トイマンチェスターテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

トイマンチェスターテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

小型犬よりもさらに小さい超小型犬のトイマンチェスターテリア。 実は日本でひそかに人気なのをご存知ですか? ドーベルマンを小さくしたようなカッコいい部分と、小さく愛らしい姿を兼ね備えたトイマンチェスターテリア。 トイマンチェスターテリアはどんな犬種なのでしょうか? おすすめのドッグフードと共にご紹介致します!

トイマンチェスターテリアって?

litter of toy manchester terrier puppies with reflection on white background

トイマンチェスターテリアとは、イギリスのイングランド原産のテリア犬種です。

マンチェスターテリアを小型化して作られた犬種で、別名「イングリッシュ・ブラック・アンド・タン・トイ・テリア」と呼ばれています。

別名で表されている通り、色が「ブラック・アンド・タン(淡い茶色)」の被毛をまとっていて、まるでドーベルマンを小さくしたような見た目です。

体が小さく、超小型犬に分類されているものの、狩猟本能が高い運動神経バツグンの犬種です。

遊び好きで好奇心旺盛ですが、優しく温厚な性格ですので、警戒心の強いテリア種独自の性格とは少し違う、テリア種らしくない性格です。

実は日本でも密かな人気があり、2009年度の国内登録頭数順位は136位中59位と高順位に位置しているんですよ。

そんなトイマンチェスターテリアはどのようにして生まれたのでしょうか。

トイマンチェスターテリアの歴史をご紹介致します。

トイマンチェスターテリアの歴史

トイマンチェスターテリアの歴史は19世紀に始まります。

トイマンチェスターテリアは、マンチェスターテリアを基に小型化して作られた犬種です。

ただ単に小型化しただけでなく、耳が立ち、より俊足になるよう改良されて作られました。

その目的は、なんと当時ギャンブラーの間で流行していた「ネズミ殺しゲーム」というギャンブルで用いるためでした。

マンチェスターテリアがこれまでこのギャンブルで多く用いられましたが、それを上回る犬種を大穴として作りだすため、トイマンチェスターテリアが作出されたというわけです。

トイマンチェスターテリアは超小型犬ですので、一見ひ弱に見えますが、もともとテリア種がもつ狩猟能力を残しつつ、超小型犬という体格を活かし機敏に、そして俊足な体に作られました。

そして、マンチェスターテリアに引けを取らない記録打ち立てて、徐々に人気を得てきました。

このゲームで有名になったトイマンチェスターテリアが2頭います。

3時間で300匹のネズミを殺した体重2kgのタイニー号、そして100匹のネズミを13秒6というタイムで全滅させたビリー号などがいるそうです。

このように、ネズミ殺しの名手として活躍してきたトイマンチェスターテリアですが、ネズミ殺しゲームのブームが去った後は「ネズミが狩れる愛玩犬」としての人気を得てきました。

しかし、ギャンブルのブームの時に行われた乱繁殖や極端な小型化、体重制限が健康問題に大きく影響を及ぼし、19世紀後半には人気が低迷し絶滅も危惧されてしまいました。

しかし、トイマンチェスターテリアの愛犬家たちがこの危機を救おうと立ち上がりました。

超小型犬のトイマンチェスターテリアらしい愛らしさと体格を残しながらも、健康的な大きさや体重のトイマンチェスターテリアを作出し、再び人気を取り戻していきました。

終戦後には海外にも輸出されるようになり、各国でブリーディングが行われて多くの国でも人気者となりました。

前述の通り、日本でもブリーディングが行われており、日本でも人気の高い犬種となりました。

トイマンチェスターテリアの特徴

toy manchester terrier puppy standing with reflection on white background - eight weeks old

体は小柄ながら、狩猟犬として活躍したトイマンチェスターテリア。

そして、愛らしい見た目と性格から、家庭犬として人々の心を癒しているトイマンチェスターテリア。

そんな魅力たっぷりのトイマンチェスターテリアの特徴をご紹介致します。

すっきりシャープな超小型犬

小型犬の中で特に小柄なサイズの超小型犬に分類されるトイマンチェスターテリア。

大きな特徴の一つは、小さな体にすっきりとしたシャープな体型です。

平均体高は約25~30cm、平均体重は2.7~3.6kgです。

成犬時の体重が4kg未満ですとこの超小型犬の分類に入りますので、超小型犬の中では少し大きい犬種と言えます。

トイマンチェスターテリアは、マンチェスター・テリアにイタリアン・グレイ・ハウンドを交配して作られました。

どちらも体型がとてもシャープなため、この2頭の犬種から作られたトイマンチェスターテリアもすっきりシャープな体型をしています。

マンチェスター・テリアと同じく引き締まった流線形の体型で、マズル(鼻先から口にかけた部分)や首、脚、胴体、尻尾といった体のパーツ長く、とてもすっきりしたシャープな体型です。

被毛は、飾り毛が無いなめらかなスムースコートの短毛で、よりシャープさを際立たせています。

ろうそくのような大きな耳

トイマンチェスターテリアの大きな特徴のもう一つは、ろうそくの炎のようなかたちをした大きな耳です。

耳の先端がピンッと尖っている立耳が特徴ですが、近年では断耳(犬の耳を犬種標準に合わせるために行う外科整形手術)は行わないのが基本のため、半立ち耳や垂れ耳も存在します。

トイマンチェスターテリアが作出された時には、この大きな立耳がより音に敏感にならせて、ネズミなどを狩りやすくなるなることを期待さされていたようですが、医学的な根拠はないようです。

トイマンチェスターテリアの寿命

トイマンチェスターテリアの平均寿命は、15~16歳です。

一般的に犬の寿命は、小型犬になるほど長くなると言われています。

トイマンチェスターテリアの場合、小型犬よりもさらに小さい超小型犬ですので、平均寿命が長い傾向にあります。

その証拠に、小型犬の平均寿命が13~15歳であるのに対し、トイマンチェスターテリアは平均寿命が15~16歳です。

トイマンチェスターテリアは遺伝性疾患を患わなかったり、あるいは小型犬によく起こる病気や怪我に気を付けていれば、基本的には生涯、元気に長生きできる犬種でもあります。

もともと猟犬として活躍していたため、遊ぶことや運動が大好きなトイマンチェスターテリア。

その特徴や性格を理解して、それに合った環境を作りストレスを減らすことが、より長く元気に生きてもらうための秘訣です。

トイマンチェスターテリアの性格

toy manchester terrier puppy and english bulldog puppy with reflection on white background

トイマンチェスターテリアは、ネズミ狩りやドッグレースなどで活躍していた歴史がありますので、基本的に好奇心旺盛で、遊ぶことや運動が大好きな活発な犬種です。

時にはいたずらをして、飼い主を困らせることもありますが、そこもかわいらしいポイントの一つとも言えます。

また、とても賢く愛情深い、優しく温厚な性格です。

しかし、臆病な面も持っていますので、散歩をする際には他の犬や人に吠えてしまうこともあります。

もともと持つ狩猟本能により、時には喧嘩をしたり、文字通りネズミなどを見ると体がとっさに反応して追いかけてしまう、といったこともあります。

ただ、感受性がとても豊かで、他の動物や人間に対する愛情をしっかり持っていますので、慣れてくればとても懐いてくれます。

慣れるまで少し大変かもしれませんが、優しく愛情深い性格のため、小さい子供からご年配の方でも安心して飼うことが出来ます。

テリア種は一般的に頑固で警戒心が強く、飼育するには少し苦労する性格がありますが、トイマンチェスターテリアは優く、比較的人懐っこい性格でもあるため、テリア種の中では飼いやすい犬種と言えます。 実は甘えん坊で寂しがり屋の性格もあるようで、一人でお留守番をするのが苦手な子もいるようです。

遊びや運動が大好きな明るい性格に、賢く愛情深い優しい性格。

トイマンチェスターテリアは外見の可愛らしさだけでなく、内面も魅力がたっぷりな犬種です!

トイマンチェスターテリアのかかりやすい病気

Help Me Im A Sick Dog! Vet examining dog.

とても小柄で華奢な体型をしているので、少し体が弱いのではないか・・・と心配する方もおられます。

もともと猟犬として活躍して引き締まったボディーを持っていますので、体が弱い犬種ではありませんが、やはりかかりやすい病気も存在します。

性格や特徴だけでなく、かかりやすい病気についてもしっかり理解して、大切な愛犬を守ってあげて下さいね。

その幾つかをご紹介致します。

水晶体脱臼

犬によく見られる水晶体脱臼とは、眼球のレンズに相当する「水晶体」と呼ばれる透明な部分が、本来の位置からずれてしまった状態のことを言います。

水晶体には通常、隣接する「毛様体(もうようたい)」から伸びる「毛様小帯(もうようしょうたい)」と呼ばれるケーブルが付いています。

この毛様小帯のおかげで、水晶体が定位置からずれる事を防いでくれます。

しかし、何らかの理由でこの毛様小帯と水晶体の連結が分断されてしまうと、水晶体が自由に動けるようになってしまい、前に行ったり後ろに行ったりするようになります。

このようにして発症するのが「水晶体脱臼」です。

毛様体と水晶体が部分的に途切れてしまった状態を「水晶体亜脱臼」と言います。

完全に途切れてしまった状態を「水晶体完全脱臼」と言います。

また、水晶体が定位置から前にずれてしまった状態を「前方脱臼」、後ろにずれてしまった状態を「後方脱臼」言います。

この水晶体脱臼が起こる主な原因は、先天性(生まれつき)のものと、病気などに伴うものの2種類あります。

先天性のものは、毛様体の形成不全や、生まれつき水晶体が小さい「小水晶体症」などの原因があります。

遺伝的なものが原因の場合は、両目とも同じ症状が現れます。

病気に伴うものは、ブドウ膜炎、眼球内の腫瘍、外傷、緑内障に伴う牛眼などの原因があります。

これらの病気が起こると、毛様体と水晶体に異常な圧力がかかってしまい、毛様小帯と水晶体の連結が分断されてしまって脱臼を起こします。

特にトイマンチェスターテリアは、頭部に衝撃を与えてしまうと水晶体脱臼が起きやすいと言われていますので、頭部からの衝撃には十分注意しましょう。

以下のような症状が見られるときは、水晶体脱臼を発症しているかもしれませんので、注意して見てあげて下さいね。

・目を気にするしぐさ

・角膜のむくみ

・水晶体が小刻みに揺れている

・瞳孔の一部で水晶体が欠けている

水晶体が前方に脱臼しているときは、ずれた水晶体を目で確認することが出来ます。

また、目に何らかの異常がある場合は、それに伴って脱臼してしまうこともありますので、定期的に目の状態をチェックしてあげてくださいね。

脱臼の仕方によっては目薬などの保存療法での治療となりますが、手術を必要とする場合もありますので、気になる症状がある場合には早めに病院へ連れて行ってあげましょう。

大腿骨頭壊死症

大腿骨頭壊死症とは、「レッグペルテス病」とも呼ばれ、犬の後ろ脚にある大腿骨頭(ふとももの骨と骨盤とを連結している部分)への血液の供給量が不足し、骨頭が壊死することによって起こる病気です。

両側の脚で起こる場合もありますが、多くの場合片側の脚に起こり、1歳以下の成長期にある小型犬で発症が多くみられます。

発症のはっきりとした原因はあまり分かっていないのが現状のようです。

大腿骨頭(ふとももの骨と骨盤とを連結している部分)への血管が何らかの原因で損傷を受け、血液の供給量が不足して骨頭が壊死することによって起こるといわれています。

トイマンチェスターテリアは超小型犬に分類されるため、大腿骨頭壊死症を起こしやすいと言えます。

成長期に多く発症するようですので、その期間はより注意して様子を見てあげましょう。

以下のような症状が見られるときは、水晶体脱臼を発症しているかもしれませんので、注意して見てあげて下さいね。

・脚を痛そうにしている

・脚を地面に最小限にしかつかないようにして歩いている

・脚を上げたままの状態にしている

発症の原因がはっきりとわかっていないため、なかなか予防が難しい病気です。

気になる症状が出た時には、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。

フォン・ヴィレブランド病

フォン・ヴィレブランド病とは、血が止まりにくく様々なところから出血を起こしてしまう病気です。

血小板の止血機能に関与する因子をフォンヴィレブランド因子と言い、この因子が異常を起こす遺伝性疾患です。

症状によってタイプが1~3に分かれますが、いずれも出血を引き起こす病気です。

タイプ1→フォン・ヴィレブランド因子の量の低下が原因で止血異常を起こします。

タイプ2→フォン・ヴィレブランド因子の質の異常によって、止血異常を起こします。

タイプ3→フォン・ヴィレブランド因子が完全に欠損することで、止血異常を起こします。

タイプ1とタイプ2は症状が無いことがほとんどですが、抜歯時や出産時、手術中に異常出血を起こし、死に至ることがあるので注意が必要です。

他にも以下のような症状が見られるときは、フォン・ヴィレブランド病を発症している可能性がありますので注意が必要です。

・皮膚などに外傷を負った際の過度な出血

・鼻や歯肉からなど粘膜からの出血

・血尿、消化管からの出血

・皮下出血

この病気はテリア種にも多くみられるようです。

また、犬種を交配して作られたトイマンチェスターテリアは、遺伝子的な問題によりこの病気を発症するリスクがあります。

気になる症状が現れた時には、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。

トイマンチェスターテリアのおすすめドッグフード2選!

Healthy dog food, isolated on white

いつまでも健康に元気で過ごすためには、食事の管理が大切です。

今はドッグフードの種類が豊富で、どれを食べさせたら良いか悩みますよね。

食事の管理で、かかりやすい病気にも対処していきたいですね。

ここでは、トイマンチェスターテリアにおすすめのドッグフードをご紹介致します。

モグワン

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンが作られているのは、ペット先進国イギリスの中でも特に高い評価と信頼を集めるペットフード専門工場です。

ですので、愛犬に食べさせるのにとても信頼できるドッグフードです。

モグワンは、新鮮なチキン生肉と生サーモンをふんだんに使った高タンパクなドッグフードです。

犬にとって、消化しやすい動物性タンパク質の割合はなんと50%以上もあります。

愛犬にとって消化しづらい穀物は一切使用しないグレインフリーのため、健康的な食事が出来ます。

人口添加物は使用していませんし、油に消化されやすいココナッツオイルとサーモンオイルが入っていますので、毎日食べても体内がドロドロにならず、目の健康を保つためにも良いドッグフードです。

また、モグワンにはグルコサミンやコンドロイチンが入ってるので、関節などの足回りのケアやケガの予防もしてくれます。

目の健康を気を付けたい、足腰の健康を気を付けたいトイマンチェスターテリアにピッタリのドッグフードです。

カナガン

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

イギリスで最高級で販売されているドックフードがこのカナガンです。

グレインフリー(穀物不使用)で高タンパク質の栄養素が入っているので、トイマンチェスターテリアとってバランスの良い食事を与えることができます。

粒が小粒で小型犬にも食べやすく、グレインフリーのため消化器官や皮膚な、目にも優しいドッグフードと言えます。

また、人間が食べても問題が無いほど厳選された食材を使用しています。

免疫力を高める新鮮なチキンで高品質のたんぱく質を配合しています。

消化が良いサツマイモを配合することで、元気に走り回りたいトイマンチェスターテリアの足腰の健康を守ります。

さらに、マリーゴールドやクランベリー、カモミールなど多くのハーブを配合することで、血液など体の内面の健康をサポートしてくれます。

トイマンチェスターテリアの健康にとても役立つドッグフードです。

まとめ

toy manchester terrier puppy among pink feathers on white background

いかがでしたか?

超小型犬ならではの可愛らしく、愛らしい特徴を持つトイマンチェスターテリア。

猟犬として活躍した過去をもち、今も元気に遊びまわることが大好きなトイマンチェスターテリア。

とても優しく温厚な性格なので、家庭犬として一緒に生活することもおすすめです。

日本でも人気が高いので、出会うことがあるかもしれませんね。

ぜひ、お家に迎え入れる際には、特徴や病気についても確認してみて下さいね。

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