとする免疫機能の疾患の改善にとても有効であるという研究結果もありますし、アレルギーの原因となる小麦などの穀物類を使用していないので、ブリュッセルグリフォンのかかりやすい病気から守ってくれる効果を期待できるでしょう。

ほかのドッグフードにも同じようにオメガ3が添加されているものもありますが、犬の中にはチキンアレルギーを持っている個体もいるので、この記事ではこのオリジン6フィッシュをお勧めしたいと思います。

肥満対策に効果のある「モグワン」

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

肥満を対策するうえで欠かせない条件が、高たんぱく・低炭水化物・低脂肪・低カロリーであるということです。

そのような条件に合うのは「モグワン」であるといえます。

なぜなら、モグワンは良質な動物性たんぱく質を総量の53%に用いており、原材料に生肉も使っているので栄養価がとても高くなっているからです。

また、脂質は12%含有していますが、使用している油は脂肪になりにくいサーモンオイルやココナッツオイルなので、小型犬や運動量の多くない犬にも最適な選択肢であるといえます。

炭水化物にも気をつかっていて、血糖値の上がりやすい穀物の代わりに血糖値の上がりにくい低GI炭水化物のサツマイモが用いられていますので、穀物アレルギーの傾向があっても安心して与えることができるドッグフードです。

栄養価は高いですが、100グラムあたり344kcalと一般的なドッグフードの平均的なカロリー量かそれを下回るカロリー量になっています。

以上の点から、ブリュッセルグリフォンには「モグワン」をお勧めしたいと思います!

まとめ

Dog of breed the Brussels griffon sits in a park in autumn.

ブリュッセルグリフォンの特徴や歴史、性格やかかりやすい病気などについて考えることができました。

毛色や被毛の長さの違いが「ベルジアングリフォン」と「プチブラバンソン」との違いであるということを知って驚かれた方も多いのではないでしょうか。

遺伝的にホルネル症候群、短頭種気道症候群、膝蓋骨脱臼にかかりやすいということがわかりましたので、アレルギー発症を抑え、免疫機能を向上させる効果が期待できるドッグフードおよび、肥満になりにくいドッグフードを選んでいく必要があるということも考えることができました。

この記事ではブリュッセルグリフォンのドッグフードとして「オリジン6フィッシュ」「モグワン」をおすすめしたいと思います。

食いつきやワンちゃんの好み、アレルギーなどを考慮して、ぜひ自分の愛犬に合ったドッグフードを選んであげてくださいね!

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