ネイチャーズバラエティ「インスティンクト」ドッグフードの原材料や評判!

ネイチャーズバラエティ「インスティンクト」ドッグフードの原材料や評判!

今回は、新鮮で自然な状態の食材を使用した、高品質のフードを愛犬に届けるネイチャーズバラエティ社が手がけるドッグフード「インスティンクト」について調査しました。原材料やみんなの評判をチェックしてみましょう!

ネイチャーズバラエティのインスティンクトって?

ネイチャーズバラエティのインスティンクト

ネイチャーズバラエティ社は、アメリカのセントルイスに拠点を置くアメリカのペットフード会社です。「人々にペットの生活を豊かにする力を」という理念に基づいて、新鮮で自然な状態の食材を使用した、高品質の栄養を愛犬に届ける事に力を入れている会社です。

ドックフード業界で初めて、乾燥肉ではなく生肉をフリーズドライ加工してコーティングした、「フリーズドライ生肉粒混合ドックフード」を販売していて、この分野での「パイオニア」的存在の会社です。

今回はそんなネイチャーズバラエティ社が手掛ける「インスティンクト」シリーズについてご紹介いたします。「本能」を意味する名前の通り、肉食動物として犬が本来必要としている動物性たんぱく質を、しっかり摂れるよう製造されているドックフードです。

インスティンクトシリーズはどのように作られているのでしょうか。愛犬に与えるとどんな良い効果が期待できるのでしょうか。原材料は安全で安心できる物が使用されているのでしょうか。そうした疑問について、客観的な視点で徹底的に解析しました。

インスティンクトはどのように作られているのか。

インスティンクトシリーズの最大の特徴は、言うまでもなく、生肉を使用するために開発された独自技術の、「フリーズドライ製法」で作られている事です。

動物園などと提携して、生で新鮮な食肉を「ライオン」や「トラ」などのネコ科の動物に提供する事業をネイチャーズバラエティ社は行ってきました。そうした長年の研究の結果により、理想的な栄養バランスを実現するためにフリーズドライ製法が誕生しました。

フリーズドライ製法とは何か

ネイチャーズバラエティ社はフリーズドライでドックフードを製造するため、日本では高圧処理とも呼ばれている「HPP製法」を、2010年11月よりペットフード業界で初めて採択しています。

「HPP製法」とは、超高圧により食品や原材料に含まれる細菌を非活性化する非加熱殺菌プロセスです。新鮮な原材料の栄養素を変化させることなく病原性細菌を処理することができます。

保存料を添加する事なく、肉や野菜などを保存する事が可能なので、食品業界で注目されている技術です。一例として、スターバックスのオレンジジュースはこの「HPP製法」で製造されたものが販売されています。

愛犬に与えるとどんな良い効果が期待できるのか。

愛犬の健康を考えて、インスティンクトには様々な栄養素が配合されています。では、どんな効果が期待できるのでしょうか。商品パッケージに掲載されている主な効果についてまとめました。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランスよく配合

人間もそうですが、犬は必須脂肪酸を体内で生成する事ができないので、必要となる「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」を、毎日の食事で摂取する必要があります。

オメガ6脂肪酸には「ガンマ‐リノレン酸」と「アラキドン酸」があり、犬の皮膚や被毛の健康に役立ちます。植物性油脂に多く含まれているため、比較的摂取しやすい成分ですが、過剰に摂取し過ぎると、血栓ができやすくなったり、炎症がひろがったりするなど、悪影響を及ぼす可能性もあります。

オメガ3脂肪酸には「EPA」と「DHA」があり、寒い地域の魚などに多く含まれている成分です。DHAは老犬の認知症を遅らせる働きが認められていますし、オメガ6脂肪酸の危険因子を中和させる働きがあります。しかし、オメガ3脂肪酸はオメガ6脂肪酸に比べて、摂取が難しい成分です。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、両方を適正な比率で摂取しないと効果が期待できません。インスティンクトには、良質なオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランス良く配合されているため、愛犬の皮膚や被毛の健康、老犬の認知症予防などの効果が期待できます。

プロバイオティクス配合

「プロバイオティクス」とは、腸内細菌叢のバランスを整える微生物の事です。有益な性菌の維持を助けると共に、老化や生活習慣などで減少した場合、回復を促して腸内の健康を保つ効果も期待できます。

インスティンクトは、このプロバイオティクスの働きにより、愛犬の腸内環境を整え、消化吸収を助けたり、免疫機能を高めたりする効果が期待できます。

クランベリーを配合

「クランベリー」には尿を酸性にする働きを持つ「キナ酸」がたくさん含まれています。キナ酸は体内で「馬尿酸」に変わり、尿を酸性に保つとともに細菌の増殖を抑える効果があります。

尿路疾患の多くは尿中の酸性のバランスが崩れ、尿がアルカリ性に傾くことによって起こりやすくなるため、インスティンクトに含まれる「クランベリー」には尿を酸性に保ち、尿路疾患の予防や改善の効果が期待できます。

原材料は安全で安心できる物が使用されているか

愛犬の健康のために様々な工夫が施されているインスティンクですが、原料に危険な物質は使用されていないのでしょうか。安心して与える事ができるものか、原材料表を分析してみました。

原材料表と成分分析値

原材料表:チキンミール、チキン、チキンファット(クエン酸、トコフェロールで酸化防止)、チキンエッグ、ヒヨコマメ、エンドウマメ、タピオカ、トマト、モンモリロナイト、フリーズドライターキー、自然風味、フリーズドライチキン(フリーズドライチキン骨粉含む)、サーモンオイル、フリーズドライターキーレバー、カボチャの種、塩化カリウム、ニンジン、リンゴ、塩、クランベリー、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩、D-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、塩酸ピリドキシン、リボフラビン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)ミネラル(亜鉛蛋白、鉄蛋白、銅蛋白、マンガン蛋白、エチレンジアミン、亜セレン酸ナトリウム)、ニホンカボチャ、塩化コリン、アマニン粉、乾燥昆布、ブロッコリー、ローズマリーエキス、有胞子性乳酸菌発酵物、リンゴ酢、乾燥チコリー根、ブルーベリー

成分分析値:粗蛋白:38%以上、粗脂肪:20.5%以上、粗繊維質:4.5%、粗灰分:13.0%以下、水分:8%以下、カロリー:395kcal/100g

原材料の分析

全体的に見て、愛犬の健康を考慮した安心できる原料で作られているのが分かります。特に評価できるのは、シリーズの全商品が「グレインフリー」「グルテンフリー」である事です。

「とうもろこし」や「小麦」など犬にとってアレルギーを発症する可能性がある原料が、安価で仕入れる事が可能なため、「かさ増し」として使用される事が多いドックフードですが、インスティンクトはそうしたアレルゲンとなるものを使用していません。

また、発がん性の危険が指摘されている合成酸化防止剤や、粗悪な原料を色や匂いでごまかす為に使用される事が多い、着色料や着香料なども使用されていません。

原材料の気になる点

アレルギー対策や合成酸化剤などに対する配慮が、適切に行なわれているインスティンクトシリーズですが、原材料表を詳しく見ると疑問に感じる点もあります。

チキンミールが使用されている

かつて販売されていた「トアルティメット」はフリーズドライの生肉をたっぷり使用し、ミール系の原料は使っていませんでした。成分のタンパク質が47%という驚異的なパフォーマンスで、犬にとってまさに理想的な「高タンパク低炭水化物」のドックフードでした。

しかし、現在販売されているインスティンクトシリーズは、どの商品もチキンミールを使用しています。ミール系の原材料が全て悪い訳ではありませんが、品質やどの部位を作って作られているのか分からないので、不安に感じる愛犬家が多い原料です。

死亡した動物や、病気になった動物の肉を加工している場合があったり、内臓や糞や体毛など食材として適さない部位も全部粉砕して製造し、大腸菌などのリスクを無くすために、大量の消毒剤を添加して加工している場合もあります。

製品によっては、消費者のそうした不安を取り除くため、「ヒューマングレード保証(人間でも食べられる品質である事を保証)」や「副産物不使用」など、粗悪な食材を使用してない事を明記していますが、インスティンクにはそうした記載はありません。

(公式ページを見ると、「使用されている原材料はすべて人間が食べることのできるレベルの品質の高い安全なものです。しかし愛犬用として作られているため、正確な言葉の定義上、ヒューマングレードという言葉は使用しておりません。」と説明されています。)

少なくともミール系の食材は、加工される時に高温で調理されるので、生肉に比べると栄養価が壊れてしまう傾向があります。実際、粗蛋白の成分値は「38.0%以上」と以前の「47.0%以上」から10%ほど減少しています。

塩が使用されている

食い付きが良くなるため、味付けとして「塩」を配合しているドックフードは多くありますが、実際には犬は人間ほど塩分を必要としていません。それで、基本的には愛犬にとって塩が添加されているドックフードは望ましくありません。

公式のサイト上では、塩が入っている理由として「塩分が不足することにより、脱水症、結石、心臓病、その他内臓障害など、様々な病気を引き起こす可能性」があるため、総合栄養食として必要不可欠な最低限の塩分を含んで製造していると説明しています。

全く塩が添加されていない商品の方が愛犬にとって最良なのかは、専門家の意見が分かれる所ですし、インスティンクトが実際にどれほどの量の塩を配合しているのかは分かりませんが、特に小型犬の場合は心臓に過度の負荷がかかる場合があり、注意が必要です。

どちらの点も、否定的な意見がある事は承知した上で、公式サイト上に理由を掲載しているので、どう判断するかは個々の消費者に委ねた上で、自社の「こだわり」を貫いている印象を受けます。

購入した人の評判について

インスティンクトのどんな点が評価されているのでしょうか。また、どんな点に不満を感じているのでしょうか。実際に商品を購入した人の声に注目してみましょう。

食い付きの良さが好評

ワンちゃんによって多少の差はあるものの、圧倒的に多く見つかった意見は、食い付きの良さを高く評価する口コミでした。

「きっと美味しいんだと思います。食べた直後に、もっと頂戴とおねだりされます。」

「はじめてあげてみましたが、とっても喜んで食べてます。」

「くいつきは良いです。ただ、ウチの犬は味に飽きるみたいで続けていると食べなくなります。」

「このフードは 美味しいようで 食いつきが全く違います!」

「食べムラが激しかったのですが、食べます。ムラがなくなったわけではありませんが、前のご飯より食いつきが違います。」

「風味が強く、素材のたんぱく質量も高いので、食の細い小型犬でも喜んで食べてくれます。せっかく買ったのに、食べてくれないという後悔をせずに済み満足しています。」

「餌のまわりに粉末がコーティングしてあり、食いつきよく美味しそうに食べてくれます!他のフードだと食べないうちの子もこのフードだと残さずたべます!」

「食欲旺盛なフレンチブルドッグなので、あまりのおいしさにいつも丸のみ状態です。アレルギーも起こらず、安心な製品なのでぜひ今後も続けてゆきたいので、コングなどを活用して、丸のみだけは何とかしようと思います。」

「丸のみ」を心配しなくてはいけない程、しっかり食べてくれるようです。肉本来の旨さをワンちゃんたちが感じているのかもしれません。偏食がちな犬を飼っている場合には、食べてくれなくて後悔するリスクが少ない商品のようです。

アレルギー対策が高評価

アレルギーがある犬を飼っている人は、「グレインフリー」、「グルテンフリー」でアレルギーの心配がない事を高く評価しています。

「アレルギー物質が入ってないとお店の店員さんに薦められ店頭購入しました。」

「アレルギーがあるのでこれが合います。安心して食べされられます。」

「いろいろなフードをあげていますが、これも体の痒みがでないのと、目やにが軽減されるので、うちの子達にはあっているようです。チキンが好きなので、おいしそうに一気食いしています」

「ジャガイモ・米…アレルギーを持っているので最近はずっとネイチャーバランスインスティンクトです。近所のお店ではなかなか売られていないので無くなると困ってしまいます早い対応助かりました。食いつきがとてもよく 飽きずにずっと喜んで食べます」

「うちの犬は アレルギーがあるので 何でも食べられません。病院でおススメのフードは 美味しくないようで 食べなかったり 食べたとしても 全然ごはんの時間が楽しそうではありませんでした。このフードは 美味しいようで 食いつきが全く違います!」

「老犬にこれをふやかして他メーカーのベジタリアンと混ぜてます。アレルギーがあるのでこれは大丈夫なものが多くて安心してますが、ふやけにくいのが難点かなぁ。でも内容には満足してます。」

別のドックフードでアレルギー反応が出てしまった飼い主は、購入に慎重になるようですが、インスティンクトは安心して食べさせる事ができると好評です。特に体力が弱っている老犬の飼い主は、アレルギー対策がしっかりされている商品に安心感を感じるようです。

インスティンクトに対する消極的な口コミ

インスティンクトを購入した人で、不都合を感じている消費者もいるようです。例えば消費期限の短さを指摘する声が幾つか見受けられました。

「ただ在庫が少ないのか?古い方から出しているとは思うのですが消費期限が早すぎます。」

「他店より安かったので購入しましたが、届いて賞味期限を見ると、半年も無いものばかり。なので、購入品は半分以上残っていたのですが、全部捨てました。結局、高い買い物になってしまいました。この商品自体は、糞の量も少なく、毎回リピートしております。」

安全に対する厳しい基準の裏返しかもしれませんが、消費期限が短すぎて使いきれない人もいるようです。商品自体には満足出来ていても、使いきれないと不経済なので残念に感じてしまいます。

加えて、高額な商品なので、値段に対する指摘が見受けられました。値段と品質のバランスは企業が最も頭を悩ませる部分かもしれませんが、次のような口コミがありました。

「珍しいウサギ肉の高タンパクフード。粒はやや大きめ。ウンチの状態も良く、価格がもう少し安ければ最高。」

「1歳のシュナと13歳のシュナを多頭飼いなのでチビにはこれを食べさせてます。食いつきもよいです。値段だけ★1個減らしてます。ちょっと高めなのは安全だからとは思ってますけど・・・。」

高品質な商品を作ろうと思うと、どうしても価格が高額になってしまうのは理解できるのですが、消費者の希望としては、高品質な商品をもう少しお安く購入できると嬉しいというのが正直な気持ちです。

総合的なインスティンクトシリーズの評価について

愛犬の健康に効果的な成分がたくさん配合されていて、アレルギー対策もしっかり行なわれているので、安心して愛犬に食べさせる事が可能な高品質なドックフードだと分かりました。

生肉をフリーズドライ製法で混合している為、犬に必要な動物性たんぱく質を豊富に含んでいる良質な総合栄養食です。愛犬の食い付きも非常に良い商品です。しかしその分、値段もかなり高額なので、継続的に使用する場合、経済的な負担の大きい商品のようです。

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