チベタンマスティフってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

チベタンマスティフってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

中国の富裕層の間でステータスシンボルとして人気に火が付いたこともあるチベタンマスティフは世界で最も大きな超大型犬のひとつです。 子犬の価格は100万円から数臆円にもなるほど高価で、メスの繁殖期は1年に1回しかないということもあって稀少犬ともなっています。 戦闘能力は虎に勝つこともできるほどといわれていて、ライオンのような風貌は非常に迫力があります。 今回はそんなチベタンマスティフについての基礎知識とおすすめドッグフードを紹介します。

チベタンマスティフって?

Beautiful big Tibetan mastiff dog

チベタンマスティフはその名の通りチベット原産の超大型犬で、長い歴史の中で牧羊犬や番犬、軍用犬として活躍してきました。

とにかく大きいというのが特徴の一つで、平均的な体高は61㎝~72㎝、そして平均的な体重は64㎏~82㎏もあります。

中には体重が100㎏を超えるとてつもなく大きなチベタンマスティフもいるそうですよ。

戦闘能力が非常に高い犬種でもあり、かつてはチンギスハンが3万匹のチベタンマスティフを引き連れて遠征をしたという逸話もあるほどです。

マスティフと呼ばれる犬種は他にもいくつかありますが、チベタンマスティフが最も古い歴史を持っているとされていて、さらに世界中の超大型犬のほとんどが本犬種の影響を受けているとさえされています。

それではチベタンマスティフの歴史から見てみることにしましょう。

チベタンマスティフの歴史

世界で最も古い犬種の一つであろうとされているチベタンマスティフですが、1800年代以前のチベットは西洋人が入ることができなかったためその由来は詳しくわかっていません。

ジャパンケネルクラブ(JKC)の情報によると、紀元前4世紀ごろに古代バビロニアで軍用犬として使用されていたのが本犬種だろうといわれているそうです。

マルコポーロの「東方見聞録」やイエズス会の宣教師が残した記録などによると、「被毛は光沢のある黒である」、「ロバのように巨大で頑丈な骨格をしている」、「どう猛で吠え声が騒がしい」、「凶暴で大胆である」といった特徴の犬がチベットにいたとされており、これがチベタンマスティフのことをいっているとされています。

アレキサンダー大王やジュリアス・シーザーをはじめ、アッシリア人、ペルシャ人、ギリシャ人、ローマ人に軍用犬として使用されてきたともされ、こうしてヨーロッパに渡ってヨーロッパのマスティフ種のベースになったと考えられています。

さて、諸外国との交流を避けていたチベットではチベタンマスティフの純血が守られ、遊牧民たちはガードドッグとして飼育したり、ラマ教の寺院ではラサアプソとともに番犬などとして飼育されていました。

1847年にチベタンマスティフがイギリスのビクトリア女王に献上され、1959年にドッグショーに登場、そして1873年に血統登録台帳が作成されたときに「チベタンマスティフ」という犬種名が付けられました。

犬種標準が1931年に作成されるとイギリスのケネルクラブやFCIに採用されるようになり、アメリカンケネルクラブ(AKC)には155番目の犬種として登録されるようになりました。

中国では富裕層の間で一時的にブームとなり、数億円もの価格で取引されるようになりましたが、しつけが難しく事故が多発するなどして現在では人気もだいぶ落ち込んでいるようです。

超大型犬であるため、家庭犬として飼育することは極めて困難ではありますが、ドッグショーなどに登場するチベタンマスティフは比較的性格が穏やかになるよう改良されています。

チベタンマスティフの特徴

Tibetan mastiff

超大型犬で軍用犬としても活躍してきたチベタンマスティフ、その特徴についてさらに調べてみることにしましょう。

「獅子型」と「虎型」の毛並み

大きくて筋肉質な体つきをしているチベタンマスティフですが、その大きな体をさらに大きく見せているのが長くてふさふさした被毛です。

チベタンマスティフの被毛は「獅子型」と「虎型」に大きく分けることができ、その中でも人気があって高額になるのが「獅子型」です。

「獅子型」はその名の通りライオンのように見える首周りの毛が特徴で、さらに毛の長い「大獅子頭型」と短い「小獅子頭型」に分けることもできます。

「大獅子頭型」のチベタンマスティフは首周りの毛がオスのライオンのようで、特に人気があるため2014年に2億円の価格が付くほどになりました。

また中国の河南省にある動物園でライオンと偽ってチベタンマスティフが展示されていたという事件もあり、鳴き声で犬だということが発覚したそうです。

あまりの大きさとその風貌から本物のライオンと間違えられるなんてすごいですね!

ちなみに日本で手に入れることができるとしたら「虎型」だったり純血ではないチベタンマスティフが多いようです。

「富の象徴」貴重な純血種

puppy of a Tibetan mastiff holding a flower

「2億円の犬」、「世界一高価な犬」などと呼ばれて注目を浴びたこともあるチベタンマスティフですが、チベットの特定の系統しか種としてみなされていない貴重な純血種であるゆえに高額になったようです。

また繁殖期が1年に1度しかなく、頭数そのものも少ないため、稀少犬として手に入れるのが難しい犬種でもあります。

超大型で貴重な純血種でもあるチベタンマスティフが「富の象徴」として中国の富裕層の間でステータスシンボルになったものわかるような気がしますね。

ただ残念なことに攻撃性の高いチベタンマスティフを上手にしつけることができなくて大事故になってしまったケースも報告されています。

たとえば2012年に中国の女優であるリー・イーシンさんはチベタンマスティフに顔を11か所噛まれてしまい、31針縫う大けがを負ってしまいました。

そのほかにも噛まれて大けがをしたりかみ殺されてしまったという事故も起こってしまい、価格は暴落し人気も落ちてしまっています。

やはり熟練したトレーナーによるしつけが必要なので家庭犬として飼育するのは難しいかもしれませんね。

チベタンマスティフの寿命

チベタンマスティフの平均寿命はアメリカンケネルクラブ(AKC)の情報によると10歳から12歳だとされています。

しかし超大型犬なので10歳は生きられないとする人もいて、やはり大きな体を支えるのは簡単ではないということがわかります。

チベタンマスティフの性格

bitch of the Tibetan mastiff and her puppies

チベタンマスティフは歴史が示すように戦闘能力が非常に高く、虎を前にしても物怖じすることがないくらい勇敢な性格を持っています。

攻撃性も非常に高く、警戒心も強いため、ガードドッグや番犬としても重宝されてきました。

吠え声は非常に大きくて誰もがびっくりするほどです。

その一方で飼い主には愛情深く従順であるという一面を持っています。

感情はあまり表に出すことがなく若干頑固なところもあるため、そっけない性格をしているといわれることもあるようです。

成犬になるのに3年から4年かかりますが、賢くて物覚えもいいので早いうちに厳しいトレーニングをすることによって番犬や護衛犬として飼育することも可能ではあります。

またヨーロッパやアメリカで飼育されているチベタンマスティフは以前に比べて性格が穏やかにはなっているようです。

それでも体が非常に大きいということを考えると、初心者には難しく、日本の住宅事情には向いていない犬種だといわざるを得ません。

チベタンマスティフのかかりやすい病気

Labrador lying on table checked up by veterinarian

筋肉質でたくましい体つきをしている超大型犬のチベタンマスティフですが、かかりやすい病気もいくつかあります。

チベタンマスティフがかかりやすいとされる「股関節形成不全」、「眼瞼異常」、「皮膚疾患」について説明します。

股関節形成不全

股関節形成不全は大型犬、超大型犬に多いとされる病気で、7割は遺伝によるとされています。

生まれながらに遺伝としてこの疾患を持っていると、成長過程で股関節の異常が生じて、痛みを伴うため歩行や下半身の動きに問題が起こってしまいます。

遺伝なので予防することはできませんが、股関節形成不全を患う親犬を繁殖に使用しないことや血統書をしっかりと確認することなどが薦められています。

残りの3割は股関節に負荷をかけてしまうような生活環境などが原因だとされています。

特に成長期に股関節に大きな負荷がかかってしまうと形成に異常をきたすことになり、股関節形成不全になってしまいます。

そうなると歩き方が腰を横に振るようになったり、まっすぐ座ることができなくなったり、後ろ足を同時に動かしてうさぎ跳びのように跳ねるようになってしまいます。

もちろん痛いので運動や散歩をすることにも消極的になります。

それで、股関節形成不全を予防するために、食事制限をして肥満にならないようにすること、そして成長期に激しすぎる運動をしないようにすることが大切になります。

また関節を保護する成分が入っているドッグフードやサプリメントを使用することによって股関節形成不全の予防をすることができるかもしれませんね。

眼瞼異常

眼瞼とはまぶたのことですが、愛犬のまぶたの周りが脱毛したり赤く腫れるといった眼瞼症を代表とする眼瞼異常にも気を付けなければなりません。

眼瞼症は上と下の両方のまぶたに置きる炎症で、かゆみや痛みを伴うため、前足でまぶたをこすったり目をパチパチさせるようになります。

命にかかわる病気ではありませんが、放置していると慢性化してしまい簡単に治らなくなるので早めの治療をすることが大切です。

原因はアレルギー性の皮膚疾患や感染症などが挙げられています。

また結膜炎や角膜炎などのその他の眼疾患により併発したり、喧嘩などによる外傷が原因になることもあります。

普段から目の様子を観察することによって早めに治療するようにしましょう。

またアレルギーが関係しているようでしたら、アレルゲンになる材料が含まれていないドッグフードに切り替えるなどの工夫をすることができるでしょう。

皮膚疾患

チベタンマスティフの特徴の一つに分厚い被毛を挙げることができますが、それゆえに皮膚疾患にもかかりやすいとされています。

特に被毛が「獅子型」の場合は湿気が溜まってしまうことがあるので、日ごろから丁寧なブラッシングをすることによって通気性をよくするようにしなければなりません。

超大型で扱いには十分に気を付けなければならない犬種ですが、しつけやコミュニケーションをはかる一環として毎日のブラッシングは非常に効果的だといえるでしょう。

またアレルギーなども皮膚疾患に大いに関係しているので、与えるドッグフードが無添加でグレインフリーだと予防にいいでしょう。

そして皮膚の健康に効果的なオメガ3脂肪酸やビタミンなどが豊富に含まれているドッグフードやサプリメントを与えることも効果的だといえます。

皮膚疾患も命に直接かかわるような病気ではありませんが、チベタンマスティフが快適に過ごすことができるように早めに解決してあげたいということができるでしょう。

チベタンマスティフのおすすめドッグフード3選!

Pet food in a metal bowl on a floor.

超大型犬なので食事の量はかなりのものになるでしょうが、肥満に気を付けたりその他のかかりやすい病気を予防したり症状を軽減できるような成分が入ったドッグフードを与えたいですね。

また大きな体を支えるためにしっかりと体作りができるように高タンパクの高品質なプレミアムドッグフードを与えるようにしましょう。

それではチベタンマスティフのおすすめのドッグフードを紹介しますね。

ファインペッツ「極(KIWAMI)」

人間が食べることのできるレベルの原材料のみを使用して、愛犬に安心して与えることができる質の高いプレミアムドッグフードとして人気を集めているのがファインペッツ「極(KIWAMI)」です。

アレルギー性の低い鹿肉、そして新鮮なチキンやサーモンを主原料に使用し、なんと肉類原材料割合が80%と非常に消化吸収がいいのが特徴です。

消化吸収率は87%と非常に高く、通常よりも少ない量で愛犬が満足することができます。

超大型犬で肥満にも気を付けたいですから、少ない給餌量でも満腹感を得て十分な栄養を補給できる点でおすすめのドッグフードだといえます。

加えて被毛の健康に効果を発揮するビタミン類やオメガ3脂肪酸も含まれているので、美しいライオンのような被毛に艶を与えたり、皮膚疾患の予防にも効果的です。

そしてコンドロイチンやグルコサミンが配合されているので関節の保護をすることができ、超大型犬ゆえに足腰に負担がかかりますが関節ケアもしっかりとすることができます。

ストレス緩和や除去に効果があるとされるタイムやローズマリーも入っているので、大きくて力の強いチベタンマスティフが穏やかでいられるようにもすることができそうですね。

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

ペット先進国のイギリスで製造されたプレミアムドッグフードの中で超人気のモグワンドッグフードもチベタンマスティフにおすすめです。

高タンパクでグレインフリーのドッグフードで、大きなチベタンマスティフの体作りやアレルギー防止に配慮が払われています。

チキンとサーモンがふんだんに使用されていて、全体の50%が肉類という愛犬にとってはうれしい内容のドッグフードです。

もちろんヒューマングレードの新鮮で安全な食材が使用されていて、厳選野菜も配合してまるで手作りのようだと評判を得ています。

非常にシンプルなレシピなので、愛犬の必要に合わせて季節ごとのトッピングを楽しむことができます。

合成ミネラルや合成ビタミン以外に添加物は使用されていませんし、アレルギーについてもしっかりと考えているグレインフリーなので、皮膚や目の健康も守ることができます。

安全性が高いことで信頼を得ているイギリスのペットフード専門工場で製造されており、日本で販売されているドッグフードの中では最も優れているという声も上がってるほどですよ。

カナガンドッグフード

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンドッグフードと同じイギリスの工場で製造されているのがカナガンドッグフードです。

愛犬家の中では知らない人がいないくらいの有名・人気プレミアムドッグフードで、英国王室エリザベス女王から表彰されたことでも知られています。

イギリスナンバーワンのドッグフードとして獣医師たちも推奨しているので安心して愛犬に与えることができるでしょう。

メイン食材には骨付きチキン生肉を使用して、ドライフードの中でも食いつきが非常に良いと評判です。

食材はすべてヒューマングレードの良質な原材料が使用されていて、アレルギーの原因をカットしたグレインフリーにもこだわっています。

皮膚疾患や目の病気はアレルギーが原因になることが多いので、グレインフリーであることは必須だといえるでしょう。

まとめ

Puppy tibetan mastiff

大きくてライオンのような風貌のチベタンマスティフについて基本知識をお伝えすることができましたがいかがでしたか?

さすがに日本で飼育することは非常に困難だということができますが、もしもに備えておすすめのドッグフードも3つ選ばせていただきました。

憧れの犬種といった感じですが、もしも飼育環境を整えることができてチベタンマスティフを迎えることができるようでしたら、この情報を参考にしてくださいね。

飼育が不可能だとしても、どこかのドッグショーで一度は拝見してみたいですね!

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