ダンディディンモントテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

ダンディディンモントテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

ダックスフンドのような長い胴体に、テリア種らしいふわふわの可愛いお顔が特徴的なダンディディンモントテリア。 パッと見るとテリア種らしくない・・・と思ってしまうほどフォルムが特徴的ですが、沢山の魅力を持つ犬種です。 そんなダンディディンモントテリアとはどのような犬種なのでしょうか。 その特徴とかかりやすい病気、またダンディディンモントテリアにおすすめのドッグフードをご紹介致します!

ダンディディンモントテリアって?

Dandie Dinmont Terrier, 2 years old, sitting in front of white background

ダンディディンモントテリアは、ネズミやウサギなどを狩る猟犬として活躍していたイギリスのスコットランド原産のテリア種の一種です。

4本の足は短く、胴体が長い、まるでダックスフンドのようにキュートな体型をしている小型犬です。

頭頂部には綿菓子のようにふわふわした毛があり、胸と脚にもふわふわした飾り毛をもつ、とってもキュートな長毛犬です。

性格は人懐っこく、遊ぶことが大好きで、温厚で優しい落ち着きがある性質のため、ペットとして飼いやすい犬種でもあります。

体の形はダックスフンド、顔と被毛はテリア種という、とっても可愛らしい見た目から、ショードックとしても活躍していたんですよ。

体型も性格も、テリア種独自の特徴とは少し異なるため、「テリアらしくないテリア」とも言われています。

そんなダンディディンモントテリアはどのように生まれたのでしょうか。

ダンディディンモントテリアの歴史を紹介致します。

ダンディディンモントテリアの歴史

ダンディディンモントテリアの起源は実のところ定かになってはいません。

1700年代に、イギリスのイングランドとスコットランドの国境地域で農民や放浪民が粗毛の土着犬に複数のテリア種を交配させて作られたという説があります。

その見た目から、ダックスフンドとの混血も有力であると考えられていますが、今のところそのような事実も確認されていないようです。

その後、イギリスで交配されたテリア種はその出身国にちなんで「スコッチ・テリア(現在のスコティッシュ・テリアの先祖にあたる犬種)」と呼ばれるようになりました。

1800年代に、スコットランドとイングランドの国境地域で農業を営むジェームズ・デービットという人物が購入した2頭のスコッチ・テリアが、ダンディディンモントテリアの始まりであるとも言われています。

ジェームズ・デービットさんは、購入したスコッチ・テリアをそれぞれの毛の色にちなんで「マスタード」と「ペッパー」という名前を付けました。

ジェームズ・デービットの知人である、詩人で小説家のサー・ウォルター・スコットは、「マスタード」と「ペッパー」をモデルにして、1814年に小説「ガイ・マナリング」を発行しました。

この小説には6頭のテリアとその飼い主が登場します。

6頭のテリアの名前は、「オールド・ペッパー」、「オールド・マスタード」、「ヤング・ペッパー」、「ヤング・マスタード」、「リトル・ペッパー」、「リトル・マスタード」です。

この6頭のテリアを飼育する農場主の名前は「ダンディ・ディンモント」です。

この農場主の名前が、「ダンディディンモントテリア」という名前の由来となったと考えられています。

ジェームズ・デービットが名付けた「マスタード」と「ペッパー」の名前の通り、現在のダンディディンモントテリアの被毛の色はマスタードまたはペッパーです。

ダンディディンモントテリアと呼ばれる前には、「ダンディ・ディンモンツ・テリア」、「チャーリーズ・ホープ・テリア」、「マスタード・アンド・ペッパー・テリア」という名前もあったそうです。

このダンディディンモントテリアは、主にネズミやアナグマ、ウサギやカワウソなどを狩る狩猟犬として活躍していました。

ネズミは見つけ次第、すばやく行動し捕獲していました。

またその他の動物は、追いかけて巣穴に閉じ込めてから自らその巣穴に入り込み、獲物と戦って捕獲していました。

時にはセントハウンド(嗅覚を使う猟犬)と協力して獲物を捕らえることもあったそうです。

独自の体型を活かした優秀な猟犬として働いていたんですね。

しかし19世紀以降、ダンディディンモントテリアの生活は変わっていきます。

その可愛らしい見た目に魅了されたヨーロッパの貴族が、ダンディディンモントテリアを家庭で飼育するようになりました。

またショードッグとしても用いられるようになり、多くの人を魅了するようになりました。

実際に宮廷絵画にも、ダンディディンモントテリアが登場しています。

1875年にダンディディンモントテリアのクラブが設立されたことをきっかけに、一般の人々にもこの犬種の存在が多く知られるようになりました。

その後も家庭犬として、またショードッグとしての人気が高まっていき、近年では猟犬としての活躍はなくなってきましたが、多くの人の心を癒す存在になっています。

しかし残念ながら、ダンディディンモントテリアは絶滅も危惧されています。

原産国であるイギリスでは、2016年に登録されたダンディディンモントテリアの新生子は91匹に止まりました。

日本ではあまり有名ではない犬種ではありますが、国内でもブリーディングが行われ、毎年子犬が誕生しています。

現在でも一匹でも多くのダンディディンモントテリアを残そうと努力がされています。

ダンディディンモントテリアの特徴

Dandie Dinmont Terrier, 2 years old, sitting in front of white background

ダンディディンモントテリアには、愛される沢山の特徴があります。

ダックスフンドのような短足胴長の体型に、綿菓子のようなふわふわな冠毛、胸と脚にもふわふわな飾り毛があり、優しく温厚な性格。

そんな魅力たっぷりのダンディディンモントテリアの特徴をご紹介致します。

頭の上の綿菓子のような被毛

ダンディディンモントテリアの大きな特徴の一つは、頭の上に乗っかっている綿菓子のようにふわふわな被毛です。

「トップナイト」とも呼ばれるこの頭部の飾り毛は、思わず顔をうずめたくなってしまうほどふわふわで、魅力的ですね。

実はこの頭頂部の被毛は、自然にこうなっているわけではありません。

もともと長毛犬のダンディディンモントテリアですが、頭部の被毛はとりわけ長く、トリミングすることでふわふわな冠毛が出来上がります。

このふわふわの冠毛を維持するために、定期的にプロのトリマーさんにトリミングをお願いすると良いでしょう。

ご自身でも、定期的にブラッシングやシャンプーなどを丁寧にしてあげたり、運動をしてストレスを出来るだけなくすことで、美しく可愛い被毛をキープしてあげましょう。

短足胴長の小型犬

ダンディディンモントテリアの大きな特徴のもう一つの点は、ダックスフンドのような短足胴長の体型です。

ダックスフンドに似てはいますが、前述の通り、ダックスフンドとの混血は確認されていません。

体高は約20~28cm、体重は約8~11Kgほどの小型犬です。

この短足胴長の体をまとう被毛も、ダンディディンモントテリアのチャームポイントの一つです。

胸と脚には、頭部のようにふわふわな被毛がついています。

こちらも思わず顔をうずめたくなってしまうほど魅力的です。

短足胴長でふわふわな被毛をまといながら一生懸命歩いたり走ったりする後ろ姿は、ずっと見ていられるくらいキュートな姿です。

しかし、この後にもご紹介しますが、この体型ゆえにかかりやすい病気も存在しています。

愛犬をしっかり観察して、普段と少し変わった様子が無いかも見ていてあげて下さいね。

ダンディディンモントテリアの寿命

ダンディディンモントテリアの平均寿命は、12歳~15歳と言われています。

他のテリア種と比べても、平均的な寿命であると言えます。

もともと猟犬として活躍していましたので、小型犬の中でも体は丈夫な方ですが、小型犬らしい病気にもかかりやすくなっています。

少しでも長く一緒にいられるように、定期的に健康面のケアもしてあげましょう。

ダンディディンモントテリアの性格

ダンディディンモントテリアの性格の大きな特徴は、温厚で優しい、落ち着いた性格です。

基本的にテリア種は、頑固で警戒心が強く、飼育するには少し苦労する性格があります。

しかしダンディディンモントテリアは、頑固さがあまりなく、落ち着いた優しい性格をしているため、テリア種としては珍しい性格です。

そのため「テリアらしくないテリア」と呼ばれたり、「テリア界のジェントルマン」とも呼ばれています。

このような温厚な性格なので、人なつっこく、他の動物とも仲良く遊ぶことが出来ます。

子どもや年配の方にも優しく接することが出来るため、まさに家庭犬として優れた犬種です。

温厚な性格ではありますが、もともと狩猟犬として活躍していましので、活発な面も併せ持っています。

外で遊ぶことが大好きなので、お子さんと一緒に外で遊んで楽しい時間を過ごすことも出来ます。

温厚な性格のため、他の犬と喧嘩することも少ないので安心して外で遊ぶことができますね。

ダンディディンモントテリアは非常に飼いやすいため、初めて犬を飼う方にもおすすめです。

ダンディディンモントテリアのかかりやすい病気

Young veterinarians at work checking Maltese ear at vet ambulant

とっても可愛らしいダンディディンモントテリアですが、その体型ゆえにかかりやすい病気もあります。

この点もしっかり理解して、大切な愛犬を守ってあげてくださいね。

では、特徴的な病気の幾つかをご紹介致します。

椎間板ヘルニア

犬の間でよく見られる椎間板ヘルニアとは、背骨の間に挟まっている椎間板と呼ばれるクッションがつぶれ、変形してしまった状態のことです。

椎間板は、クッションの外側に相当する繊維輪(せんいりん)と、クッションの中身に相当する髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の組織から構成されています。

肥満や老化、また外側からの衝撃により椎間板が破れてしまうと、中の髄核が外に飛び出し、近くにある神経や脊髄を圧迫してしまうことがあります。

この状態が、椎間板ヘルニアです。

中の髄核が完全に飛び出してしまうものを「ハンセンI型(髄核脱出型)」と呼びますが、この場合はそれまで元気に走り回っていた犬が急に動かなくなってしまいます。

中の髄核が繊維輪の中にとどまっているものの、椎間板が変形して後方に膨らんだものを「ハンセンII型(繊維輪突出型)」と呼びますが、この場合はI型に比べると大きな異変が無く、症状を抱えたまま普通に生活してしまうこともあります。

椎間板は首から腰にいたる全ての背骨に挟まっていますので、基本的にどの部位でも病気は発生しますが、犬の場合は、背中から腰にかけて発症するパターンがほとんどです。

この椎間板ヘルニアを発症しやすい犬は、「胴体が長い」、「体重が重い」、「骨格サイズが小さい」という特徴があります。

ダンディディンモントテリアは、ダックスフンドのように背中から腰にかけての部分が広いのと、小型犬で脚が短く椎間板に負荷がかかりやすい体格のため、椎間板ヘルニアを発症する危険が高くあります。

以下のような症状が出たら、椎間板ヘルニアを発症している可能性がありますので、日ごろから注意して見てあげましょう。

・歩き方がおかしい

・運動を嫌がる

・足の痛みや麻痺症状がみられる

・首から背中にかけての痛みや麻痺症状がみられる。

椎間板ヘルニアの重症度は、「痛みだけ→痛みと軽度の運動障害→反射運動が出来ないまたは、ほぼ運動が出来ない→完全に動かないが痛みは感じる→完全に動かず痛みも感じない」という順番で測ることが出来ます。

症状が重症になる前に、気になる症状が出たら早めに病院へ連れて行って下さいね。

膝蓋骨脱臼

犬によく見られる膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿である膝蓋骨(しつがいこつ)が太ももの骨からずれてしまう状態のことを言います。

膝蓋骨が完全に外れた状態を脱臼というのに対し、不完全に外れた状態を亜脱臼(あだっきゅう)と言います。

主にポメラニアンやチワワ、ヨークシャーテリアなどの小型犬で多く発症します。

症状が現れるのは生後4か月ごろからで、メスの方がオスよりも1.5倍ほど発症しやすいと言われています。

膝蓋骨脱臼の主な原因は、交通事故や高いところからの着地、転倒などによる外傷と、遺伝によるものです。

前述の通り、ポメラニアンやチワワなどの小型犬が多く発症しますが、犬の大きさを人為的に小型化させるように交配が行われたことが原因で、小型犬の病気発症率が高まっているようです。

ダンディディンモントテリアも小型犬の遺伝子を持ち、体格ゆえに外傷を負いやすい性質もあるため、膝蓋骨脱臼にかかりやすいと言われています。

以下のような症状が出たら、膝蓋骨脱臼を発症している可能性がありますので、日ごろから注意して見てあげましょう。

・足を引きずって歩く

・触ると痛がる

・すねのねじれ

・極端なX脚やO脚になる

症状が悪化していくと靭帯損傷や関節炎、剥離骨折などと歩行が出来なくなってしまいますので、気になる症状が出たらすぐに病院へ連れて行って下さいね。

外耳炎

犬によく見られる外耳炎とは、耳のひらひら部分(耳介)に炎症を起こしてしまう状態のことを言います。

犬の耳には、垂直方向に降りる縦穴のような「垂直耳道」と、垂直耳道の突き当りから水平方向に伸びる横穴のような「水平耳道」と2種類あります。

この外耳道の表面を構成しているのは、皮膚の最上部に当たる「表皮(ひょうひ)」、表皮の下で皮膚の形状を維持する「真皮(しんぴ)」、そして「アポクリン腺」と呼ばれる分泌腺です。

これらの組織に炎症が起こると、以下のような症状が出ます。

・臭いのきつい耳垢がたまる

・耳をしきりに触ろうとする

・頭を振る

・外耳道の皮膚が腫れる

・鼓膜がやぶれる

これらの症状が出始めたら外耳炎を発症している可能性がありますので、日ごろから注意して見てあげましょう。

外耳炎の主な原因は、寄生虫、細菌感染、アレルギー、犬種特有のもの、があります。

ダンディディンモントテリアのようなテリア種は、外耳道の中の毛が多いため、外耳炎にかかりやすくなっています。

耳掃除を怠って不衛生の状態にしてしまうと、外耳炎を発症させるリスクも増えるため、定期的に耳掃除をすることも忘れないようにしましょう。

こまめに耳掃除をすれば、清潔に保つことが出来ますし、異変にも気づきやすくなりますよ。

耳のケアを定期的にして、気になる症状が出た時にはすぐに病院へ連れて行って下さいね。

ダンディディンモントテリアのおすすめドッグフード2選!

Healthy dog food, isolated on white

健康維持のためには、食事の管理が大切です。

ドッグフードも沢山種類があって、何を購入したらよいか迷いますよね。

ダンディディンモントテリアもかかりやすい病気が存在しますので、食事でも予防していきたいですね。

ダンディディンモントテリアにおすすめのドッグフードをご紹介致します。

カナガン

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンは、動物愛護の先進国であるイギリス産のグレインフリードッグフードです。

カナガンで使用している原材料は、人間でも食べられる原材料を厳選して使用していますので、安心して愛犬に食べさせることが出来ます。

消化に良く、栄養が豊富なチキンを使用し、良質なタンパク質を配合しています。

また、鶏脂は美しい毛並みや健康的な皮膚の維持に効果的な必須脂肪酸を含んでいるため、ダンディディンモントテリアのふわふわの被毛を美しく保つのに役立ちますし、外耳炎の予防にも役立ちます。

他にも、カナガンには消化率が高く、穀物原料の代わりになる炭水化物源となるサツマイモが含まれています。

サツマイモは時間をかけてゆっくり吸収されるため、体に負担をかけませんし、エネルギー消費がゆっくりで、より長時間空腹を感じずにいられます。

他にも、サーモンオイルや乾燥全卵、マリーゴールドなどのハーブも配合されていますので、沢山の体に良い栄養素が取れ、肥満対策になります。

肥満は椎間板ヘルニア、また膝蓋骨脱臼の要因の一つですので、カナガンで体調管理をしっかりすれば、発症のリスクを抑えることが出来るでしょう。

また、カナガンには関節を強化するために必要な栄養素「グルコサミン」や「コンドロイチン」が含まれていますので、こちらも椎間板ヘルニアの発症を抑えることが出来ます。

アランズナチュラルドッグフード

アランズナチュラルドッグフード(ラム)

肉類に低カロリーな「生ラム肉」を使用している肥満解消に役立つドッグフード!

容量/価格 2kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 生ラム肉
対応年齢 全犬種、7ヶ月~

アランズナチュラルドッグフードの一番のポイントは、100パーセント無添加原料を使用していることです。

こちらもイギリス産で、人が食べられる原材料のみを使用していますので、安心して愛犬に食べさせることが出来ます。

添加物やアレルギー源となる食材を使用していないため、外耳炎の要因の一つであるアレルギーを抑えることが出来ます。

また、玄米や全粒大麦、テンサイといった消化吸収率が高い原料が含まれているため、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼の敵である肥満の対策にもなります。

さらに、ミネラルやビタミンE,Bを豊富に含んでいる全粒オーツ麦、ビール酵母や、亜麻仁油が配合されていますので、美しい被毛や皮膚を良い状態に保つのに役立ちます。

ダンディディンモントテリアがかかりやすい病気をしっかり予防してくれるドッグフードです。

まとめ

Happy children and parents with dog as family running in the nature

ダックスフンドのような体をしながらも、頭や体の被毛がふわふわでとってもキュートなダンディディンモントテリア。

テリアらしくないテリア、またジェントルマンと呼ばれるほどに温厚で落ち着いた性格のダンディディンモントテリア。

ダンディディンモントテリアの魅力を沢山知ることが出来たのではないでしょうか。

日本ではあまり馴染みがありませんが、性格がとても良いので、初めて犬を飼われる方にもおすすめです。

ですが、かかりやすい病気もいくつか存在しますので、しっかりと病気を理解して、食事や運動などの健康管理をしてあげましょう。

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