バセットハウンドってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

バセットハウンドってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

床につきそうなくらいの大きなたれ耳と、マイペースな性格が可愛いバセットハウンド。靴ブランドの商標にもなっていたり、刑事コロンボの愛犬としても有名な犬種です。またトムとジェリーにも少し眠そうな顔をしているドルーピーというキャラクターで登場するなど、とても魅力たっぷりの犬種です。飼育には覚悟が必要、とも言われているらしいのですが!?実際のところどんな性格や特徴を持つ犬種なのでしょうか?バセットハウンドの基礎知識やおすすめのドッグフードなどをご紹介します♪

バセットハウンドって?

Basset Hound Laying on the Grass

バセットハウンドは、嗅覚ハウンドとしてヨーロッパなどで親しまれている犬種です。

原産国はフランスで、JKC(日本ケネルクラブ)では第6グループに属しています。

大きな垂れ耳と、胴長短足の体型が特徴的です。

バセットハウンドは、その優れた嗅覚を利用して優れた狩猟犬として活躍してきました。

しかし、猟犬とはいえ争いを好まず。またのんびり屋さんの優しい性格をしていると言われています。

現在でもヨーロッパなどでは実猟犬として活躍しているようですが、アメリカや日本においてはペットとして愛されています。

バセットハウンドは、アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの愛犬でもあったことで有名です。

また、刑事コロンボの愛犬もバセットハウンドでした。

その他にも広告のキャラクターとして採用されるなど、いろいろなところで親しまれ愛されている犬種なんですね。

ユニークな見た目と、そしてマイペースでのんびり屋さんの性格が、人々を惹きつけてやまないのかもしれません。

では、バセットハウンドはもともとどこで、どのようにして生まれたのでしょうか?

その歴史を調べてみましょう。

バセットハウンドの歴史

two dog Basset hound sitting and looks up at light

バセットハウンドは、フランスが原産国となっています。

16世紀頃から存在したと言われています。

祖先犬は、ベルギーの寺院で飼育されていたセント・ヒューバートだと言われています。

セント・ヒューバートはベルギーのセントハウンドで、現在は絶滅してしまっている犬種です。

動きはゆったりとしているものの、嗅覚に優れ、嗅覚追跡はとても正確だったといわれています。

11世紀頃にベルギーの寺院で修道士がブリーディングしていたとの説があり、フランス国王がこの犬を気に入って毎年1頭ずつ献上してもらっていたと言われています。

そして13世紀になると毎年2頭づつ献上されいk,どんどんとこの犬種の素晴らしさがしれて、外国へも輸出されたようです。

しかし、フランス革命のときにはすでに絶滅してしまっていたそうです。

そんなセント・ヒューバートの影響はベルギー、イギリス、フランスで受け継がれていて、その一つがバセットハウンドであると言われているのです。

セント・ヒューバートは胴長短足でした。

どうして胴長短足になったののかはよくわかっていません。

もしかしたら、そのような犬種を作出するために選択繁殖されたのかもしれませんし、または突然異変によりそうなったのかもしれません。

いつ胴長短足になったのか、時期も理由もわかっていませんが、バセットハウンドはその特徴を受け継いでいます。

セント・ヒューバートを基礎に作出された他の犬種として、ブラッドハウンドがいます。

ブラッドハウンドは、ベルギーが原産国のセントハウンドであり「魔法の嗅覚」の肩書を持つ犬種です。

このブラッドハウンドは19世紀初め、バセットハウンドに交配されてきた犬種です。

そのようなわけで、バセットハウンドとブラッドハウンドはよく似ているところがあります。

バセットハウンドは、庶民たちの猟のために用いられていた犬種です。

18世紀の後半、フランスでは庶民の間でも猟が行われるようになりました。

それまでは、猟というのは貴族たちの遊び、スポーツでした。

しかし、庶民たちは自分の生活のために猟をしました。

それで、貴族たちが馬に乗って多くの犬を連れながら狩猟を楽しんでいたのとは違い、自分たちの足で山に入って猟を行います。

その場合、必要とされていたのは同じ速度で歩き、猟をサポートしてくれる猟犬でした。

そんなニーズを満たしたのがバセットハウンドです。

バセットハウンドは歩くスピードは速くはありません。

しかし、とても嗅覚に優れていました。

それで、獲物の臭いを鋭い嗅覚で探し当て、飼い主の猟師さんと一緒に歩きます。

その後、獲物が近くなると早足になって追いかけ、見つけ出します。

バセットハウンドの猟のやり方は、見つけたらすぐに襲いかかって仕留めるというのものではなく、相手を油断させ猟師の到着をまち、その場に留まらせるというものでした。

そのようにして、バセットハウンドはウサギなどの狩りを手伝う猟犬だったのです。

庶民たちにとって、バセットハウンドは良きパートナーでした。

そんな中、1870年ごろにはイギリスに渡ることとなります。

そしてイギリスでも繁殖が行われて、より洗練された犬種となります。

イギリスのケネルクラブには1882年に登録されました。

そしてアメリカにも1880年代に輸出されて、どんどんと人気が高まります。

その人気は、映画、テレビドラマ、CM、アニメ、漫画に登場するまでになります。

そして有名な靴のブランド「ハッシュ・パピー」のマスコットにもなりました。

ちなみに、ハッシュ・パピーのマスコットとして選ばれたのは、ミネソタ州で飼育されていた「ジェイソン」という名前のバセットハウンドなのだそうです。

どうして彼がえらばれたのかというと、ハッシュ・パピーは広告に人気の犬を使うことを考えていてたようで、いろいろな場所で募集をかけていたそうです。

広告ディレクターさんはモデル経験のあるメスの犬を採用しようと考えていたようですが、オーディションに参加していたジェイソンを見て、「この子だ!」と思ったようです。

その哀愁のある顔や体型が、ハッシュ・パピーのイメージに近かったようです。

そして、服従訓練も受けていたジェイソンはモデル経験がないながらも、カメラテストもビデオテストもばっちりで、結局ジェイソンが起用された広告は、いろいろな賞も受賞するほどの大評判となりました。

その結果、バセットハウンドは世界中で有名な犬種になったわけです。

このように、もともとは猟犬として活躍していたバセットハウンドですが、現在では世界中に知られています。

ヨーロッパではまだ現役で実猟犬としても飼育されていることがあるようですが、アメリカや日本では家庭犬として愛されていますよ。

バセットハウンドの特徴

happy dog - basset hound with ears up.

バセットハウンドは嗅覚に優れた狩猟犬だったわけですが、大きさでいうと中型犬に分類されます。

体高は33~38cmほどで、体重は20kgになります。

体重はやや重たいですね。

ゆっくりと歩き、のんびり屋さんなので、ちょっと肥満になりやすいタイプです。

体の大きさに比べて骨量が多いのも、体重が重い理由の一つです。

では、身体的な特徴また性格的な特徴についても詳しく調べてみたいと思います。

垂れ耳で胴長短足

バセットハウンドの見た目の大きな特徴の一つが耳です。

耳はとても大きく、下に垂れています。

頭部も大きいのですが、耳はそんな大きな頭部のサイドを覆うほどで、臭いを嗅いでいると地面についてしまいそうです。

そして、胴が長くて足が短いのも大きな特徴です。

先ほども、バセットハウンドの祖先犬がどの段階でどのように胴長短足の体型になったのかということは詳しくわかっていないということをご紹介しましたが、ある説によりますと、鼻を地面に近づけて臭いを嗅ぎやすいように、大きな頭部と足が短くなったともいわれています。

そして、大きな垂れ耳によって、外からの音をシャットアウトすることができ、より鋭い嗅覚を活かす事ができるようになったとも言われています。

また耳は匂いを鼻に寄せ集めるのに適しているとも言われています。

そして、バセットハウンドは皮膚がたるんでいます。

この特徴は、ブラッドハウンドと交配したことにより受け継いだものです。

顔の皮膚もたるんでいるので、それがなんだか哀愁漂う表情をつくっていて、そこがまたとても魅力的でもあるんですよね。

このように、大きな垂れ耳と短足な体型は、優れた嗅覚ハウンドとして改良されてきた特徴というわけです。

バセットハウンドに似ている犬種の一つとしてビーグルがいます。

ビーグルもブラッドハウンドの血を持つ犬種ですが、イギリスが原産の犬種です。

バセットハウンドとビーグルを見分けるポイントとしては、バセットハウンドのほうが耳が大きく、また足が短く、そして皮膚にたるみがありますよ。

バセットハウンドの被毛はレモン&ホワイトや、ブランク&ホワイト&タンなどですが、すべての色が許容されていて、シングルコートとなっています。

猟犬なのにゆっくり

猟犬として猟師たちの良きパートナーとして活躍してきたバセットハウンドは、そのゆっくり歩く姿も印象的です。

普通猟犬というと、とても俊敏で速く走るイメージがありますよね?

しかし、バセットハウンドは猟犬なのにゆっくりで、見た目からもスポーティーな印象は感じられません。

でも、そのような人間と同じペースで歩く犬種が、庶民の猟のパートナーとしてちょうどよかったわけですね。

素早い動きをする猟犬ではありませんが、スタミナはかなりあります。

見た目はとても胴体が長くて太く、頭も大きくて足が短い、一見なんだか猟犬とは思えないような感じですけど、体力があり、また飼い主に献身的でとても優れた嗅覚を持つ優れた猟犬なのです。

バセットハウンドの寿命

バセットハウンドの寿命は10~12年ほどと言われています。

少しだけ短い気がしますね。

バセットハウンドは自然交配が難しい友いわれています。

それで、人間の手によって交配させることがほとんどで、それでも受胎率も高くはないそうです。

それだけ、繁殖が難しいんですね。

つまり生まれてきてくれたバセットハウンドは貴重な存在なんですね。

かかりやすい病気について知り予防してあげるとともに、毎日の適切なお手入れや生活に気をつけてあげることで健康寿命を伸ばすことができるでしょう。

例えば、お散歩は1日に1時間程度がすすめられています。

体力のある犬種ですが、のんびり屋さんで肥満になりやすいので、運動不足にならないように気をつけてあげましょう。

とはいえ、運動量が特別に多い犬種ではないので飼育しやすいですよね。

また、皮膚がたるんでいることと、耳が垂れていることで炎症などを起こしやすくなっていますから、汚れが溜まったままにならないように、定期的に体を拭いてあげたり、また耳のケアをしてあげるようにしてくださいね。

そして、口の皮膚も垂れていますので、よだれも多い犬種です。

口元も清潔に保つように拭いてあげたりしましょう。

バセットハウンドの性格

Dog, basset hound portrait on the white background, isolated

バセットハウンドは、とってもマイペースで温厚な性格をしています。

猟犬として改良されてきましたが、争いは好まないタイプです。

のんびりと過ごすことが好きな子が多く、あまり活発に動き回ったりしないそうです。

なので、肥満になりやすく体重管理はしっかりとしてあげる必要がありますし、運動不足にならないように毎日お散歩に連れて行ってあげる必要があります。

ただし、嗅覚が優れていて、普段とは違う特別な匂いがしたときには興奮することがあるそうです。

また、室内ではのんびりとしているものの、室内外の異変は敏感に察知します。

そして猟犬だったのでよく吠えます。

力も強いのでお散歩のときには力を制御し、リードできる人が必要でしょう。

それに加えて頑固なところがあります。

それでトレーニングには根気が必要であると言われています。

また、独立心があります。

つまり飼い主を無視することもあるのです。

そこが、飼育には覚悟が必要、と言われている理由のようです。

初心者向きではない犬種とも言われています。

とても頭が良いので、理解できないということはないでしょうけど、頑固なのでしつけには粘り強さと忍耐力が必要なんですね。

頑固でしつけがうまくいかないと、ついついイラッとして感情のままに怒りをぶつけたり、叱ったりしてしまいそうになるかもしれませんが、それはしつけの歳にかなりの逆効果となります。

理不尽に命令されたり、怒鳴られたりすると人間に対する信頼感がなくなり、もと頑固になります。

それで常に冷静に、優しく一貫したトレーニングをするようにしましょう。

一貫性がないと、飼い主の指示に対する信頼感がなくなって、自分で判断しようとしますので、的確な指示を一貫性をもって与えることを心がけましょう。

しつけに関しては、あまり活発ではないために遊びながらというよりも、おやつを用いるほうが良いという意見もあります。

そして、よだれが多いので、部屋によだれがつくのが嫌だという家族がいると飼育は難しいかもしれません。

また、孤独は苦手です。

もともと、集団で飼育できるように改良されてきた犬種のようで、家族と一緒にいることを好みます。

家族への愛情が深く、子どもとも仲良く上手に相手をしてくれる優しい性格です。

家族であれば他の動物とも仲良く接するようです。

逆に、いつもひとりぼっちにされるような環境だとストレスがたまり、問題行動が多くなります。

飼い主の気を引こうと大きな声で吠え続けることもあるかもしれませんし、破壊行動が見られることもあるかもしれません。

それで、たくさんの時間を一緒に過ごせる家庭での飼育が好ましく、室内で一緒に暮らすことがおすすめです。

バセットハウンドのためにたくさんの時間を取れる方だけ飼育するようにしてください。

バセットハウンドの性格に関しては、刑事コロンボを見るとよくわかる気がします。

刑事コロンボの愛犬ドッグは、いつものんびーりとしていて、いろいろな場所につれていかれるけど対してはしゃぐこともなく、いつもマイペースです。

そして、コロンボが遅く帰ると文句を言ってやる気のない表情をしています。

そんなマイペースで、哀愁漂う、ちょっとだるそうにしている姿がなんとも可愛いんですよね。

しつけには根気が必要ですが、穏やかでて優しく、飼い主には献身的で忠誠心のある犬種ですよ。

バセットハウンドのかかりやすい病気

Basset Hound dog wearing a white lab coat and a stethoscope that is placed on a Dachshund dog

少し寿命が短いバセットハウンドですが、気をつけたい病気がいくつかあります。

まず、体型ゆえに椎間板ヘルニアになりやすいです。

また遺伝性の疾患も多く、皮膚疾患も起こりやすいといわれています。

愛犬の健康管理をするために、飼い主さんは病気について理解しておきましょう。

椎間板ヘルニア

胴長短足の犬に多いのが椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアは、加齢やまた遺伝的な素因によって起こりやすく、発症すると歩行困難になったり排泄が難しくなったりします。

予防としては、まずはバランスの良い食事を与え、適度な運動をさせることによって筋肉をつけさせましょう。

そして、肥満にならないように気をつけましょう。

太りやすい体質のバセットハウンドは特に肥満に気をつける必要があります。

そして、二本足で立たせないようにすることや、段差などは苦手なのでスロープをつけてあげるなどの対策を講じてあげましょう。

だっこするときにも、縦だっこではなく、床と水平になるように両手で抱くようにしてください。

皮膚疾患

皮膚がたるんでいるバセットハウンドは、膿皮症や真菌症、外耳炎などの皮膚病を患いやすいです。

膿皮症はブドウ球菌という常在菌が大量に発生することで引き起こされて、放置するとどんどんと大きくなり、皮膚に穴が開くこともあります。

皮膚に生息しているカビが、皮膚のバリア機能が低下したときに媒介となって皮膚炎を引き起こすのが真菌性皮膚炎です。

毎日ブラッシングをしてあげたり、低刺激のシャンプーを使用することで皮膚を清潔にすることができます。

ただし、シャンプーのしすぎは皮膚にとって負担となりますので、洗いすぎないようにしてください。

普段は蒸しタオルなどを使って拭いてあげるようにしましょう。

また食事を見直し皮膚のバリア機能を高めること、またストレスをかけないことに気をつけ、もし皮膚疾患が見られたならすぐに獣医師に見せましょう。

早期発見、早期治療は犬にとっても、飼い主にとっても負担を減らすために大事なことです。

バセットハウンド血小板障害

バセットハウンド特有の病気があります。

それが、バセットハウンド血小板障害です。

これは、劣性遺伝によって発症する病気で、血小板の機能が低下して出血すると止まらなくなります。

出血が止まらないということは、命にも関わるということです。

それで、予め検査をしておくことと、もし発症してしまったならケガや出血に注意して、もし止まらなくなったらすぐに治療できるようにしておく必要があります。

バセットハウンドのおすすめドッグフード2選!

Cute Basset Hound dog licking lips with a napkin tucked in his collar in front of a bowl of kibble food

愛犬の健康と美を守るために、与えるフードを見直すことも大事なことです。

例えば、皮膚疾患になりやすかったり、肥満になりやすいバセットハウンドには、皮膚バリア機能を高める成分が入っていたり、ヘルシーなフードなどもおすすめです。

そんなバセットハウンドにも与えたいフードを2つご紹介します。

ファインペッツ極

ファインペッツ極は、穀物も使われていないし、オメガ3脂肪酸の配合量が他と比べて高いフードです。

オメガ3脂肪酸は皮膚の健康維持に効果的です。

アミノ酸も皮膚のバリア機能を高めます。

ただ、カロリーがちょっと高いので上げすぎには気をつけましょう。

モグワン

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンは、良質なチキンとサーモンを53%も使用し、野菜や果物もバランスよく配合したフードです。

それも、低GIのさつまいもやえんどう豆といった食品を使用し、油もサーモンオイル、ココナッツオイルを使用しているので脂肪になりにくいのです。

なのでバセットハウンドの体重管理に気をつけたいし、健康的な食事を与えたいという方におすすめですよ!

まとめ

fanny dog basset hound running on the grass with stick

バセットハウンドは、ドラマやCM、また靴ブランドのマスコットにもなっていたり、著名人の愛犬としても有名な犬種です。

胴長短足で大きな垂れ耳を持つユニークな見た目と、マイペースな性格がなんとも魅力的です。

しつけには根気と忍耐力が必要で初心者向きの犬種とはいえませんが、たくさん愛犬と一緒に時間を過ごしたいという方にはおすすめの犬種ですよ。

この記事が気に入ったらシェア
おすすめ記事
関連記事
人気のタグ