フラットコーテッドレトリバーってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

フラットコーテッドレトリバーってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

フラットコーテッドレトリバーは、通称「フラッティ」と呼ばれているイギリス出身のレトリバーです。垂れ耳がかわいい大型犬で、陽気で明るい性格をしています。 そんなフラットコーテッドレトリバーの特徴や性格、かかりやすい病気などを紹介し、そこから考えられるおすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。 ぜひ参考になさってくださいね。

フラットコーテッドレトリバーって?

Flat-Coated Retriever (3 years old)

フラットコーテッドレトリバーは英語では「Flat-coated Retriever」と表記されるイングランド生まれの大型犬です。

鳥猟で撃ち落としたものを回収しに行く、水陸両用のレトリバー犬として、重宝され、北欧やイギリスでは今でも現役のガンドッグとして活躍しています。

被毛が暗い色をしているので、ラブラドールレトリバーと見分けがつかないように感じられますが、フラットコーテッドレトリバーのほうが細身の体型をしているのが特徴です。

そんなフラットコーテッドレトリバーの歴史や、特徴や性格、かかりやすい病気などを紹介し、そこから考えられるおすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。

フラットコーテッドレトリバーの歴史

フラットコーテッドレトリバーはイングランド出身とされていますが、そのルーツについて確かなことはわかっていないようです。

フラットコーテッドレトリバーが初めてドッグショーに出たのは1860年のイギリスのバーミンガムの展示会でした。

しかし、当時はまだ現在のようなフラットコーテッドレトリバーの見た目に定着しておらず、ウェービーコーテッドレトリバーと呼ばれており、ウエーブした被毛をはやしていたそうです。

そこから改良によってウエーブした被毛からフラットの被毛へと変化していき、現在のような姿になったようです、

祖先として、カーリーコーテッドレトリバーというイギリス最古のレトリバーが有力ですが、別の説では、ウォータースパニエルやニューファンドランド、古い時代のラブラドールレトリバーやセッター、ラフコリーなどの血が混じったものとも考えられていますが、さらには、それらとカーリーコーテッドレトリバーをさらに混ぜ合わせて生まれたのではないかという説もあるので、現在でもフラットコーテッドレトリバーのルーツについてははっきりとわからないままになっています。

1860年のショーではまだウエーブした被毛に包まれていて、犬種としての姿がはっきりと定まっていませんでしたが、1864年にはフラットの被毛のメス二頭が出店され、犬種の固定化へと向かう動きが高まっていきました。

そして、ついに1874年にはフラットコーテッドレトリバーが犬種として確立されました。

1915年にはアメリカのケネルクラブでも登録されましたが、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーの人気に押しやられた上に第二次世界大戦が勃発し、犬種の維持が一時は危ぶまれるほどになりました。

それでも、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーとは異なった魅力を持つフラットコーテッドレトリバーに戦後再び注目が集まるようになり、フラットコーテッドレトリバーは犬種として再度安定性を取り戻し完全復活を果たしたのでした。

フラットコーテッドレトリバーの特徴

Flat-Coated Retriever, 9 months old, sitting in front of white background

フラットコーテッドレトリバーは垂れ耳の大型犬で、オスの体高が59センチから61.5センチ、メスの体高が56.5センチから59センチとされています。

体重はオスが27から36キログラム、メスが25から32キログラムが標準です。

とても賢く運動能力に優れているので、しつけや芸を覚えることも苦にならない犬種です。

ソフトマウスと呼ばれる、回収してきた獲物に歯形がつかないように絶妙の力加減で噛むことができる能力も、遊びながら身に着けることができるので、水陸両用の鳥猟用のレトリバーとして、今でも高い人気を誇っています。

フラット(直毛)の被毛が自慢!

フラットコーテッドレトリバーの名前の通り、フラットコートのさらりとした被毛が大きな特徴です。

軽いウエーブは認められていますが、直毛で体に沿って寝ている被毛が理想的とされています。

被毛はダブルコートになっていて、毛色はブラックもしくはレバーのみが認められています。

細身で力強い大型犬

フラットコーテッドレトリバーは、他のゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーのようなレトリバー犬種よりも細身です。

胸の幅や腰の幅が細いものの、深い胸とがっしりとした筋肉を身にまとっています。

鼻筋が長く、歩くさまは優雅で、泳ぎも得意なので、様々な場所に一緒に出掛けたくなる犬種ですね。

フラットコーテッドレトリバーの寿命

フラットコーテッドレトリバーは、寿命が短く、8から10年でその生涯を終えてしまいます。

大型犬の中でも短い方ですので、より密度の濃い生活を、できるだけ長く健康に楽しみたいですね。

フラットコーテッドレトリバーの性格

フラットコーテッドレトリバーは陽気な性格をしています。

運動が大好きで、人と一緒に水やおもちゃなどを使って遊ぶのが大好きです。

また、楽天的な性格でもあるので、一緒にたくさん遊ぶと、幸せな気持ちにしてくれる犬種といえるでしょう。

成犬になっても子犬のころのような無邪気さで過ごしてくれるので、「永遠のピーターパン」なんて呼ばれることもあるようです。

友好的で賢いので、他の犬や初対面の人、小さな子供たちともすぐに仲良くなれる犬種です。

狩猟に欠かせないソフトマウスは、トゲトゲがついていて強くかむと痛いボールを使って遊ぶことで習得できるようです。

遊ぶのが大好きではありますが、我を忘れてしまうことはなく、飼い主の指示にはいつも従順なので、安心して過ごすことができる飼育しやすい犬種といえるでしょう。

フラットコーテッドレトリバーのかかりやすい病気

Labrador lying on table checked up by veterinarian

フラットコーテッドレトリバーは寿命が比較的短い犬種であることを紹介しましたが、その中でも気を付けるべき病気があります。

その中でもよく起きるといわれているのが、股関節形成不全、白内障、前十字靱帯断裂などです。

それらの症状や原因について紹介し、予防方法を考えていきましょう。

股関節形成不全

股関節形成不全とは、通常だと股関節のくぼみに大腿骨の頭がはまり込んでいてその中を自由に動き回ることができる状態であるのが、発育の段階で股関節のくぼみ側もしくは大腿骨の頭部分、もしくはその両方が異常な形で形成されてしまい、関節を動かすのが困難になるようになってしまう病気です。

遺伝的素因や、幼少期の偏った栄養バランスの食生活などが原因で起きる病気とされています。

主な症状としては、横座りをしたり、腰を振るように歩いたり、四肢を突っ張るように歩いたり、うさぎ跳びのような走り方をしたり、運動を嫌がったりするということが挙げられます。

股関節形成不全が発症してしまうと、運動制限や体重管理、レーザー療法などの内科的処置と、股関節の外科手術という外科的処置のどちらかで治療をすることになるでしょう。

対策としては、幼少期に過度の栄養を摂取させないこと、フローリングなどの滑りやすい場所での生活や、高いところからの飛び降りや高い場所への飛び乗りをさせないことなどが挙げられます。

白内障

白内障とは、目の中にある水晶体といわれるレンズの働きをする部分が白く濁り、視力が低下してしまう病気です。

本来は光を眼球の中に集めて届ける部分である水晶体が白く濁ってしまうことにより、視界がぼやけ、進行すると失明に至る病気です。

遺伝的な要因によっておこるものと、後発的に起こるものとがあり、6歳以下で発症するものを遺伝性のもの、それ以降のものを加齢による後発性白内障と分けています。

犬の中では遺伝性のもののほうが後発性のものよりも発症率が高いとされており、フラットコーテッドレトリバーも発症しやすい犬種です。

犬の視力低下は飼い主にとっても気づきにくいといわれていますが、片目ずつ、目の前を通るように羽や綿などの物体を音がしないように落として、それを目で追うことができているかをチェックすることによって簡易的に検査することができます。

ものに良くぶつかるようになったり、ちょっとした物音にも驚くようになったり、目に周りに炎症が見られたりしたならば、医療機関で検査を受けるようにしましょう。

白内障は内科的治療方法が存在しません。

白くなってしまった水晶体をもとの透明な状態に戻すことはできないからです。

内科的処置でできるのは、進行をできるだけ遅らせることだけで、根本的な治療をするには水晶体を交換する外科的な手術をしなければなりません。

外科的な手術では水晶体を砕いて取り出し、そこに人工的な眼内レンズを挿入するという方法がとられますが、犬の水晶体は人間のものよりも分厚く、固いので、犬の眼球への負担は大きなものになります。

難しい手術なので、治療できる場所や、医者が限られており、かつ治療費も高額になるので、できるだけ早期に発見をし、内科的措置で悪化を防ぐという方が良いでしょう。

白内障は遺伝的なものなので、予防方法はありませんが、抗酸化作用のある食材が予防に効果を発揮するといわれています。

ジャガイモやサツマイモ、ナッツやカボチャに含まれるビタミンCやビタミンE、牡蠣やレバーに含まれるミネラル、コエンザイムQ10や鮭の赤い色素アスタキサンチンなどが抗酸化作用のある食材として挙げられています。

少しでも発症リスクを下げられるよう、食生活にも気を使ってあげたいですね。

前十字靱帯断裂

前十字靭帯とは、後十字靭帯とともに大腿骨(太ももの骨)と脛(けい)骨(すねの骨)を結びつけている靱帯のことですが、この靱帯が切れてしまうことによって前十字靱帯断裂が生じます。

前十字靱帯は加齢や肥満によって切れやすくなることがあり、骨の形成異常なども靱帯に負荷がかかるので発症の要因となることがあるようです。

運動が好きなフラットコーテッドレトリバーは、走り回っている中で急なジャンプやダッシュ、急旋回や衝突などのきっかけで靱帯を損傷してしまうことがあるので注意するようにしましょう。

予防方法としては、肥満を避けることが大切になってきます。

滑りやすい場所での生活や、急激な運動を避けることも予防に効果がありますので、食生活や住環境を整えてあげるようにしたいですね。

フラットコーテッドレトリバーのおすすめドッグフード3選!

black labrador retriever puppy eating kibble out of a red dog food dish on white background

フラットコーテッドレトリバーは股関節形成不全、白内障、前十字靱帯断裂などの病気を発症しやすいとされているので、それぞれに対策効果があり、かつ運動量の多いフラットコーテッドレトリバーに必要なエネルギーと栄養素をカバーできるようなドッグフードが必要です。

フラットコーテッドレトリバーには以下のような条件を満たすドッグフードがおすすめできるでしょう。

・肥満対策に効果があり、パピー期の栄養バランスも優れているもの ・抗酸化作用が期待できるもの ・高たんぱく低炭水化物であるもの

それでは、以下にそのようなドッグフードを紹介していきたいと思います。

モグワン

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンには良質なチキンとサーモンが53%使われており、穀物不使用なので、アレルギー反応が出にくいドッグフードです。 炭水化物も低GI 値食品であるサツマイモが使われていますので肥満対策に効果があり、抗酸化作用も期待できるフードです。

タンパク質が高すぎないので、バランスの良い食生活を送ることも可能でしょう。

また、サーモンオイルとココナッツオイルが含まれているので、フラットコーテッドレトリバーの美しい毛並みを保つうえでも効果を発揮するドッグフードです。

カナガン

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンドッグフードには、イギリスで平飼いされている良質なチキンの生肉と乾燥肉をふんだんに使っており、総量の51%がチキンで構成されています。

また、モグワンと同じく炭水化物源としてサツマイモを使っているので、肥満になりにくく、抗酸化作用も期待できます。

こちらにもサーモンオイルが含まれているので、毛並みの維持にも効果を発揮するでしょう。

ただ、モグワンと違い、たんぱく質量・脂質・カロリーが高いので、フラットコーテッドレトリバーをたくさん運動させるライフスタイルであればおすすめですが、あまり活動的なライフスタイルではない方にはおすすめできない商品となっています。

オリジン

オリジンドッグフード

自然な形でのタンパク質と脂質を摂取でき、ワンちゃんの健康を促進するのに非常に効果的です。

オリジンドッグフードには、新鮮な肉や魚が総量の85%含まれていて、たんぱく質が約40%含まれています。

フラットコーテッドレトリバーをたくさん運動させるという方には、たくましい体を育てるためにぴったりな栄養バランスとなっています。

しかし、炭水化物量を15%に抑え、かつ低GI値食品を使っているので太りにくく、消化にも良いドッグフードです。

炭水化物源として使われているカボチャは抗酸化作用があるので、白内障の予防にも効果を発揮すると考えられるでしょう。

まとめ

Dogs walking at stones on the beach in sunset time. Phu Quoc island, Vietnam

フラットコーテッドレトリバーの特徴や性格、かかりやすい病気などからおすすめのドッグフードを紹介してきました。

フラットコーテッドレトリバーにはモグワンカナガンオリジンの3つがおすすめです。

運動量がどれくらいなのかによってカロリーのオリジンなのか、カロリーの低いモグワンなのかということを決定できると思います。

カナガンにはチキンと七面鳥が使われているので、魚の匂いが体に合わないという子にはカナガンがおすすめです。

どれも高たんぱくなドッグフードなので、給餌量に気を付けて、肥満対策をしながら健康的な食生活を維持していきましょう。

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