ドッグフード「ユーカヌバ」ってどう?原材料や評判のまとめ!

ドッグフード「ユーカヌバ」ってどう?原材料や評判のまとめ!

「最良」、「最高」、「究極」を意味する「ユーカヌバ」は1969年、創設者ポール・アイムズによって「妥協のない高水準のドックフード」にふさわしい名前として、高い理念に基づいて名付けられました。実際のところはどうなのでしょうか?今回はユーカヌバの原材料や成分、みんなの評判についてまとめてみました!

ユーカヌバって??

ドッグフードのユーカヌバ

「ユーカヌバ」とは、かつてジャズの世界で最新の曲やトップモデルの車をはじめ、「最良」、「最高」、「究極」を表すものにだけ使われていた表現です。

1969年、創設者ポール・アイムズによって「妥協のない高水準のドックフード」にふさわしい名前として、高い理念に基づいて名付けられました。

では、現在販売されているユーカヌバは、その名前にふさわしい妥協のない高水準なドックフードと言えるのでしょうか。ユーカヌバの企業理念や製品特性、そして、口コミ評判と原材料を調査しました。

ユーカヌバの高品質なドックフードへの取り組み

ユーカヌバの公式サイトをみると、「犬が本来必要とする栄養を届けること。これこそが私たちの栄養に対する考えです。」と書かれています。

これまで長年にわたり、単に人間の栄養学を犬に当てはめるだけでなく、愛犬の健康増進のために、独自の栄養学における研究と開発を積み重ね、さまざまな発見を行なってきた自信が伺えます。

実際、そうした活動が評価されアメリカ・ケンネル・クラブ(AKC)や国際畜犬連盟(FCI) など世界中で認められている組織と連携しているようです。

また、ヨーロッパのケンネル・クラブなど、様々な団体からも優れたパートナー(Partners of Excellence)と認定されています。

加えて、「安心」と「安全」を徹底的に追及するため、原材料に対する120項目以上の厳格な品質検査はもちろん、生産・包装・密封に至るまで、全ての工程において社内独自の厳格な基準を設けているそうです。

第三者機関による専門的な監査も20年にわたって実施しており、最高の評価を継続的に獲得しています。偽装などの不正が社会問題として取り上げられる現代において、こうした外部の評価があると、一定の安心感を得ることが出来ます。

ユーカヌバの製品特性について

では、そうした長年に及ぶ栄養学の研究に基づいて、愛犬の健康増進のためのどんな良い製品特性がユーカヌバには備わっているのでしょうか。その代表的な特徴について幾つかご紹介します。

1. 腸内環境を整え、筋肉の健康をサポート 本来肉食動物である犬が、本当に必要としている栄養は何かを考え、ユーカヌバはチキンやラム肉などの高品質な動物性タンパク質を主原料とする事に強いこだわりを持っています。

そうした良質のたんぱく質は犬にとって消化吸収しやすく、健やかな腸内健康を促すことができるだけでなく、「L-カルニチン」と適度に配合することにより、筋肉の健康をサポートします。

2. 免疫力を維持し、皮膚や被毛の健康を保つ ユーカヌバには、「ビタミンA」、「ビタミンC」、「ビタミンE」、「カロテノイド」を豊富に含んでいます。そうした「抗酸化物質」の働きにより、愛犬の体細胞の過度酸化を制御し、免疫力を維持します。

また、「オメガ-6脂肪酸」と「オメガ-3脂肪酸」を、5対1から10対1の適正なバランスで配合する事により、愛犬の皮膚や被毛の健康維持を考えています。

3. 独特の「S字の形粒」で愛犬の口内環境を整える ユーカヌバの独特な「S字」の形状は、愛犬が食べる時に歯の形にフィットするよう設計されていて、歯石の蓄積を防いだり、歯垢を取り除いたりする「歯磨き効果」が期待できるように作られています。

4. 骨の成長をサポート 愛犬の犬種や成長段階に合わせて、健康な骨の発育や維持をサポートするために適切なカルシウムとエネルギーが配合されています。

製品のラインナップ

商品のバリエーションが多いのもユーカヌバの特徴の一つです。一時期より減ってしまいましたが、現在でも24種類の製品を販売しています。

あまりにも数が多いと、どれを購入して良いのか迷ってしまいそうですが、犬種や成長段階によって、体格も必要な栄養素も違うので、選択肢が多いのは愛犬家にとって大きなメリットです。

日本でも人気の「チワワ」、「トイ・プードル」、「ミニチュア・ダックスフンド」、「ラブラドール・レトリバー」など数種類の犬種には、専用の商品も存在します。

ユーカヌバの口コミ評価について

高い理念を持って作られているユーカヌバですが、実際に購入した人たちはどんな印象を持っているのでしょうか。好意的な評価と否定的な評価に分けて、口コミをまとめて見ました。

積極的な評価の口コミ

まず、どんな点が購入者に受け入れられているのでしょうか。ユーカヌバに対する購入者の積極的な口コミには、以下のようなものがありました。

「体のあちこちをかゆがっていたので獣医にかかりました。(中略)あまり効果がなく…。で、ダメもとでパピーの時に食べさせていたユーカヌバに戻してみようかなと思いトライしたところ見事に痒みがおさましました!」

「毛艶や筋肉やお腹のトータルケアされているので食べさせています。実際、体調もいいし毛艶がいいとグルーミングサロンに行く度に褒められます。」

「お値段が高い分だけの事はあります。毛並みが良くなり、歯石も付きにくくなりました。それだけ大事にされてんだぞ〜とわんこに言ってます。」

「うちの犬は、歯磨きをさせてくれなくて困っていました。ユーカヌバは、粒の形状が歯磨き効果があるとの事で、早速フードを切り替えて食べさせています。食事をしながら歯磨きなんてすごいですね。」

「歯石の付着を防ぐサポートをするということで、ユーカヌバに変えました。(中略)ユーカヌバに変えてから、カリカリと良く噛んで食べているように感じます。口臭も無く、歯石の付着も大丈夫そうです。」

愛犬の体調の良い変化を多くの購入者が実感しています。毛並みが良くなったり、獣医にかかって治らなかった痒みが治ったワンちゃんもいるようです。

「歯石がつきにくくなった」、「口臭がなくなった」、という嬉しい効果も実感できるようです。ワンちゃんの口臭に悩んでいる愛犬家は多いので、S字形状の「歯磨き効果」は好評のようです。

こうした製品特性の効果を実感する声に加えて、そもそも「食いつきの良さ」を高く評価する口コミが多くありました。幾つかご紹介します。

「よく食べる・・ガンガン食べる方ではないのですが、きっちり食べます。肉とか魚とか食べた後でも食べるのでうちのワンちゃんには合っているのでしょう。」

「小型犬のトイプードルの口に有っているのか食いつきが良いので続けたい。」

「以前のユーカヌバは、臭くてワンコが好まず残すことが多かったのですが、新しくなったものは臭いもなく、ワンコが残すことがなくなりました」

「こちらに、豆腐、お芋さん、ゆで野菜等混ぜて与えています。食べすぎて、大きくなり丈夫で安心しています。体重維持を混ぜてましたが、コチラのみの方が食いつきがいいと思います。」

しかし、「3倍食いつきがいいなんてコピーに騙された。全く食いつかない。」というような全く異なる意見の口コミも少数ながらあるので、やはり食いつきの良さは愛犬の好みに左右されるようです。

否定的な意見の口コミ評判

購入してしまってから後悔しないためには、否定的な意見にも注目する必要があります。残念ながら、ユーカヌバは驚くほど否定的な口コミも多いです。どんな点を購入者は不満に思っているのでしょうか。幾つかご紹介させて頂きます。

「ユーカヌバを与えたら体調が悪くなり最悪です。値段で選んだらだめです鳥や肉の副産物の入ってない物を選びましょう愛犬が苦しみますうちの子は取り返しの付かない事になりました。ユーカヌバ最悪です」

「餌を変えたとたんに、下痢、嘔吐が発症し後、数日間軟便が続いております。最悪です。」

「正直業界でユカヌバの評判はよくないですよ。うんちを硬くするものをいれてるのです。人間が処理しやすいように。」

「ユーカヌバ(アイムスも)の評判が悪いのは、鶏副産物を使用しているせいです。」

ユーカヌバを食べて体調を悪くする愛犬が多くいるようです。「取り返しのつかないことになった」という表現を考えると、深刻な影響があったケースもあるのかもしれません。詳しくは、続く原材料の分析で考えますが、鶏副産物の影響を指摘する購入者もいます。

原材料の分析と安全性の検討

このように購入者によって評価が大きく分かれるユーカヌバですが、本当に安心して愛犬に食べさせる事ができるドックフードなのでしょうか。客観的な視点で原材料を分析してみました。

今回はユーカヌバ成犬用『1歳〜6歳小型犬用(超小粒)を参考にユーカヌバの安全性を検証してみましょう。

原材料表

原材料:家禽類(チキン、ターキー、他)、粗びきコムギ、トウモロコシ粉、動物性油脂、粗びきグレインソルガム、発酵用米、粗びきオオムギ、鶏エキス、乾燥ビートパルプ、乾燥卵、フィッシュオイル、亜麻仁、フラクトオリゴ糖、ビタミン類(E、C、β-カロテン、A、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B12、B1、ナイアシン、B2、B6、イノシトール、D3、葉酸、塩化コリン)、ミネラル類(塩化カリウム、食塩、ヘキサメタリン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、酸化亜鉛、硫酸マンガン、硫酸銅、酸化マンガン、ヨウ化カリウム、炭酸コバルト)、DL-メチオニン、ローズマリー抽出物

保証分析値

保障成分:たんぱく質27.0%以上脂質17.0%以上粗繊維4.0%以下灰分9.9%以下水分10.0%以下オメガー6脂肪酸2.56%以上オメガー3脂肪酸0.45%以上ビタミンE140IU/kg以上カルシウム1.05%以上

ユーカヌバの原材料にある4つの安全性における不安要素

一番目の不安要素は、口コミ評価でも指摘があった「鶏副産物を使用している」という点です。ユーカヌバは「動物性たんぱく質を主原料とした高品質な原材料を使用する」事に強いこだわりを持っています。

主原料は家禽類(チキン、ターキー、他)と書かれていて、安いドックフードに多い危険なミール(様々な部位を集めて混ぜ合わせ粉々にした肉粉)ではなく、良質な肉が使用されているような印象を受けます。

しかし、最後に書かれている「他」という表記が気になります。曖昧な表現で、どんな肉が含まれているのか分かりません。悪い印象を与える原材料を意図的に消費者に隠しているのではという不安を感じてしまいます。

また、「鶏エキス」や「動物性油脂」という記載もあります。どちらの表記もどのような肉類や脂肪が使用されているのか全く分かりません。粗悪な原料であったり、大量の添加物を使用して精製されている可能性を否定できないということになります。

2番目の不安要素はアレルギーを引き起こす原料が使用されている点です。「粗びきコムギ」とトウモロコシ粉」がユーカヌバには含まれています。

小麦やとうもろこしは、愛犬がアレルギー反応を引き起こしやすい原料として知られています。しかし、多くのドックフードでは価格を抑えるために、かさ増しとして使用しています。

アレルギー対策をしているプレミアムドックフードは、「とうもろこし」や「小麦」の替わりに、アレルゲンとなりにくい「大麦」や「米」を使っています。この点で少なくともユーカヌバは安全対策がなされていません。

3番目の不安要素は栄養バランスです。ユーカヌバには本来肉食の犬が必要としない「穀物」が多く含まれています。「粗びきコムギ」「トウモロコシ粉」「粗びきグレインソルガム」「発酵用米」「粗びきオオムギ」です。

主原料は確かに家禽類でしたが、ここで原材料表の書き方に疑問が生じます。なぜ、穀類は別々に書かれているのでしょうか。

実はドックフードの原材料表の記載には「からくり」があります。基本的に多く含まれている原料から記載する事になっていますが、特に法的な決まりがあるわけではありません。

そのため、消費者に誤解を与えるような書き方でごまかそうとする業者も多く存在します。その代表的な方法の一つが分類の仕方を変える事です。

ペットフード安全法では、個別名と分類名を混ぜて使用して良い事になっています。それで、肉類だけ分類名で書くことによって、主原料に見せかける事が可能になるのです。

そう考えると、ユーカヌバには原材料表を見てイメージする以上に多くの穀類が使用されているかもしれず、そもそも「動物性たんぱく質を主原料」としているのかも不安になります。

4番目の不安要素は消化器官への影響です。穀類は愛犬にとって不要な栄養素であるばかりか、犬にとって消化しづらい原料です。多少であれば問題ありませが、多く含まれているとおう吐や下痢をするワンちゃんもいます。

「ビートパルプ」(サトウダイコンから砂糖を抽出した後に残る葉と搾りカス)も同様で消化が難しい原料です。多く摂取し続けると愛犬が便秘になる可能性があります。

「うんちを固くするものを入れていて業界で評判がよくない」という口コミがありましたが、恐らくこの事を指していると思われます。

こうした点を考えると、特に愛犬の消化能力が低下している場合に、ユーカヌバを食べさせると、含まれている穀類やビートパルプによって愛犬の消化器官に悪い影響が生じる不安があります。

ユーカヌバの評価できる点

高い理念によって製造されている商品であり、製造工程などにおいて厳しい基準を設けていて、第三者の監査も実施して品質管理している点は、製品の「品質」に対する安心は感じる事ができます。

犬にとって必要な栄養を考え、良質な「動物性のタンパク質」を追求しており、本物の肉(「チキン」と「ターキー」)を使用しています。肉類がミートミールなどの危険なミール系の原料だけで製造されている商品より、良質な肉が使用されているはずです。

AAFCOの基準を満たした「総合栄養食」なので、愛犬に必要な栄養素をバランスよく摂取する事が可能であると認められた商品であり、主食として与える事ができるドックフードです。

また、発がん性か指摘されている酸化防止剤(BHA・BHT)を使用していませんし、合成香料や、合成着色料、防腐剤(エトキシキン)も含まれていません。危険な添加物の心配はありません。

ユーカヌバの総合的な評価

プレミアムドックフードの中では、手頃な値段で購入する事ができる商品なので、価格を抑えるために穀類などで「かさまし」が行われているのは、仕方のない事かも知れません。

しかし、プレミアムドックフードと考えると非常に疑問の多い商品です。アレルギー対策が施されておらず、使用されている原料についても不安な物が含まれています。

また、原材料の表示の仕方に疑念があります。「他」という書き方は購入者を不安にさせます。「鶏エキス」や「動物性油脂」も何が使われているか分かりません。誠意ある記載をするドックフードであれば、このようなあいまいな表記は使わないと思います。

法律上の問題がありますが、肉類だけが分類表記になっているのも、企業側の作為的な意図を感じさせるものです。

真偽は分かりませんが、実際に愛犬が体調を崩したという口コミが多く存在する事実は無視できません。アレルギーや消化能力に不安の無いワンちゃんであれば、問題なく食べてくれるかもしれませんが、不安は残ります。

商品コンセプトの問題かもしれませんが、中途半端な印象のドックフードです。ユーカヌバと同程度の価格帯で、アレルギー対策されたドックフードを購入する事も可能である事を考慮すると、他の商品も検討する事ができるかもしれません。

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