スマックのドッグフード「ワンズライフ」ってどう?原材料や評判を斬る!

スマックのドッグフード「ワンズライフ」ってどう?原材料や評判を斬る!

ワンズライフは、1964年に設立され、50年以上にわたって親しまれているドックフードメーカーのスマックが販売していた、小型犬用のドックフードです。現在は製造・販売を中止しているのですが、一部まだ流通しているようです。今回はワンズライフについてその特徴や原材料、みんなの評判についてまとめました!

ワンズライフって?

ワンズライフ

ワンズライフは、1964年に設立され、50年以上にわたって親しまれているドックフードメーカーのスマックが販売していた、小型犬用のドックフードです。

現在は製造・販売を中止しているようです。正式に販売終了した事を知らせる記載はありませんが、スマック社の公式ホームページ上にある、現在販売しているドックフードの一覧の中に、ワンズライフは掲載されていません。過去の商品情報のページは一部閲覧可能です。

しかし、一部の商品は、大手のネットショップで今でも購入出来るようです。今回はワンズライフがどんなドックフードなのか、購入した人の評判や、原材料についてまとめてみました。また、安全性の観点からも、他のドックフードと比較して優れた商品といえるのか検討してみたいと思います。

『ワンズライフ』はどんな商品なのか

まず、ワンズライフがどのようなコンセプトで作られた商品なのかを、現在も閲覧できる公式の商品紹介ページや他の販売サイトを参考にまとめて見ました。

ワンズライフの商品コンセプトについて

ペットフード協会の調査によると、全体として犬の飼育件数は年々減少しているものの、その中の小型犬の飼育比率は上昇しているようです。また、超小型犬と小型犬は寿命が長く、年々寿命が延びているそうです。

加えて、平成28年に実施されたペットフードのタイプ別利用率の調査でも、市販のドライタイプの利用が全体の9割近くあり、ほとんどの飼育者が市販の何らかのドックフードを利用しているという現状があります。

ワンズライフはそんな小型犬フードの需要の増加に伴って、小型犬用のドライタイプのドックフードとして商品開発されました。スマック社の製品紹介によると、ワンズライフは「健康に良いものを食べさせたい、でも食べてくれないと困る・・」という小型犬オーナーの悩みに応えるために、小型犬が食べやすい小粒タイプで、高い嗜好性を備えた商品になっています。

商品パッケージにも、「ぜひ一度試してもらいたい美味しさ」と書かれている通り、小食や偏食の多い小型犬でも食いつきが良いことを、大きなコンセプトとして製造されているようです。

また、「ペット栄養管理士監修」とパッケージに記載されているので、十分な知識のあるスタッフの指導のもとに栄養バランスが考慮されていると期待できます。

さらにこのドッグフードは国産です。国産なら絶対安心と言う訳ではありませんが、多くの消費者は国産という言葉に安心感を覚えます。ですからある程度の信頼感があります。

「美味しさ保障(ご満足いただけない場合は返金いたします)」と書かれているところにも、スマック社がワンズライフの味に絶対の自信を持っている事が伺えます。

ワンズライフの商品ラインナップについて

ワンズライフは、愛犬の成長に合わせて必要な栄養を摂取できるよう、3つの成長段階に分けて、4つの商品が準備されています。また、それぞれの商品に対して内容量の異なる2つのタイプが準備されています。それぞれの商品名と、パッケージに記載されている商品の特徴についてご紹介いたします。

1. 子犬用(離乳期〜12ヶ月まで)チキン味「小分け2袋800g、小分け4袋1600g」 製品の特徴:良質なたんぱく質によって理想的な体格や筋肉を維持できるようにサポート、脳の健康な発育のためにDHA・EPAを配合、成犬用に比べカルシウムを130%増量して配合し歯や骨の健康な発育を促す。

2. 成犬用(1歳〜10歳まで)ビーフ&フィッシュ味「小分け2袋1kg、小分け4袋2kg」 製品の特徴:大きめの歯磨き粒を噛む事によって歯垢の沈着を抑えて健康な歯を保つ、一般的なグルコサミンよりも吸収が良いとされるN-アセチルグルコサミンとカルシウムを配合し骨や関節の健康を保つ、ビール酵母を配合し愛犬のお腹の健康を保つ。

3. 成犬用(1歳〜10歳まで)チキン&フィッシュ味「小分け2袋1kg、小分け4袋2kg」 製品の特徴:味の違いだけで、ビーフ&フィッシュ味と記載されている特徴は同じです。

4.シニア犬用(10歳以上)チキン味「小分け2袋1kg、小分け4袋2kg」 製品の特徴:一般的なグルコサミンよりも吸収が良いとされるN-アセチルグルコサミンとカルシウムを配合し骨や関節の健康を保つ、脳の健康な発育のためにDHA・EPAを配合、ミネラルの含有量を調整し下部尿路の健康を維持する。

ワンズライフの販売状況と販売価格は

前述の通り、現在ワンズライフは製造・販売を中止しているようなので、すべての商品を購入する事は難しい状況です。しかし、小犬用だけは在庫が流通しているのか、大手のネットショップ3社で(アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピング)販売している事が確認出来ました。

多少の違いはありますが、販売価格はどれも送料込みで6000円前後になるようです。以下に本記事を執筆現在(2017年10月28日)の価格をご紹介させて頂きます。 1. アマゾン:¥ 5,958+ 送料 2. ヤフーショッピング:価格 5,085円(税込)+送料 3. 楽天: 4,869円 (税込 5,259 円) +送料

お住まいの地域で送料が異なるので一概には言えませんが、現在のところヤフーショッピングで購入するのが一番お得のようです。

ちなみにどのショッピングサイトで購入しても、元の販売会社は「starlive」という同じ会社が取り扱っているようで、お取り寄せの形になるため、商品の発送まで3日〜10日必要で、納期は10日以上になる可能性があります。

1つ注意点があります。ホームページ上で現在も閲覧できる過去の商品ページには「美味しさ保障制度(「愛犬の好みに合わず食べなかった場合は、初回購入1袋に限り製品購入代金をお返しします。」という制度)」の対象であると書かれています。

でも現時点で製造・販売が中止されていると思われる現状を考えると、現在もワンズライフの購入者が、このサービスを受けられるかどうかは不明です。購入を検討される方は、万が一の場合に備えて、ご購入前に販売会社に確認されると良いと思います。

また、この「美味しさ保障制度」を利用しても、一袋分しか保証されないので、他の5袋分は負担する事になりますので、極端に小食や偏食な子犬である場合、購入は慎重に検討される事をお勧めいたします。

ワンズライフの評判について

次に、ワンズライフの購入者が実際にどんな印象をもっているのか、ネットショップなどの口コミやレビューを調べて見ました。

実際にワンズライフを使った人の感想は

商品を購入するにあたっては、実際に使用した人の評価や感想が気になるところですが、残念ながらワンズライフの口コミやレビューの情報はほとんどありません。いくつか見つかったユーザーのコメントをご紹介します。

「低価格フードにありがちな油ギトギトのでなく、匂いも苦つくないのが良いですね。さらに粒のサイズが2種類になっているのは、嬉しいですね。」

「まぁまぁ、食い付きも良く、2種類の粒の大きさを使用しているので、咀嚼をしてくれるので身体にはよさそうです。安いドライフードにありがちな油のギトギト感はあまりなく、匂いは少なめです。」

「捨て犬を保護し、とりあえず何か食べるものをと思い購入しました。見た目はチワワっぽいんですが恐らく雑種になるかと思います。今のところ良く食べていますが、うちで飼う訳にもいかないので次の休みに里親施設に連れていこうと思います。」

「ネットでまとめ買いがかなりお安くなっていたので購入してみました。食いつきは良いようです。小粒がメインですが中に大きめの粒もあり最初はどうかな?と思ったんですが食べやすいようでよく食べています。」

「中で小分けになっているので新鮮なものを食べさせることができる点が良いですね。」

商品の善し悪しを判断するにはあまりに数が少ないですが、どれも評価が高く、同じような印象を持ったようです。安いドックフードのギトギト感がない。2種類の粒の大きさを使用していて良く咀嚼してくれる。食い付きが良い。匂いが少ない。といったポイントが高く評価しています。

美味しさと食べやすさを追求した商品のコンセプト通りのメリットが、利用者にも実感されているようです。また商品のパッケージングについて評価されているのは興味深いです。大容量のパッケージだと酸化の問題があるので、小分けパッケージを望む愛犬家は多いです。この点ワンズライフでは配慮がなされています。

愛犬には少しでも新鮮で良いものを食べて欲しいですから、嗜好性や便の状態だけでなくこうした分野での工夫も重視したいところです。

ちなみにネガティブな評価としてはこんなコメントもありました。

「同じメーカーの「柴犬用」をあげていたんですが、だんだんと食いつきが悪くなってきたのでワンズライフを買ってみました。肝心な食いつきなんですが、悪くはないです。ただ特別よく食べるという訳でもなく1袋食べきれるか心配です。」

良い評価と比べると少数派ですが、どれくらい好んで愛犬が食べてくれるかは、やはり愛犬の好みによって多少の違いはあるようです。このあたりは実際に試してみないと分からないというところです。

このように、口コミやレビューなどの数が少ないワンズライフですが、書かれている内容としては、全体として高評価であり、商品の目的通り小型犬に好んで食べてもらえる商品のようです。

ワンズライフの原材料は何か

では、実際にワンズライフは愛犬が安心して食べる事の出来る、ドックフードなのでしょうか。成犬用(1歳〜10歳まで)チキン&フィッシュ味を例に、その原材料の安全性を分析してみたいと思います。原材料と成分表は以下の通りです。

原材料:穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフエキス)、豆類(乾燥おから、脱脂大豆等)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂)、魚介類(フィッシュエキス、フィッシュパウダー)、ビール酵母、N-アセチルグルコサミン、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、リン、塩化ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B12、葉酸、パントテン酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)

成分表:たんぱく質(25.0%以上)、灰分(10.0%以下)、脂質(8.0%以上)、水分(10.0%以下)、粗繊維(5.0%以下)

原材料のどんな点に注目できるか

まず気になるのが、主原料として穀類が使われている事です。肉食である犬にとって穀類は不必要な栄養素です。

そして、犬の胃腸は穀物の消化が苦手なので、ワンちゃんによっては、おう吐や下痢を起こす事さえあります。

「とうもろこし」は安く手に入るため、ドックフードの主原料として「かさ増し」のために使われる事が多い原料です。つまり、ワンズライフは価格を下げるために、犬にとって不要な穀類で大部分が作られているという事です。

ちなみに「コーングルテンミール」とは、コーンスターチなどを作るときにできる副産物で、「とうもろこしのカス」のようなものです。残念ながら高い栄養価はほとんど期待できません。

また、アレルギーの心配もあります。とうもろこしと小麦、そして、豆類に含まれている大豆はアレルゲンとして代表的な原料です。あるペットフード会社の調べでは犬の40%は食物アレルギーの可能性があるという報告もあるので、この点でもワンズライフの原材料は望ましくありません。

次に注目したいのが肉類です。犬は動物性のたんぱく質をもっとも必要としているので、良質な肉類が入っているかがドックフード選びの大切なポイントですが、ワンズライフには心配な点があります。

原材料の肉類を見ると、ミートミール、チキンミール、ポークミール、と書かれています。ミール(肉粉)はわたし達が想像するような「肉」ではありません。あらゆる部位をごちゃまぜにして、人間がとても食べられない粗悪な肉で作られている場合もあります。

日本でも、路上に引かれた動物や野外で死んでいる動物を拾って、加工業者に委託している事が問題になりました。動物園で死亡した動物がドックフードに再利用される例も実際に生じているそうです。

そのため、ミールを製造する際には大量の消毒剤が添加されます。しかし、その際の添加物に関する規制基準はかなり低く、信頼できません。

人間と同様の品質が求められる訳ではないとはいえ、中身や鮮度が分からないミール系の粗悪な原料が入っている可能性のあるドックフードを、愛犬に食べさせるのは不安ではないでしょうか。

さらに重要な点として、酸化防止剤について明記されていません。その為BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)が入っている可能性が否定できません。

「BHA」や「BHT」は発がん性の危険が有ることが確認されているものの、依然として多くのドックフードで使用されており、注意が必要な添加物です。

ワンズライフの栄養価について

ワンズライフは「ペット栄養管理士監修」のもとに作られていますが、総合栄養食(毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで、指定された成長段階における健康を維持できるような、栄養素的にバランスのとれた製品)であるとは明記されていません。

つまり、水とワンズライフだけを与えていて健康を維持できるほど、栄養バランスの高い商品ではないという事です。それで、嗜好性増進が目的で与える一般食のように、おやつとして与える方が好ましいでしょう。

カロリーが少な過ぎるのではないかという指摘もあります。ただでさえ消化に悪い穀類を主原料としているので、ワンズライフをメインの食事として与えていると、栄養不足になる可能性があるようです。

#ワンズライフは良いドックフードなのか このようにワンズライフは多くの安いドックフードに共通する、不安な要素をたくさん含んでいる商品です。愛犬の健康を考えると、多少値段が高くなったとしても、より安全なドックフードを準備したいと思うはずです。

しかし、すべての愛犬家が高価で高品質なドックフードを購入できる訳ではありません。その点を考慮し、同じような安価なドックフードと比べると、ワンズライフには評価できる点もあります。

例えは、ワンちゃんは匂いで食べ物を判断する傾向があります。そのため、安いドックフードは粗悪な食材を、人工添加物を用いて匂いでごまかそうとする事があります。

しかし、ワンズライフは着色料や着香料などの人工添加物などを使用していません。実際、口コミの評判でもギトギト感が無い事や、匂いが少ない事が高く評価されていました。

ワンズライフの総合的な評価とまとめ

原材料を分析すると、残念ながらワンズライフは安心して愛犬に食べさせる事のできるドックフードとは言えません。使用されている原料についてあいまいな点が多くあります。粗悪な肉類や発がん性のある危険な物質が含まれているのではないかという不安が残ります。また、食物アレルギーの心配もあります。食いつきが良く、美味しさを追求した商品とはいえ、食べれば良いという考えではなく、より安全なドックフードを検討される事をお勧めいたします。

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