ソフトドライのドッグフードはダメ!?犬に与えない方がいい理由を解説!

ソフトドライのドッグフードはダメ!?犬に与えない方がいい理由を解説!

ソフトドライのドッグフードを犬に与えない方がいい理由を解説します!正確には与えすぎない方がいいということになりますが、今回はソフトドライタイプのドッグフードについて、その特徴をまとめました!

ドッグフードの一般的な種類とは?

ソフトドライのドッグフード

私たち人間の食文化は時代と共に大きく変化します。日本人の場合昔は木の実などをよく食べていたと言われていますが、時間とともに料理の形態もだいぶ変わってきています。またグローバル社会ということもあって、他の国の文化もたくさん輸入され、食の多様性はまさに高まってきています。同じようなことはドッグフードに関しても言う事ができるでしょう。

ドッグフードというとまず想像するのは、大きな袋に入った乾いたぱさぱさの茶色い固形物、というものだと思いますが、最近では非常にバリエーション豊かなドッグフードが登場しています。おなじみのドライな固形タイプのものもあれば、缶詰処理されているものもあります。また缶詰ではなくパウチタイプのものも出てきています。

また水分量を多めにした半生タイプと呼ばれるようなカテゴリーのものもあります。こうした趣向を凝らしたドッグフードの種類をみると、家庭の中で犬が占める位置が大きくなってきているのがよく分かります。よく言われるように犬は人間にとって最良の友とも言える動物ですから、愛犬家としては犬が好むものをいろいろと用意してあげたいのは当然のことです。

ただ気をつけなければいけないのは、犬が好んで食べる=犬にとって良い食べ物とは限らないという点です。食い付きがよくてもあまり健康に良くない者も実はあるんです。ではよく見かけるドッグフードのいくつかのタイプについて見てみましょう。

ドライタイプのドッグフード

dry dog food (ドライドッグフード)

上でも触れた様な最も一般的とも言えるのがドライタイプのドッグフードです。よくスーパーなどで安売りしているものを見かけますが、あのタイプです。これは簡単に言えば製品の中に含まれる水分が10分の1ほど、つまり10%程度を下回るタイプのドッグフードです。水分がそれよりも数%程度多くなってしまうとカビが生えてしまうので、10%以下くらいにとどめておかれるのが一般的です。

このタイプのドッグフードの特徴は値段が安いものがあることです。コストを気にするならドライタイプの選択肢は外せません。ただ値段に関しては同じドライタイプでも差があるので一概には言いきれません。別の特徴は賞味期限が長めになるということです。やはり水分量が少なめというところがポイントと言えるでしょう。

ただしドライな分商品の匂いが少し少なめと言う点もあるため、愛犬の食い付きが多少鈍るという特徴もあります。ちなみにこのタイプのドッグフードでは加熱発砲処理がされていることが多いです。加熱発砲処理とは、簡単に言えばドッグフードを作る過程で空気を原料に入れ込んで発砲状態を作る製法のことです。こうすることでフードの形状が整ったりカサを増やすこともできます。

ソフトドライのドッグフード

続いてソフトドライと呼ばれるタイプのドッグフードです。ソフトとあるように、こちらはドライタイプのものよりも水分量が多少多めのドッグフードになります。含有量はだいたい25%から35%程度といったところです。基本的には商品の湿潤状態をキープする必要があるため、湿潤調整剤が用いられる事が一般的です。このタイプのドッグフードも加熱発砲処理がされます。

セミモイストのドッグフード

セミモイストタイプのドッグフードというのもあります。こちらもソフトドライタイプのものと同じように水分量がだいたい25%から35%程度含まれています。ただソフトドライタイプと違って発砲処理をされません。湿潤調整剤を使うという点では共通ですが、発砲していない分弾力がソフトドライタイプのものよりも上になります。

その分テクスチャーの違いがあります。犬にとっては噛みごたえが出てくるタイプのフードです。ちなみにこのタイプのドッグフードは次に紹介するウェットタイプのドッグフードと同じように長持ちするものではないので、保存方法に気をつける必要があります。

ウェットタイプのドッグフード

wet food for dogs and cats in silver bowl.

最後にウェットタイプのドッグフードを紹介します。名前を見れば大体想像がつきますが、こちらは水分量がとても高いタイプとなっています。

その含有量は大体75%程度です。つまり大部分が水分で構成されているということです。このタイプのフードは、缶詰やパウチ商品として製造されることが多い。

ウェットタイプドッグフードの欠点

かみごたえがなく、噛む力の低下に関わる。食べやすいタイプのフードです。値段が比較的に高めに設定されています。

ソフトドライのドッグフードを犬に与えない方が良い理由3つ

前述のようにドッグフードには実にいろいろなタイプのものが存在します。しかし紹介したタイプの中で、ソフトドライタイプのドッグフードは犬に与えないようにするのが良いでしょう。店に行くとソフトドライタイプは宣伝文句として、そのしっとりした食感がアピールされている事があります。確かに口当たりが硬くなく柔らかいので食べやすいのは確かです。

またドライタイプよりも嗜好性が高くなるというのもある程度事実でしょう。ただソフトドライタイプのものは知らず知らずのうちに愛犬に健康リスクを与えてしまう可能性があります。では具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。

健康リスクの3つのポイント

長持ちしない防腐剤添加の可能性の高さ肥満を誘発する可能性が高い

ソフトドライタイプのフードを与えない方が良い理由1:長持ちしない

このタイプのフードはそれほど日持ちが期待できないということです。もちろん長持ちしないというのは、ある意味それだけ鮮度が重要であるということですから、この事そのものが悪いわけではありません。ただ日持ちしないとなると、下でも書いているように多くの防腐剤の添加が疑われます。

ですから安心感という意味では少し心配が残ります。また別の点として、このタイプの商品は袋売りされていることが多いので、仮に保存をおざなりにしてしまうと品質劣化が起きやすいという問題もあります。袋を開けてしっかり密閉しないで放置しておけば当然空気による酸化が誘発されます。

もし飼い主があまりまめな人でないとすれば、他の密封性の高い袋や容器に移し替えるといった管理がちゃんとされず、結果としてあまり良くないものを犬に食べされることになりかねません。このようにソフトドライタイプは長持ちしないという特性上、品質に疑問が残るのです。

ソフトドライタイプのフードを与えない方が良い理由2:防腐剤の添加が一般的

Antioxidants. (酸化防止材)

ソフトドライのものは袋で売られているのが一般的です。つまりウェットタイプの缶詰などのようにしっかりと細菌に対する処理がされているかというと少し怪しくなります。ですからリスク回避のために防腐剤とか酸化を防止するための添加物が使用されるのが一般的です。

人間の食べるものについても言える事ですが、こうした添加物は犬にとってもなにかと不安なものです。場合によっては添加物などが原因で体調不良に陥る犬も出てくる可能性があります。また別の点として、ソフトドライタイプのものの中には原料があまりよくないものも含まれています。

もちろんこれはドライタイプのものにも当てはまる事ですが、品質が低い原料と大量の添加剤にさらされるのは正直愛犬にとって好ましいことではありません。皮膚の炎症や下痢といった症状を防ぐためにも、あまり添加剤を含まないドッグフードを選択するのがベターです。

ちなみにソフトドライタイプのものと似ているセミモイストタイプについてですが、全てではないにしろこちらも防腐剤や酸化防止剤などの添加物が加えられている可能性が否めません。ですからこれらの半生タイプのものには注意が必要です。

ソフトドライタイプのフードを与えない方が良い理由3:肥満を誘発する可能性がある

犬 肥満

ソフトドライタイプのものは比較的熱量が高くなるのが一般的です。つまり高カロリーということです。また嗜好性が高めなので愛犬がついつい食べ過ぎてしまうというリスクもあります。愛犬が喜んで食べるのを見てうれしくなって食べさせすぎてしまう、なんてことも起こりやすいのです。犬が肥満になると別の問題も起きやすくなります。

人間の場合も肥満の問題がよく取り上げられる事がありますが、犬と人間とでは同じ量の体重が増えることに大きな違いがあります。人間が2キロくらい太っても笑いのネタになるくらいですが、犬の場合、特に小型犬であれば2キロ太るというのは大きなことです。ぶくぶく太ってしまったら、足にまず大きな負担がかかります。

そうすると関節が疲弊してヘルニアなどが発症することがあります。また人間のように糖尿病のリスクも高まります。そうなれば白内障など目の病気などにもつながってきてしまいます。また当然心臓に大きな負担がかかってくるようになるため、運動の際に動作がスムーズにいきません。

心臓疾患などを抱えてしまう可能性もあります。もちろん少しでも太ったらこれらの病気のトリガーになるわけではないのですが、肥満対策のためにもドッグフードの種類には気を配ると良いでしょう。もちろんどんなタイプにしても適正量を食べさせるように飼い主が管理を怠らない事は言うまでもありません。

半生タイプのドッグフードで気になる添加剤にはどんなものがある?

防腐剤

上記のようにソフトドライタイプやセミモイストタイプなどの半生タイプのドッグフードには添加剤のリスクがより潜んでいますが、具体的にどんな添加剤が使われている事があるのか詳しく見てみましょう。例えば「エトキシキン」というものがあります。これは酸化防止剤です。

その作用はとても強いのですが、除草剤の酸化防止剤や殺虫剤として利用される事があると言えばすぐにピンとくるでしょう。別の危険な添加剤は「ソルビン酸カリウム」というものです。こちらは防腐剤です。実はこの防腐剤は人間が口にする調味料などの防腐剤にも使用されることがあるのですが、亜硝酸ナトリウムという別の物質との組み合わせで発がん物質が形成されると指摘されています。

ですからできれば避けたい防腐剤です。半生タイプのものに使われる湿潤調整剤としては「プロビレングリコール」も上げられます。こちらも洗剤や床磨き剤、一部の食品などに使用されるもので私たちの生活にも密着しているものですが、毒性が報告されています。多めに摂取すると臓器への障害や皮膚の問題を引き起こすとも言われています。進んで摂取したいものではありません。

ドッグフードはどのタイプがおすすめ?

ドッグフードの種類

ここまでソフトドライタイプのもの、つまり半生タイプのもののリスクについて説明してきましたが、では愛犬に与えるとしたらどのタイプのものがおすすめでしょうか。結論から言うとドライタイプのものを与えておくのが無難と言えます。その理由がいくつかあります。

ドッグフードの種類と健康リスク

まずここまで見てきたように半生タイプのものには添加剤の使用などを含むいくつかの健康リスクが多く潜んでいるからです。その点ドライタイプの者のほうが水分量が少ない分、カビの発生や腐敗の確率が半生タイプのものと比べれば低いと言えます。それはつまり添加剤などの使用の必要性が少なめになることを意味すると言えるでしょう。もちろん保存料が全て悪いわけではありません。

中には自然由来の保存料を使っているものもありますから、半生タイプ=危険食品というレッテルを100%貼れるわけではありません。またドライタイプ=100%安全と言えるわけでもありません。しかし一般的な傾向として半生タイプはその特性上、カビや腐敗を防ぐために余分な処理を必要としているとは言えます。

ですからドライタイプのものを意識しておくと無難ということです。別の理由は噛みごたえの問題です。ドライタイプのものは当然ですが乾燥したドッグフードですので食感はカリカリとしていて噛みごたえに優れています。一方、半生タイプのものは柔らかめになるので食べやすく犬はこちらの方に食い付きが良いのは事実です。

ただドライタイプの場合ガリガリと顎を使って食べることで、顎の骨が鍛えられるというメリットがあります。さらにこちらの方が歯石の予防になるとも言われています。食べやすいものが必ずしも良いわけではありません。それは人間の場合にも言える事です。

一概にどのタイプのドッグフードが悪いとは言えないが、ペットに与えるごはんは、飼い主の理解次第でベストな物をチョイスすることが生きていく上で重要となる。

ドライタイプをあげる場合の注意点

ドライドックフード

ドライタイプのドッグフードをあげる場合の注意点ですが、ドライは水分量があまり多くないため、当然水分摂取が必要になります。水分含有量は10%以下程度ですから、ちゃんと水をあげないと脱水症状になることすらあります。ですから新鮮できれいな水を用意してあげましょう。

もし愛犬の目の周囲が少し青白い感じになっているのなら水分が不足しているサインである可能性があります。ですから時々目を観察しながら適度な水分補給を意識しましょう。別の注意点は老犬に餌をあげる場合です。老犬の場合は歯が強くありませんから、ドライフードのものはあまりオススメできません。

もししっかり咀嚼できなければ餌を飲み込んでしまって問題が起きることもありえます。ですからそういう時はドライフードを少し水分で柔らかくしてあげるのも手です。暑すぎない、ぬるい程度のお湯で少しばかりふやかしてあげれば食べやすい食感になるでしょう。もちろんやり過ぎるとぐちゃぐちゃになって食べる気を無くさせてしまうので注意しましょう。

半生タイプは絶対あげるべきではないの?

では犬にはドライタイプのものだけをあげるようにして、絶対に半生タイプのものをあげるべきではないのでしょうか?結論から言うとそんなことはありません。日常的にあげるものとしては半生タイプはすすめられませんが、場合によっては半生タイプのものをあげる必要が出てくることもありえます。

例えば歯に何かの問題があって噛む事に支障が出ているのであれば、一時的に半生タイプのものを使用する方が良いこともあるでしょう。また嗜好性という点では犬は半生タイプのものを好む傾向があるので、時々気分転換のイメージで少しばかりあげることもできます。ポイントはずっと上げ続けないようにするということです。

人間の場合でも野菜やフルーツ、肉などをバランスよく食べる必要があります。毎日のようにジャンクフードを食べ続けると栄養摂取の点で問題があります。ただ時々食べるのは別に悪い事ではありません。犬の場合も通常はドライフードをあげて、状況に応じて半生のを少量あげるといった平衡を取ることが大事です。

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