ドッグフードの成分を知って正しいフード選びをしよう!

みなさんはドッグフードに含まれる細かな成分についてご存じですか?愛犬には健康にいい栄養のある安全な食餌を与えたいものですよね。抑えておきたい成分を取り上げて、普段食べているドッグフードと比較してみてくださいね。

ドッグフード

犬にはこんなドッグフードを与えいたい

ペットブームが未だ健在ですからちまたにドッグフードもあふれていますね。

ペットショップやスーパー、コンビニでも目にします。

ネット通販ともなると、数限りなくドッグフードが紹介されています。

ドッグフードの種類の多さにはとくかく圧倒されますね。

でもドッグフードを選ぶときに何を重視しますか?

とにかく価格が安くて量がたくさん入っているものでしょうか?

それよりも犬の健康にとってプラスとなる成分の入ったドッグフードがいいですよね。

そうなるとどんなドッグフードを選んだらよいのでしょうか?

犬に必要なドッグフードの成分って何?

犬が生きていく上で欠かすことのできない大切な栄養成分があります。

タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、そして水分です。

犬のからだに必要な栄養素は主にタンパク質と脂質。その2つで足りないエネルギーを炭水化物で補っています。

それって人と同じではないかと思えますよね?

基本的な栄養素は同じですが、雑食性の人に対して犬は肉食動物ですから、必要とする成分の割合が異なります。

ですから一昔前のように飼い主家族の残飯を犬にあげるようなことを今はしませんよね。

炭水化物といえば穀物類から摂取することが多いですが、犬は穀物を消化することを苦手とします。

犬の唾液には植物や穀物、でんぷん、炭水化物を消化する酵素であるアミラーゼがないからです。

犬の消化器官は人間よりもかなり短いため、食べた物をしっかりと消化して吸収する構造ではありません。

時間をかけて消化する必要のある穀物類が犬に向いていない理由が分かりますよね。

また、穀物アレルギーをもっている個体も多いこともあって、グレインフリーのドッグフードが最適です。

わざわざ穀物類を配合しなくても、犬はわずかな炭水化物で十分なんです。

また人と犬とでは必須アミノ酸の内容も違ってきます。

例えば、犬が必要としている栄養素の一つに「アミノ酸」があります。アミノ酸は身体のさまざまな機能にかかわるもので、身体の組織を作ったりホルモンや免疫をつかさどる大切な役割を果たしています。このアミノ酸にも様々な種類がありますが、その中でも必ず食事から摂取しなければならないアミノ酸(必須アミノ酸)は犬の場合10種類もあるのです。自分の体内では作ることができないので、そのアミノ酸を含む食事をとらないと体調を崩してしまう恐れがあります。

このように犬と人間とでは栄養素の比率が変わってきます。

肉食の犬には、特に手作りご飯を与える時には注意するようにしてくださいね。

バランスのとれたドッグフードの目安として

アメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)という団体がペットフードの栄養の基準を定めています。

AAFCOの設けているガイドラインは世界的にドッグフードの栄養の基準とされています。

日本国内にあるペットフード公正取引協議会もAAFCOの基準に即して総合栄養食の基準を設けています。

ペットフード公正取引協議会では、総合栄養食を証明する基準として、世界的に認められた小動物の栄養基準となっているAAFCO(全米飼料検査官協会)の分析試験による栄養基準、または給与試験プロトコールを採用しています。

ペットフード公正取引協議会は公正取引委員会より認定された機関です。

昭和49年に設立され、我が国の「ペットフードの表示に関する公正競争規約」及び「ペットフード業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」を円滑かつ適正に運営することを目的として活動しています

日本国内でペットフードの販売を見守る信頼できる機関が、ドッグフードの栄養について一定の基準を定めていることは安心できますね。

多くのドッグフードの成分表もこの機関の基準が反映されています。

それでも穀物類や豆類、それに油脂類の使用を認めているので、飼い主の側にも慎重に選択する責任が伴います。

粗タンパク質

ドッグフードに配合されているタンパク質は直接犬のエネルギーとなります。

犬の筋肉や血液、内臓、皮膚を強化してくれる栄養成分です。

さらにホルモンや免疫システムをつくり出す重要な役割も果たします。

タンパク質の不測は毛並みや肌の状態が悪化し、筋力も落ちてしまうので要注意です。

タンパク質は動物性タンパク質がドッグフードには適しています。

犬は穀物類の消化を苦手とすると説明したように、植物性タンパク質を消化吸収するのに不向きです。

粗脂肪

脂肪も犬には必要な栄養成分です。

粗脂肪はエネルギーを蓄えたり、体の温度を調整する上で不可欠です。

臓器の機能や細胞の生成にも貢献する成分ですから、脂肪である程度のカロリーを得ることが必要となります。

タンパク質と同様被毛や地肌のコンディションを整える役割も果たします。

ただし、脂肪分を過剰に摂取すると肥満につながり、健康を損なう危険があるので、適量が重要となります。

シニア期に入ると成犬よりもカロリー消費量が減少します。

老齢の犬には脂肪分を控えめにすることを心がけましょう。

粗線維

食べ物に含まれる食物繊維のことを粗線維といいます。

先に述べたように、犬は植物性タンパク質を消化することが苦手です。

なるべく食物繊維が少ない食餌を摂ることがいいわけですが、わずかな粗線維であれば摂取しても大丈夫です。

腸内環境を整える役割を果たしますので、問題なしとみることができます。

粗灰分

ミネラル、つまり無機質のことを粗灰分と呼びます。

アミノ酸を生成したり、骨を強化したり、細胞の中の水分バランスに必要な成分です。

具体的にはカルシウム、ナトリウム、カリウム、リンを指します。

ナトリウムが必要とはいえ、敢えてドッグフードに塩分を配合する必要はありません。

犬は人ほど塩分を必要とする動物ではないからです。

汗腺が発達しておらずほとんど汗をかかない犬は、人の約3分の1程度の塩分しか必要としません。人と同じ食べ物は犬にとっては塩分が強すぎ、体に悪影響を与えます。

ミネラル成分はドッグフード全体の10%以下の量が配合されていれば十分でしょう。

水分

犬は直接水を飲めるように吸水用の器を用意しておきましょう。

個体差もありますが、飲みたいときに好きなだけ水を飲めるようにしてあげてください。

水分が不足すると脱水症状になったり、腎臓の機能が低下する恐れがあります。

慢性的な水分の不足は尿道結石になることもあるので注意したいですね。

もしも総合栄養食といわれるドライフードに水分が多く表記されているなら、内容量のかさ増しをしている可能性があります。

ドッグフードに使用される原材料

犬にとって必要な栄養素が配合されるように各メーカーは工夫をしています。

必要とする成分を摂取できるように実際にどんな原材料を配合しているでしょうか?

一般的なドッグフードの原材料についてみてみましょう。

犬の健康にプラスとなるような品質かどうかを確認できます。

肉またミート

犬にとって重要なタンパク源は動物性タンパク質の豊富な肉が理想的です。

ドッグフードの成分表には、主原料から表記することになっています。

その後もフードに配合されている分量の多いものから順に記載しています。

主原料として鶏肉、牛肉、ラム肉、鹿肉などが使用されているドッグフードは高品質です。

同じように肉、またはミートが使用されているドッグフードでも適正でない材料があります。

肉副産物

肉副産物とは、食用として生肉をとりわけた後に残る骨や内臓、脳や血液を指します。

肉副産物の特徴は、生肉よりも価格が低いので、ドッグフードにも多用される傾向があります。

食用の肉の後に残るような肉副産物は普段であれば廃棄したりするものです。

本来なら捨てるようなものをフードの成分として配合するわけです。

肉粉、ミートミールについて

食肉を加工する際に出る廃棄部位のことを肉副産物といいますが、内臓と周辺にあるものを指しています。

肉の「粉」とは「ミール」という語は内臓のみならず、とさか、ひづめ、糞や角までを含みます。

高温処理して粉末状にしてから脂肪分を除去します。

犬の栄養を考えるのであれば、肉粉やミールが配合されていないフードにする必要があります。

動物性油脂

加熱処理した後に乾燥させるドライフードは、成形するために水分や脂分を必要とします。

その目的で加えられるものが動物性油脂です。

動物性油脂は天然成分からできた質の良いものから粗悪な人工的な化学物質からできたものまで様々です。

ヒューマングレードのプレミアムフードには動物性油脂は入っていません。

穀物類

米、トウモロコシ、小麦を原材料に使用したドッグフードが意外に多く存在します。

内容量をかさ増しする目的で穀物が配合されます。

犬は穀物の消化が苦手ですし、アレルギーになりやすいのでグレインフリーのフードがいいですね。

脂肪分

犬がエネルギーを蓄え、体温を維持するために脂肪を必要とします。

脂肪は内臓の機能、細胞の生成、被毛や皮膚の状態を整えます。

過剰摂取で肥満にならない程度に摂取する必要があります。

添加物

添加物は、ドッグフードの保存料や着色料、香料など人工的につくりだされた成分です。

天然成分からできた添加物もありますが、多くのものは石油から合成されたものです。

できる限り無添加のドッグフードを与えるようにしましょう。

ダイジェスト

ダイジェストは、食べ物の旨味を引き出すアミノ酸を得るために肉のタンパク質や脂肪を半消化したものです。

犬の食欲を促すためにドッグフードにダイジェストで味付けします。

ダイジェストをつくるには化学薬品が使用されるので、不使用のフードを選びましょう。

食塩

犬が必要とする食塩は一日わずか3g、小型犬ならもっと少なめで大丈夫です。

他の原材料に含まれる塩分で十分なので、食塩をフードに配合する必要はありません。

ビートパルプ

サトウダイコンから糖分を搾り取った後の繊維質のかす部分です。

繊維質はそれほど必要でないですし、ほとんど栄養が残っていないので不要な成分です。

ドッグフードの配合成分をよく確かめよう!

ドッグフードの成分表には、品質の確かさや栄養素が十分であるかが確認できます。

人気があるという理由ではなく、犬の健康にとって効果のあるフードを探しましょう。

粗悪な低品質な原料が把握できれば、ふさわしいドッグフードがみつけやすくなりますね。

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気にしないでワンコに色々食べさせている飼い主はよくないと思います。