バセンジーってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

バセンジーってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

中型クラスの犬種で何千年もの歴史を持っているバセンジー。 一体どんな犬種なんでしょうか。 残念ながら遺伝的要素の高い病気も含めて、おススメのドッグフードをご紹介していきます。

バセンジーって?

Basenji, 1 year old, sitting in front of white background

古代エジプトの壁画にバセンジーによく似た犬種が描かれているほど飼育された犬としては最古のものともいえる犬です。

どれほど古い犬種なのでしょうか。

どうやって世界に知られるようになったのでしょうか。

ご紹介していきます。

バセンジーの歴史

バセンジーの歴史はとても長く、紀元前2500年ごろのアフリカの大地に暮らしていたピグミー族と共に生息していたという記録があります。

それはピグミー族が古代エジプトとの交流があり、ピグミー族が飼育していた犬種をエジプトのファラオへ献上したという記録があるからです。

そしてこのときの犬種がのちのバセンジーとなります。

しかし現在ではコンゴ共和国として知られる地域に生息していたバセンジーですが、長い間この一帯でした飼育されていなかった犬種であったためヨーロッパやアジア、アメリカ大陸などでは全く知られることなく時ばかりが過ぎていき、他のアフリカの地域においてすらほとんど認知されていなかった犬種でした。

そのため他の犬種と混じり合う機会のないまま何千年も原種を保ち、現在まで姿をほとんど変えずに生きてきたといえます。

その後、19世紀に入り1895年にイギリスの探検隊がコンゴへ入っていったときにバセンジーと遭遇します。

バセンジーにとっては歴史的な出来事となり、この探検隊は本国へ持ち帰りましたが、残念ながらすべてが病気のために全滅してしまい、その後も何度かイギリスやアメリカへ持ち込まれましたが、やがて全滅してしまいました。

このバセンジーは繁殖も難しく、なかなか個体数を増やす努力が実らなかったためにコンゴ以外での繁殖に成功したのは20世紀に入ってからの事です。

イギリスで1930年代に繁殖が軌道に乗り始め、飼育がなされるようになりましたが、それらのバセンジーは12頭から繁殖なされていったために近親間での交配となってしまいました。

そのため近親間による遺伝的な問題が生じ、ファンコーニ症候群に悩まされるようになります。

先天性による病気のために命を落とす個体が多くいたのです。

そのため1987年に新たにアフリカからバセンジーを取り寄せて繁殖を試みることがなされて成功を収め、今ではファンコーニ症候群に悩まされることなく繁殖ができるようになっています。

日本では2017年の登録個体数が30頭にも満たない頭数となっていますので、ほとんど見かけることはできないでしょう。

それほど珍しいバセンジーですので見かける機会があったり飼育する機会があるならぜひ飼ってみてほしい犬種ですね。

バセンジーの特徴

a dog swimming at a local public pool

バセンジーは外見的特徴も性格も犬種の大元であるオオカミに似ているといわれています。

たしかに足の長さや筋肉質な体つきなど野性味あふれる体をしていますので大変魅力的です。

少しご紹介してみますね。

長い脚に筋肉質な体

足が長く筋肉質な体つきをしているのがバセンジーの特徴で、体長と体高はほぼ同じ長さなのも特徴です。

全体的な体つきの印象としては線の細い弱弱しいイメージのバセンジーですが、元は狩猟犬だっただけあり筋肉の付きの良さからスタミナは十分に持っていて飼い主との運動にしっかりついてくることに出来る犬種です。

そのため散歩は想像以上にお気に入りで走ったり遊んだりすることは大好きですから、毎日運動させるために散歩したりドッグランに連れていくなどのことは積極的に行ったほうがストレスを溜めこませずに済むでしょう。

さらにより原種に近いバセンジーですので野生犬ともいえる性格をしており、しかも運動量があってマイペースに動き回ることから、しつけがしっかりしていないと何かと大変になるでしょう。

自分に夢中になるとどこへ行くかわかりませんし、じっとしていられなくて走り回ってしまうこともしばしばですので、しつけをあきらめずに続けるようにしましょう。

ピンと立った耳にクルっと巻いた尾

細身の筋肉質な体つきをしていますが、さらに特徴的なのが、顔の大きさに対して存在感のあるピンと立った耳です。

感情を出すときにはこの尖った耳がピンと立って額にはしわができるのでそれが可愛いという飼い主も多くいます。

でもうれしいときはこの耳を倒して気持ちを表してくれますよ。

そして特徴的なのは尻尾で、くるくると巻かれていて引っ張っても元の位置に戻るんです。

それぞれ左巻きと右巻き、中央に収まる丸の形状などクルッと巻かれていてもその形状は様々です。

通常の犬種であればうれしいときや怒っているときなどに尻尾が特定の動きになって気持ちを理解することができるのですが、バセンジーはその尻尾がほとんど動きません。

そのため尻尾をフリフリして嬉しさを表すといったことがないんです。

これもバセンジーの面白い特徴といえるでしょう。

バセンジーの寿命

12歳くらいですので中型犬としては短い方かもしれませんが、16歳まで生きることもありますので飼育の仕方によって変わってくるといえるかもしれません。

先天性の病気にかかりやすいので命の危険を考えると個体差によって寿命が変わってくることも考えられます。

バセンジーの性格

バセンジーは猫のような性格と称されることがあるほど、マイペースなところがある点で独特の犬種といえるでしょう。

これは見知らぬ人や他の犬種、あるいは動物に対してほとんど関心を示さず、それを表すこともない性格です。

そのため警戒心を示したとしても吠えたりするといった行動にまで至ることはないので、散歩をしていて他の犬種とすれ違うときにも喧嘩をしないか心配することもありません。

とはいえ飼い主やその家族に対する忠誠心は強いものがあり、愛情を素直に表すところもあるので、実際に世話をしている立場としては可愛くて仕方がなくなるでしょう。

またとても賢く利口な犬種ですのでしつけを行うことでより飼いやすい愛犬になってくれることでしょう。

もちろんマイペースなのがバセンジーの特徴でもあるので、しつけの際には良く褒めながら根気よく教えていかなければなりません。

そしてほとんど吠えることのないバセンジーですが、鳴くときには特徴的で、ヨーデルのような声を出します。

バセンジーのかかりやすい病気

Dachshund Held By Nurse In Veterinary

バセンジーはもともと近親間による交配がなされてきた経緯があるため遺伝的な要素で病気なることが多く、予防策を講じることが難しいという欠点があります。

さらに命の危険に至るケースもあり、毎日の生活の中で愛犬の健康状態をチェックしながら異常を察知していかなければなりません。

ここでその症状のいくつかを取り上げてみますね。

鼠径ヘルニア

鼠径部と呼ばれる足の付け根部分の腹膜の隙間から臓器が一部あるいはすべてが飛び出してしまう症状を鼠径ヘルニアといいます。

そのため外見からも太ももの付け根付近のふくらみが確認できたりしこりがあったりすると、それが実は臓器だったりすることがあるんです。

それらの臓器には腸や膀胱といったものが含まれ、定位置にないので圧迫されたり閉塞することなってしまい、本来の流れとは違う血流や毒素の動きをしてしまい体中に異変をきたすことになってしまいます。

この病気は遺伝的な要素もあることが報告されていますが詳しいことはわかっていません。

また後天的な、肥満や虚弱体質によっても鼠径部からの臓器の漏れが生じることがあり子犬にこの症状が多いとされています。

初期の段階で多少臓器が出っ張っている程度であれば臓器への負担もほとんどないため愛犬も痛みを感じないまま過ごしていることがあります。

これほどの程度であれば気にすることはありませんが、重度になって隙間からの臓器の出具合がかなり大きくなってくると腸や膀胱が隙間にはまってしまい臓器の機能に多大な支障をきたすことがあります。

もし嘔吐を繰り返していたり食欲がなくなっていたりしているようなら腸が閉塞されている状態になっているのかもしれませんし、頻尿になっていたり排尿に困難をきたしているようなら膀胱が圧迫されているのかもしれません。

治療としては外科的手術となり、できてしまった隙間から出てしまっている臓器を元の位置に戻して隙間を無くしてしまうことが行われます。

こうした手術は程度の状態が軽いほど良いのでなるべく早くに症状を特定して手術に踏み切ったほうが良いでしょう。

鼠径ヘルニアは基本的に先天性であれば予防策はないのですが、外的損傷によって生じる場合もありますので怪我に注意することや、肥満によっても引き起こされることがあるため食生活に注意を払うことが大切になります。

鼠径ヘルニアの場合は鼠径部のところを実際に触れて触ってみることでふくらみやしこりを確認することができますので、日頃からコミュニケーションの一つとして異常がないかを実際に触ってみることをお薦めします。

ファンコーニ症候群

ファンコーニ症候群は先天性のものと後天性のものがありますが、バセンジーの場合はほぼ先天性のもので遺伝子レベルで親から子へ受け継がれていくものです。

そのためとくにバセンジーがファンコーニ症候群に陥る場合は治療法がないのが現状です。

しかし症状を極端に落ちらせることなく寿命を延ばしていくことは現代医学で可能になってきています。

この病気は腎機能の低下に伴って多臓器不全に陥り、最終的に死に至る恐ろしい病気で適切な処置が一刻も早く必要になる症候群ということができます。

主に大量に水を飲んで大量に尿をするというのが特徴で、ほかにも食欲は旺盛なのに体重が落ちていくことや、被毛の艶が悪くなって質が落ちてしまうといった現象が見られます。

このように多飲多尿なのに血糖値は正常で異常がほとんど見られない状況は普通では考えられないので医師たちは他の方法で検査を行うのですが、多飲多量で血糖値正常というのがファンコーニ症候群の特徴ということができるわけです。

治療としては先に挙げたように完治を目指すことはできないので数値のコントロールを行って安定させていくことが目指すべきゴールということになります。

主に水分の補充と栄養素の補充によってバセンジーに必要な予防策を講じていきます。

特に水分はファンコーニ症候群において腎機能を守るためにどうしても必要な要素なので、バセンジーが欲しがる分だけ与えたほうが良いでしょう。

かなりの量を飲むため尿の多さも取り入れた水分が関係していると思われがちですが、水分量を抑えたからといって尿の量が変化するわけではないので誤解をしないようにすべきです。

さらに栄養素が十分に体に吸収されずに排出されてしまうことになってしまうため、たんぱく質が28%程度含むドッグフードを与えることによってバランスを保つことができます。

またビタミンとミネラルも十分に吸収できるサプリメントも補給しておくことによって総合的な栄養素のバランスを取ることができるでしょう。

ファンコーニ症候群はとても珍しい病気でなおかつこれにかかることの多いバセンジーも日本では珍しい犬種であるために、獣医も知識が十分でなく対応に限界があることが多いため日頃から飼い主が知識を取り入れておくことは重要といえるでしょう。

溶血性貧血

血液の中にはいくつかの成分が含まれていますが、その中の一つである赤血球は酸素を体の隅々にまで送り届ける働きをしています。

しかし溶血性貧血になってしまうと、この赤血球が破壊されていき肺で取り入れた酸素を赤血球が全身に運ぶということができなくなってしまう、あるいは十分にいきわたらなくなってしまいます。

この病気は遺伝的なものが原因として考えられていますので、治療に当たっては一時的に治ったように見えますが再発してしまうこともあり、完全に治すことが難しいとされています。

また遺伝的な要素のほかに後天性の場合があり、ウイルスが体内に入ってきて起こる場合や、免疫システムが異常な状態となり自らを攻撃し始めて溶血が始まることもあります。

そのため免疫抑制剤であるステロイドを投与することによって溶血性の貧血を抑える治療がなされることがありますが、体全体にいきわたる赤血球ですので改善に向かうには数週間かかることもあります。

しかし重度の状態で赤血球が明らかに不足している場合は、緊急性が高いので輸血が行われることもありますが、犬の場合は保存された血液が人間のようにたくさんあるわけではないので血液が合わず治療に当たれないこともあります。

赤血球は酸素を体に送り込む働きですので、酸素不足は命の危険をもたらしますから一時的に酸素を人工的に送り込む治療が行われこともありますがあくまでも一時の酸素不足をしのぐ目的で行われます。

遺伝的な要素で溶血性貧血に陥ると原因が不明ですので解決に向かうことが大変難しく予防していく方法がありません。

そのため早期発見を意識しておくことが重要になり、口の中の粘膜が黄色くなっていたり、尿の色がとても濃いとか、食欲不振になっていたり、臓器がきちんと働かず元気がないといった症状が複合的に出ているなら溶血性貧血を疑ってみることができます。

しかしこの病気の怖いところは急性的に赤血球が破壊されていき治療に当たるすべを失ってしまうということがあり、こうなってしまうとあっという間に命を奪われてしまうこともあります。

日頃から愛犬の健康状態を確かめておくことで異常を早めに見つけて獣医に診断してもらい、なんらかの治療に当たれるようにしておくのが最善といえるでしょう。

バセンジーのおすすめドッグフード3選!

Healthy dog food, isolated on white

かかりやすい病気に合わせて理想的なドッグフードをご紹介していきます。

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンにはダンデライオンという葉が含まれており、この葉の栄養素にはビタミンと鉄そしてミネラルが豊富に含まれているため、溶血性貧血という病気にかかりやすいバセンジーにとってこの上ない栄養素ということができます。

さらにダンデライオンにはカリウムを体内から減らすことなく利尿作用を促すことができるため毒素を出しつつも栄養素は失わないというとてもよいメリットもあります。

モグワンの良さは人間が食べられる原材料で、無添加無着色の食材、そして高品質を追求し、安心安全が売りなので、ダンデライオンのような食材にまで目を配られることは少ないのですが、やはり一切の妥協を許さない信頼されているドッグフードだけあって細かな点にまで配慮がなされていることがわかりますね。

ただしモグワンは高たんぱく質ですので成長期のバセンジーには適したドッグフードですが、ファンコーニ症候群にかかっている愛犬の場合それが返って仇となることもありますので与える量には十分注意しましょう。

とはいえ安心安全かつ栄養素も文句なしで摂取できるドッグフードですから一回の与える量を間違えなければ愛犬の元気に一役買ってくれることは間違いないでしょう。

カナガンドッグフード

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

かかりやすい病気を考慮に入れるとバセンジーは肥満にならないほうが得策ですし、栄養素もしっかり補っていく必要があります。

この点でカナガンドッグフードは免疫力を高める効果のあるチキンが生肉使用で配合されていますし、栄養価が高くミネラルも豊富な海藻も含まれています。

そして消化によいとされるサツマイモも含まれているのはカナガンの特徴で、血糖を保って抗酸化作用にも優れているため栄養面では申し分ないでしょう。

またカナガンは一粒の大きさも小型犬から中型犬のようなバセンジーの口の大きさにぴったりのサイズで、食べやすいため食欲にも良い影響を与えます。

大きすぎたり小さすぎては食べづらいですからね。

細かな点まで犬種の気持ちに寄り添っているカナガンドッグフードはバセンジーにぜひ与えたくなるフードということができます。

アランズナチュラルドッグフード

アランズナチュラルドッグフード(ラム)

肉類に低カロリーな「生ラム肉」を使用している肥満解消に役立つドッグフード!

容量/価格 2kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 生ラム肉
対応年齢 全犬種、7ヶ月~

無添加のナチュラルドッグフードは犬本来の食事にこだわって作られていますので、犬としての歴史がとても長いアフリカ出身のバセンジーの舌にもピッタリ合うドッグフードになります。

用いられている肉はラムで消化がとても良いとされているため、栄養を十分に補給していく必要のあるバセンジーとの相性は良いでしょう。

小麦や大豆といった穀物は不使用ですのでアレルギーにも強いドッグフードです。

さらに全体のバランスが栄養士や獣医師などの専門家によって考慮され、犬に必要な栄養を二年も費やして研究されて世に送り出されていますので、バセンジーの必要な栄養素にも十分こたえてくれることでしょう。

もちろんドッグフードには相性もありますので、愛犬に合ったドッグフードを試してみながら一番を合うものを決めていけばよいと思います。

まとめ

バセンジーはヨーロッパやアメリカでの繁殖の際に近親間で行われたため遺伝子による先天生的な病気にかかりやすい犬種です。

そのため一度病気が判明すれば最後までその病気を向き合っていかなければならないという点で飼い主と愛犬の双方に負担がかかってしまうことでしょう。

可哀想な歴史を持つ犬種ですが、吠えることをしないという特徴やマイペースで飼い主への忠誠心もある犬種ですので飼っていて楽しいことは間違いありません。

正しい知識を取り入れながら上手に接していくことができればこれ以上の犬種に出会うことはないかもしれませんよ。

残念ながら日本での登録件数は減少傾向ですので、もし見かけることがあればハッピーかもしれませんね。

この記事が気に入ったらシェア
おすすめ記事
関連記事
人気のタグ