ナポリタンマスティフってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

ナポリタンマスティフってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

見た目からしておっかなそうで超大型のナポリタンマスティフは古代ローマ時代から軍用犬や闘犬として活躍してきた犬種です。 イタリア南部でさらに改良されておっかない姿に磨きをかけ、現在では警察犬や番犬として能力を発揮しています。 またその独特の姿はドッグショーでも人目を惹くものがあり、人気のあるショードッグとしても活躍しています。 今回はそんなナポリタンマスティフについて、基本知識やおすすめのドッグフード3選を紹介しますね。

ナポリタンマスティフって?

Neapolitan Mastiff puppy

いきなりですが、世界三大恐怖犬種って聞いたことがありますか?

実はナポリタンマスティフは世界三大恐怖犬種の1種に数えられていて、世界で最も恐ろしい外見をしている犬種の3本の指に入っているんですよ。

ナポリタンマスティフのほかは、「イングリッシュブルドッグ」とすでに絶滅した犬種だとされる「イズクウィントリポゾトリ」です。

この中でもナポリタンマスティフは大型なので非常に迫力があり、見るからに強そうでもあります。

どのような経過でナポリタンマスティフという犬種が誕生したのでしょうか、歴史を見てみましょう。

ナポリタンマスティフの歴史

ナポリタンマスティフは非常に古い歴史を持っていて、古代ギリシャや古代ローマで人気のあった闘犬が祖先ではないかとされています。

イギリスの動物学者であるデズモンド・モリスによると、紀元前326年にインドの王ポロスがアレクサンドロス大王に贈った大型の闘犬の末裔がナポリタンマスティフだということです。

軍用犬や闘犬として使われていたこのタイプの犬種はギリシャからローマへと渡り、他の大型犬との交雑なども繰り返して現在のナポリタンマスティフが誕生したとされています。

ナポリタンマスティフはイタリア南部の農夫たちに番犬として飼育されてきましたが、さらに見た目が恐ろしくて警戒心の強い犬を作り出すために選択繁殖を繰り返したようです。

こうして世界三大恐怖犬種の1つと呼ばれるほどの外見を持つように改良されていき、イタリア南部で番犬として活躍してきました。

第二次世界大戦がはじまると、ほかの犬種と同様に多くの犬たちが命を失い、ナポリタンマスティフは絶滅の危機に陥ることになりました。

しかしイタリア人の画家であるピエロ・スカンジアーニがナポリタンマスティフの血統の維持に尽力して、犬舎を設立したりスタンダードの作成を行いました。

後に「ナポリタンマスティフの父」ともいわれるようになったスカンジアーニ氏の努力は実り、ついに1949年にイタリアンケネルクラブと国際畜犬連盟(FCI)で犬種として公認されました。

ドッグショーなどでも注目されるようになると、スタンダードの改定なども行われ、やがてヨーロッパやアメリカにも広まるようになりました。

アメリカンケネルクラブ(AKC)には2004年に公認され、ワーキンググループに分類されています。

主な活躍の場は闘犬としてでしたが、闘犬が禁止されると現在では警察犬、ショードッグ、そして家庭犬や番犬などとして飼育されるようになっています。

ナポリタンマスティフの特徴

Neapolitan Mastiff with owner outdoors on winter day

イタリア南部で番犬としてさらに恐ろしい外見になるように改良されていったとされているナポリタンマスティフですが、その見た目の迫力から泥棒たちも一目散に逃げだしてしまったことでしょう。

大型犬に分類されているナポリタンマスティフはオスの平均体高が66㎝~79㎏、平均体重が60㎏~70㎏、そしてメスの平均体高が61㎝~74㎝、平均体重が50㎏~60㎏ほどになっています。

最も恐ろしい外見を持つ犬としての評価もあるほどで、一度見たら忘れられないほどの特徴を持っています。

それではナポリタンマスティフの外見の特徴のいくつかと、寿命や性格について説明します。

たるんだ皮膚と「デューラップ」

ナポリタンマスティフを見てすぐに気になるのが全身の皮膚がたるんでいるという特徴です。

顔のたるみも非常に強いため、表情が厳つい感じになっています。

また喉元のたるみも顕著で、「デューラップ」と呼ばれていますが、これは闘犬に多い外見の特徴で、他の犬に噛みつかれたときにダメージを受けないように進化してきたものです。

生まれた時から顔はしわしわで全身にもある程度のたるみが見られますが、成長するにつれてたるみが顕著になり、そのユニークな見た目に磨きがかかります。

このたるんだ皮膚と「デューラップ」のおかげで痛みには強く、闘犬として優れた能力を発揮していたことがうかがわれます。

見るからに勝てそうにもない相手だといわざるを得ない外見をしていますね!

大型肉食獣のような歩き方

大きくて重量感のあるナポリタンマスティフは、ゆっくりと1歩ずつ踏みしめるように歩きます。

その姿はまるでライオンや熊のようだともいわれているんですよ。

こんなナポリタンマスティフが街を散歩していたら大型肉食獣に間違えられてしまいそうです。

ナポリタンマスティフの寿命

ナポリタンマスティフの平均寿命は7歳から9歳くらいだとされています。

犬の場合は大型になるほど寿命が短くなる傾向にありますが、ナポリタンマスティフもやはり寿命がそれほど長くない犬種のひとつになっています。

かかりやすい病気などに気を付けて少しでも長生きしてほしいですね。

たるんだ皮膚のおかげで痛みには強いのですが、逆に言うと痛みに鈍感でなかなか気づくことができないということもできます。

特に散歩や運動の後は全身をチェックして傷などを負っていないかを確かめるようにしましょう。

体が大きいので手間がかかりますが、愛犬が健康で長生きするためにも飼い主としてはしっかりとケアしてあげたいところです。

ナポリタンマスティフの性格

Neapolitan Mastiff puppy, 6 months old, sitting in front of white background

マスティフと呼ばれる犬種はほかにもあり、全体的に気性が激しいとされることがありますが、ナポリタンマスティフはその中でも穏やかで、気質が安定している犬種だといわれています。

飼い主に対しては愛情深くて従順で、言われたことを忠実に守ろうとする性格をしています。

闘犬として活躍してきた歴史からもわかるように、非常に勇敢で物怖じしない性格と強い防衛本能を持っています。

ただ普段はマイペースでゆっくりと寝そべっていることが多い犬種でもあります。

同じマスティフ系の犬種でもあるチベタンマスティフは、飼い主やほかの人を襲うなどしてニュースになったことがあるので心配になるかもしれませんね。

ナポリタンマスティフの場合は挑発したりしつけで怒鳴り散らしてストレスを与えたりしない限り吠えたり襲ったりするということはありません。

子供たちとも仲良くできるので家庭犬として飼育することもできますが、この場合はしつけがしっかりとできるということが前提となります。

しつけに失敗すると警戒心が強くて攻撃的になってしまい、大型犬のナポリタンマスティフは手に負えなくなる可能性もあります。

もともとは闘犬だったということを忘れずにしっかりとしつけをして、ナポリタンマスティフの魅力的な性格が引き立つようにしたいですね。

ナポリタンマスティフのかかりやすい病気

Vet and assistant examining dog, isolated on white

初心者には少し難しい犬種かもしれませんが、飼育環境やしつけに自信がある人にとっては魅力的な犬種ですね。

もしもナポリタンマスティフを家族として迎え入れることができたなら、どのような病気に気を付けたらいいのでしょうか。

ただでさえ寿命が短い犬種なので、健康管理に気を付けてできるだけ長く一緒に生活したいですね。

それではナポリタンマスティフがかかりやすいとされる「股関節形成不全」、「肥大性心筋症」、そして「チェリーアイ」について説明しますね。

股関節形成不全

太ももの骨と骨盤を結合しているのが股関節ですが、この股関節の形に異常が出てしまうのが股関節形成不全です。

遺伝による先天性の場合が多く、子犬の時は気付かなくても、成長するにつれて骨盤の骨が不完全で太ももの骨がうまくはまらないという症状が起こります。

遺伝によるものが7割ほどだといわれていて、特に大型犬や超大型犬に発症しやすい病気です。

大型犬や超大型犬の場合、成長の度合いが大きくて、生後60日の間に体重が急激に増加するため股関節にかかる負荷も大きいためだといわれています。

股関節形成不全を発症すると、痛みが伴うため歩くことが困難になってしまいます。

股関節の動きが限定されてしまうので、両足でウサギのように飛び跳ねるようになったり、腰を左右に揺らしながら歩くモンローウォークになったりします。

重量感のある大型のナポリタンマスティフがこのような歩き方になってしまったらかわいそうですね。

痛みを除いてあげたり症状の悪化を防ぐ治療などがあるので、歩き方がぎこちなくなったと感じられたらすぐに動物病院に連れて行って獣医さんに相談するようにしましょう。

遺伝の場合は予防ができませんが、そうでなければ股関節に負荷がかからないようにすることによって股関節形成不全の予防をすることができます。

例えば生後60日間は特に激しい運動をしないようにするとか、栄養を与えすぎて肥満にならないように気を付けるなどといった予防です。

また関節の保護に効果がある成分を配合したドッグフードやサプリメントを与えるという方法で予防することもできるかもしれませんね。

肥大性心筋症

猫に多く突然死を招くこともある恐ろしい病気だとされているのが肥大性心筋症ですが、ナポリタンマスティフも気を付けたい病気の一つに挙げられています。

肥大性心筋症は左心室の筋肉が肥大することで、左心室内の容量が減ってしまい、そこから送り出す血液の量が減ってしまう病気です。

発病すると息が苦しそうになったり、乾いた咳が出るようになったり、おなかが膨らむといった症状が出ます。

また食欲がなくなったり大動脈血栓によって後ろ足が麻痺してしまうこともあります。

発病原因があまりよくわかっていない厄介な病気ですが、病状を悪化させないように治療することができるので愛犬に異変が起こったら動物病院に連れて行くようにしましょう。

また家庭でできる簡単なチェックとして、血圧の低下を知ることのできる「キャピラテスト(毛細血管再充満時間テスト)」というのがあります。

これは犬の歯茎を白くなるまで指で押して、話し手から赤く戻るまでの時間を計ることで血圧を簡単に測定する方法です。

2秒未満で赤く戻れば血圧は正常、2秒以上かかると血圧が低下している可能性があります。

チェリーアイ

正確には「第三眼瞼腺脱出」という目の病気ですが、瞬膜とも呼ばれる第三眼瞼の裏側の腺が炎症して赤く腫れあがってしまうことをいいます。

腫れあがった状態がサクランボのようなので「チェリーアイ」として知られている病気です。

赤く腫れあがるので目を観察するとわかりますし、発症すると目をこすりたがるのでその時はきちんと目の様子をチェックするようにしましょう。

治療を必要とする病気なので、目の様子がおかしいと思ったら動物病院に連れて行くようにしましょう。

原因としては、生まれつき腺組織と骨の付着が弱い先天性のものだったり、外傷によって瞬膜の炎症が起こり赤く腫れあがってしまうことがあります。

ナポリタンマスティフのおすすめドッグフード3選!

Healthy dog food on wooden background

大きな体で1歩1歩を踏みしめて歩くナポリタンマスティフは食事の量もたくさん必要になります。

健康をキープして病気を予防できるように栄養価の高い良質のドッグフードを与えたいですね。

ナポリタンマスティフのぴったりのドッグフードを3つ選びますのでどうぞ参考にしてくださいね。

ネルソンズドッグフード

ネルソンズ

愛犬の健康を気遣いグレインフリーの商品として安心できるドッグフードです!

容量/価格 2kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、生後7ヶ月~7歳

ネルソンズドッグフードはイギリスのトップブリーダーが開発したグレインフリー、そしてヒューマングレードのプレミアムドッグフードです。

原材料に乾燥チキン(28%)とチキン生肉(20%)をふんだんに使用して、大きなナポリタンマスティフが健康を維持するために必要とする良質のたんぱく質が豊富に含まれています。

またサツマイモを使用しているので腹持ちがよく、ついつい食べ過ぎてしまうことを防いで肥満の予防をすることができます。

肥満は大きな体を支える足腰の関節にストレスを与えてしまう原因になるのでぜひとも避けなければなりませんし、そうすることによってかかりやすいとされる股関節形成不全の予防をすることができます。

また関節の保護に効果的だとされているグルコサミンやコンドロイチンも含まれていますし、汚れが溜まりやすいたるんだ皮膚の健康をサポートするオメガ3脂肪酸も含まれているのでナポリタンマスティフにとってピッタリのドッグフードだといえるでしょう。

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンドッグフードもイギリスで製造されている今話題のプレミアムドッグフードです。

人間が食べることのできる良質な食材を厳選し、手作りのような健康でおいしい食事を目指しています。

原材料にチキンとサーモンを53%も使用して、さらに栄養豊富な野菜や果物もバランスよく配合しているのが特徴です。

人口添加物や副産物は一切使用しておらず、穀物アレルギーの心配をすることなく安心して与えることができます。

関節ケアに有効なグルコサミン、コンドロイチン、そしてメチルスルフォニルをメタン(MSM)も含まれていて、関節軟骨の修復や関節の炎症、痛みを抑える働きが期待できます。

カナガンドッグフード

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンドッグフードと同じイギリスのペットフード専門工場で製造されているカナガンドッグフードも、安全と安心のプレミアムドッグフードとして高評価を得ています。

骨抜きチキン生肉を26%、乾燥チキンを25%を原材料とし、さらに野菜とハーブを使って愛犬にとって理想の栄養バランスになっています。

原材料はもちろんヒューマングレードで穀物を一切使っていないグレインフリーでもあります。

やはりグルコサミンやコンドロイチン、そしてメチルスルフォニルメタンを配合しているので、関節の保護がしたいナポリタンマスティフにとってうれしいドッグフードですね。

ジャガイモやサツマイモを使用しているので消化吸収がよく、少量でも満足感が得られやすいというメリットもあります。

肥満に気を付けたいですからうれしいポイントになりますね。

ただしほかのドッグフードに比べてタンパク質、脂質、カロリーが高めなので食べ過ぎてしまわないように与える量を調整する必要があるといえるでしょう。

のんびりと寝そべっていることが好きなナポリタンマスティフですが、運動不足にならないようにして、食事とのバランスを保ってくださいね。

まとめ

Neapolitan Mastiff puppy

世界で最も恐ろしい外見を持っているともされているナポリタンマスティフについての基礎知識とおすすめドッグフード3選をお届けすることができましたがいかがだったでしょうか?

おっかない顔をしているとはいえ、よく見ると親しみを感じさせる雰囲気さえ醸し出しています。

よくしつけられたナポリタンマスティフは家族にとって頼りになる用心棒となるでしょう。

大型犬なので日本の住宅事情を考えると飼育するのが簡単ではありませんが、もしも飼育環境が整うのであればぜひとも挑戦してみたい犬種ですね。

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