ブリアードってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

ブリアードってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトが愛した犬種としても知られるブリアード。 一体どんな犬種なんでしょうか。 かかりやすい病気とおすすめのドッグフードを取り上げていきますね。

ブリアードって?

Briard sitting in front of white background

日本ではあまりなじみのないブリアードですが、その歴史は意外に長く、ヨーロッパにおいて多くの人に愛されてきた犬種なんです。

ではどんな歴史をたどってきたのか見ていきましょう。

ブリアードの歴史

ブリアードはフランス原産の犬種で、8世紀ほどになると農村部ブリー地方で牧羊犬として活躍していたということもあってブリアードという名前になったようです。

また1809年にアベロジェという司祭が被毛の長い犬種をベルジェットブリとなずけ、その100年後の1909年にはこの犬種のクラブも設立されています。

ナポレオンが愛犬として飼っていたのは有名です。

このブリアードは大型犬ですので単に羊の世話をする役目だけでなく、山の方から下りてくるオオカミなどの天敵から羊を守るための役目も果たしていました。

他にも護衛犬としての仕事をこなしていたり、第一次世界大戦時には軍用犬としても活躍しており、そのために多くのブリアードが戦闘に巻き込まれて死んでいきました。

そのため一時はブリアードの存在が危ぶまれる事態になってしまいましたが、1925年にスタンダードのブリアードが改定され、その3年後にはアメリカにおいて公認を得てもいます。

日本では大型犬よりも小型犬の方が人気が高いため、ブリアードの登録数がとても少なくほとんど見かけることのない犬種といえるでしょう。

しかしおおらかな性格の持ち主なので飼育はしやすい犬種です。

ブリアードの特徴

Briard, 6 Months Old, standing in front of white background

ブリアードにはいくつかの際立った特徴がありますが、その被毛の長さやデュークロー、大型犬の引き締まった筋肉質などの外見の特徴も見逃せません。

ここではそれらの特徴を取り上げて説明していきます。

ウェーブがかった長い被毛

ブリアードの被毛はとても長く、しかも体全体がその長い被毛に覆われているといった外見になっています。

そのためとくに顔の部分は被毛によって覆いかぶさっているような印象で、長く伸びてしまうと目が確認できないほどになってしまいます。

さらに直毛ではなくウェーブのかかった被毛であるためフワフワの毛に包まれている犬種といった印象を与えてくれます。

しかも大型犬ですのでなおさら見た目は大きく見え、存在感を放ってくれますね。

そのため、ブリアードの長い被毛は高温多湿の日本では邪魔になってしまいますので、日本向きの犬種とはいえず、お手入れも大変な犬種ともいえます。

また被毛の交毛期が春と秋の年に二回もやってきますので、ブラッシングなどのお手入れもこまめにしてあげないといけない犬種ですからマメなタイプでないと務まらないかもしれませんね。

フランスの牧羊犬として寒い時期でも大切な働きをしていましたから、体全体を覆うダブルコートの被毛が発展していったものと考えられています。

またブリアードの耳は垂れた形状をしているのでどこに耳があるのか確認しずらいのですが、頭の横側に付いていて垂れています。

しかし耳がピンと立っているブリアードもおり、どちらもブリアードとして認められていますので、特徴的な被毛の長さがこの犬種の見分けかたといってもよいでしょう。

後ろ足の親指が二本ある!?

ブリアードの面白い特徴として、後ろ足の親指に当たる部分に指が二本出ている「デュークロー」と呼ばれる現象が生じていることがあります。

犬種によってはデュークローがないものもいますので、これはブリアード特有の特徴といえますが、大抵は歩行の邪魔になることがあるため、生まれてすぐに切除してしまうことが多いようです。

しかしブリアードの場合はこれが特徴的になっているためそのまま残しておき、切除することは禁止されています。

筋肉質な大型犬

体高は60cm前後で体型の大きい個体になると70cmにまで達することもあるので、そのため体重も35kg前後にもなるほどの大型犬です。

被毛がふさふさしているので筋肉の量は見た目では気づきにくいのですが、実は骨格のしっかりした筋肉質の体つきをしているので、さすが元牧羊犬としての威厳がありますね。

そしてこのがっしりした筋肉で広大な牧草地を走り回っていたわけですから当然運動量も半端ではなく、かなりの距離を走っていたため現在でも散歩のときには相当の距離を歩行したり走ったりしなければ満足しませんから、飼育の場合は覚悟が必要になりそうですね。

ボースロンの親戚

ボースロンは短毛で足は長く、やや胴長でマズルも長いためブリアードとは似ても似つかぬ雰囲気を持っていますが、実は親戚関係にあるとされています。

1809年にボースロンもブリアードもそれぞれ名前がなかったため正式に付けられます。

ボースロンはボース地方で、またブリアードはブリ―地方でそれぞれ牧羊犬として長きにわたって活躍していたのですが名前がありませんでした。

それで生息地域から名前を取ったという説が有力視されています。

どちらも第一次世界大戦のときには軍用犬として働かされ、戦闘中の兵士の元へ弾丸を届けたり、地雷などの爆発物の発見、潜入してきた敵の発見など、重要かつ危険な任務をこなしていたためこの時期に個体数が激減しました。

しかしその後はボースロンもブリアードも個体数が増えて、ペットとして大切に飼育されています。

ブリアードの寿命

大型犬のため一般的な犬の寿命の中では短い方で、10歳から12歳とされています。

そのため運動や食事に十分気を付けてあげないとさらに寿命を短くしかねませんので、日頃の日課を意識して大切に飼育するようにしましょう。

ブリアードの性格

Briard, 9 Months Old, sitting in front of white background

ブリアードは牧羊犬として飼育され発達してきた経緯があるため、それ相応の性格を持ち合わせてきたといえます。

例えば羊を世話する点で天敵から守らなければなりませんが、そのためには敵に立ち向かう勇気が必要ですし、その瞬間瞬間で的確な判断能力も求められます。

こうした賢い部分をしっかり持っていたので牧羊犬としての地位を確立することができたのでしょう。

ですから物事を学習する能力に長けていますのでしつけをしっかり行えば日常においてもさほど困る言動はしないでしょう。

またこれも牧羊犬ならではの性格ですが、自分のテリトリーの中では気持ちをおおらかにしてゆったり生活することができますし、逆にそのテリトリーの中に見知らぬ人が入ってくると警戒心をあらわにして攻撃を加えることもあります。

他の動物に対しても同じように敵対心を表すことがあります。

これはペットとして家庭で飼われるようになった現代においては、自分の敷地内ではのんびり生活していても、知らない人が訪問すると警戒心を示すという具合になるでしょう。

そしてブリアードの性格として特徴的なのは飼い主への忠誠心の厚さでしょう。

この忠誠心を良く表すエピソードがあります。

14世紀ころブリアードを飼っていた飼い主が殺されるという事件があり、目撃証人は誰もいませんでした。

しかしその飼い主が殺された現場に居合わせたのがブリアードで、唯一犯人を見ていたのです。

そしてこのブリアードは毎日のようにその犯人の元へ行くようになったのです。

このブリアードの行動を不審に思った近所の人たちは、いつもブリアードが向かっていく人物を怪しむようになり、結果、殺人犯の逮捕へとつながっていくのです。

こうしたブリアードの行動は飼い主への忠誠心を良く表している出来事といえます。

ですから家庭犬として迎えた場合、家族への忠誠心は本能的に芽生えてきますし、いつも頼りになり信頼のおける犬種になってくれることは間違いないことでしょう。

ブリアードのかかりやすい病気

Female vet holding cute puppy in hospital

ブリアードは大型犬ですので、大型犬特有の股関節形成不全や胃捻転などの病気に気を付ける必要があります。

また進行性網膜委縮もブリアードはかかりやすいので注意が必要です。

これらの病気について説明していきます。

進行性網膜萎縮

網膜は目の奥に備わっている組織で、これが損失してしまうと瞳孔が開いたような目になってしまい目に入ってくる視覚的情報が処理されなくなるため徐々に失明に至る病気です。

そのため早期に症状を発見しないと手遅れになり、急激な失明は避けられなくなってしまうため、飼い主には早めに症状を確認する必要があります。

とはいえこの病気は遺伝的な要素もふくんでいるため、網膜委縮が始まると厳密に言って完治することは難しく、進行していく症状をゆっくりの進行へと遅らせていく治療が主になっていきます。

ですので、いずれは遅かれ早かれ失明してしまうという残念な結果になってしまうのですが、親から受け継いだ病気ですので現代医学では限界があるようです。

この症状の見分け方としては、初期の段階では暗い夜道などで光を十分認識することが難しくなり、進行方向を見誤ったり障害物に気付くことができずにぶつかってしまったりといった状況が生じます。

そして症状が進行するにつれて、日中や室内にいるときでも歩行中に何かしらの障害物につまずいてしまうといった事例がしょっちゅう生じてしまうようになるでしょう。

そのためブリアードとしても歩行しづらいので散歩などの行為を嫌うようになり、やがて運動量も健康時のように行うことが困難になっていきます。

最終的には失明するので歩行は人間の補助がないと難しくなるでしょう。

また進行性網膜委縮の場合、合併症として白内障を患うことがあるため、歩行困難と共に白内障の症状が目に表れてくるのも特徴といえます。

いずれは目の視力を失ってしまう病気ですので、この症状を発見した時から予防が始まるといえます。

特に重要なのは目が見えないことからくるストレスをなるべく取り除いてあげることで、階段や段差などの障害物を防いであげるバリアフリーの家にすることや、目が見えない為音が敏感になることから車の騒音や子供たちの大きな声など急激に音が大きくなる場所を避けること、声もかけずに触ってしまうと驚いてしまうので声をかけてから触れるようにすることなど、日頃のケアが必要になってきます。

こうした予防策は、失明した後に飼い主として愛犬に接していく基本的な事柄になりますので、最初からこのことを意識した生活スタイルを確立させていくことが一番大切になってくるといえるでしょう。

また、繁殖についても良く考えて、親から子へ受け継がれてしまう遺伝的な病気ゆえに子孫を生み出すのかどうか選択をしなければならないでしょう。

股関節形成不全

正常な股関節であれば可動がスムーズなため歩行に困難をきたすことはありませんが、この部分の関節のかみ合わせに異常が生じると歩くたびに外れやすくなったり痛みを生じさせてしまうため愛犬にとっても辛い症状といえるでしょう。

とくにこの症状は、生まれてから一年ほどの期間のいわば成長期に、骨の成長がうまくできずに変形して形成不全となることが多いようです。

そのため両足をうさぎ跳びのように動かしてみたり、前傾姿勢で座るのではなくいわゆる女座りといわれるような横座りしかしなかったり、階段などの昇り降りを極端に嫌がったり、立ったり座ったりといった動作が極端に鈍くなったりするようです。

この症状は骨の成長期によく見られる病気ですので、成長過程の段階では食事療法で体重管理を行い、あまりに太りすぎて足の関節への負担を増やさないようにすることや、運動量も制限することで痛みを抑えたり関節の可動を最小限にすることで症状の改善を図ります。

しかし痛みはかなりある病気ですので形成不全が進行してきて固まってしまいそうなら外科的手術を行うことで元の痛みを断ち切ることも行われています。

例えば大腿骨と骨盤のかみ合わせの部分それぞれを削ってしまう方法や、股関節を人工の骨に置き換えてしまう置換術、また大腿骨の骨盤と触れている頭の部分を切除するといった方法も取られます。

もちろんこれらの方法は愛犬の痛み具合や骨の形成異常具合によって対応が変わってきますので、基本的には専門の獣医から見てもらっての判断になります。

股関節形成不全は大型犬に多いとされていますので、ブリアードもかかりやすい病気です。

産まれたときから体重管理には十分気を付けて、栄養過多にならないように食事には配慮を払うことが必要ですし、滑って転びやすいような床材を用いていると余計な力が不自然に足にかかってしまうことになり形成不全を促進してしまいかねませんのでこうした点にも注意が必要です。

日頃の生活で予防を講じていくことができますので飼い主の少しの努力で愛犬がいつまでも元気でいられるよにしてあげたいものですよね。

胃捻転

この病気は胃がねじれてしまい口にしたものが胃まで達することができなくなり、また食べ物が胃から腸への移動を行えなくなって胃に異物が溜まってしまいます。

さらに胃が拡張していきますので他の臓器を圧迫する形となり、血流に何らかの疾患を生じさせたり臓器不全を引き起こしたりして、胃に生じた問題が身体全体の臓器の問題へと発展していってしまう状態になります。

そうなると消化器官からの毒素が体全体に回ってしまったりしてショック症状が出始め、短期間の間に死に至るケースもあるほど危険な病気といえます。

症状が急激に進展することがあるので症状が出てからできることといえば、一刻も早く病院に連れて行って医者に診てもらい治療してもらうことしかありませんが予防策を日頃から講じておくことはできます。

例えば、運動量が胃捻転を引き起こすことがあるため、食後の運動はなるべく避けるようにしたり、胃に大量の食事を詰め込むと膨張してしまうので一回の食事量は控えめにすること、十分咀嚼せずに胃に食事を入れることも胃捻転の原因になりますので愛犬が早食い出来ないような形状の皿で食べさせることなどができます。

また水のガブ飲みも胃に負担が来ますので胃捻転にならないよう普段から水はこまめに与えてがぶ飲みさせないようにしたほうが良いでしょう。

そして常に愛犬がリラックスした状態で生活できるようにストレスフリーの日常を作ってあげるのも飼い主の仕事といえるかもしれません。

ブリアードのおすすめドッグフード3選!

Organic dog food in a bowl on a wooden floor

ここでは大型犬にぴったりのドッグフードをご紹介していきます。

ブリアード向けですよ。

カナガンドッグフード

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンドッグフードは良質なたんぱく質が33%も含まれているため大型犬のブリアードにはぴったりの食事になります。

その理由は、大型犬は1歳までの間に大きな体へと成長を遂げていきますが、その段階で肉をしっかり取り入れて筋肉を作っていかなければならず、そのために良質なたんぱく質を沢山摂取していかなければなりません。

ですから豊富なたんぱく質を含んだカナガンドッグフードはおススメフードになってくれるのです。

そして穀物を使用していないのも特徴で、穀物は消化を悪くする傾向がありますのでそれが入っていないのはブリアードにとってメリットといえるでしょう。

またジャガイモやサツマイモといった食、物繊維も含まれていますので消化が良いだけでなく毒素を出す点で健康的なサイクルを維持してくれることでしょう。

さらにオリゴ糖も配合されていますから健康的に食事を取ることができ、免疫力もアップしてくれますよ。

ファインペッツ極

こちらのファインペッツ極みも添加物不使用で穀物も入っていない為、大型犬特有の消化不良による体調不良を防ぐことができるのでブリアードはお勧めです。

そしてたんぱく質はカナガンドッグフードよりも多い36%も含まれていますのでまさに成長期にあるブリアードには積極的にたんぱく質を摂取してもらうためにも試していただきたいドッグフードです。

消化吸収率も87%となっていますし、カロリーも髙めで、脂質も多いため大型犬の長い腸にも良く、安心して与えることができるでしょう。

口コミを見ても食いつきがとても良い事や、うんちも下痢や軟便になったりせず、快適に過ごしているといった評価が多いので基本的にはどのブリアードに与えても問題はないでしょう。

ただしチキンアレルギーなどのように特定の原材料に対して体が反応してしまう愛犬の場合は最初から原材料を確かめてから与えるようにしたいものですね。

オリジンドッグフード

オリジンドッグフード

自然な形でのタンパク質と脂質を摂取でき、ワンちゃんの健康を促進するのに非常に効果的です。

オリジンは粒が大きめなものがありますし、たんぱく質の配合量も38%とかなり多めですので大型犬には食べやすく栄養バランスも優れていますからブリアードにお勧めです。

しかも無添加でグレインフリーなのも消化が重要なブリアードにとって好条件のドッグフードです。

また穀物不使用で炭水化物の配合が少ないため太りにくいドッグフードといえますから、股関節形成不全を引き起こしやすい体型で肥満を避けたいブリアードには持って来いといえるでしょう。

オリジンには成長や体型に合わせたドッグフードがラインナップされており、離乳食後の子犬用や大型犬にお勧めのもの、シニア向けのものまで取り揃えていますので愛犬の成長に合わせた選び方ができるのも魅力ですね。

まとめ

Two Briard dogs, 2 years old and 13 weeks old, sitting in front of white background

大型犬ですのでまだまだ日本では知られていないフランス産のブリアードですが、一度その外見をみれば可愛らしいフサフサの毛並みや、賢くておおらかな性格に触れるとすぐにファンになってしまいますよ。

かかりやすい病気も先天性のものを除けば、日頃の健康維持のための管理によってかかりにくくすることのできる病気ですので、長く健康を維持しながら楽しく生活していくことができますよ。

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