コーイケルホンディエってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

コーイケルホンディエってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

オランダ出身のコーイケルホンディエは、オレンジ味を帯びたやわらかそうな被毛とフレンドリーな表情がかわいらしい犬種です。 しかし出身国オランダ以外でなかなか目にすることができないのは、コーイケルホンディエの頭数そのものが少ないためのようです。 絶滅危機も何とか乗り越え、今でも根強いファンを持つコーイケルホンディエの愛らしい性格やとお仕事内容、飼育の際に気にかけてあげたいポイントなどをご紹介していきますね。

コーイケルホンディエって?

A purebred Kooikerhondje dog without leash outdoors in the nature on a sunny day.

いつも笑っているかのような人懐っこそうな表情をしているコーイケルホンディエは、オランダという国が誕生する以前からその地域に住んでいたそうです。

通称「コイケルホンド」や「コイケル」と呼ばれるコーイケルホンディエは、オランダ語で 「カモ狩りの犬」という意味があるそうで、コーイケルホンディエならではのちょっと微笑ましい方法で狩りのお手伝いをしていました。

コーイケルホンディエのやわらかい被毛や大きな瞳は上品さと優雅さを感じさせ、多くの芸術家たちのインスピレーションを刺激したようです。

オランダを代表するバロック時代の画家「レンブラント」や「ヤンステーン」は、作品の中に何度もコーイケルホンディエを描き、今でも見ることのできる彼らの代表的な絵画には、メインになっていたりさりげなく登場しているコーイケルホンディエを見ることができますよ。

美術館へ行かれた際は、画家たちの創作意欲を刺激したコーイケルホンディエの姿を探してみてくださいね!

現在でも数は少ないものの、賢いコーイケルホンディエは集中力が必要な現場で、探知犬や災害救助犬としても活躍しているそうです。

そんな有能でかわいらしいコーイケルホンディエですが、日本で見られるようになったのは1999年とかなり最近でした!

コーイケルホンディエの数が少ないゆえに気をつけたいのが、近親交配のリスクです。

血統が近すぎると遺伝病が多くなったり、障がいを持って生まれてしまい可能性が多くなってしまいます…。

コーイケルホンディエを飼う際には、しっかり繁殖計画を立てて交配させているブリーダーさんから購入することをおすすめします。

コーイケルホンディエの歴史

コーイケルホンディエは1500年代にはオランダ地方でアヒル猟の猟犬として存在していたといわれています。

その後16世紀頃にはカモ猟にも伴われるようになり、賢くて忠実なパートナーとして猟師と一緒に働いていました。

おそらくルーツの中には「ノバスコシアダックトーリングレトリーバー」というアヒル猟などをおこなっていた猟犬もいるのだろうとされていますが、今のところ断言はできないそうです。

コーイケルホンディエは明るくてフレンドリーな性格の優雅な姿の猟犬として、オランダ国内の貴族階級や富裕層の人々から人気を集めました。

その時期に活躍した有名画家たちも作品の中に好んでコーイケルホンディエを描いたことから、当時のコーイケルホンディエの人気ぶりが伝わってきますね!

しかし第一次・第二次世界大戦の余波はコーイケルホンディエにも大きく影響し、ヨーロッパにいた多くの犬種が経験したように、コーイケルホンディエの頭数も大きく減少し、絶滅が真剣に心配されました。

絶滅の危機を知ったヴァン・ハーデンブルク男爵夫人は、コーイケルホンディエの存続のために尽力します。

まず戦後に生き残っていた25頭のコーイケルホンディエたちを集めて計画的に交配させ、徐々にコーイケルホンディエの頭数を増やしていきました。

彼女とコーイケルホンディエの愛好家たちの継続的な努力によって、近親交配を避けながらゆっくりとしたペースで頭数を増やしていくことができ、ついに1971年にオランダで犬種登録されました!

そしてコーイケルホンディエは海外にも知られるようになり、国外へ輸出されるようにもなりましたが、まだ安心できるほどコーイケルホンディエの頭数が増えたわけではないので、コーイケルホンディエは今も変わらず「レアな犬種」に含められています。

コーイケルホンディエの特徴

A purebred Kooikerhondje dog without leash outdoors in the nature on a sunny day.

人が大好きなコーイケルホンディエは独りでいることが苦手で、寂しいとストレスを感じてしまうので、いつも誰かとコミュニケーションをとれる室内で飼育してあげたい甘えん坊な犬種です。

大きさも中型犬サイズなので、おうちの中の専用スペースもそれほど大きくなくていいですし、おとなしく過ごすこともできるので家の中でも飼いやすいでしょう。

コーイケルホンディエは体高が35~40センチほど、体重は9~11キロほどと、中型犬の中でもスリムでコンパクトな体型です。

しっぽもたれ尾でふわふわした被毛に覆われていて、動かすたびに貴婦人たちの持つ扇のように優雅に揺れています。

スラっとした細い手足は長いのでスタイリッシュで、ふわふわした被毛からエレガントさも感じられ、コーイケルホンディエはのんびり歩いているだけでも気品ある華やかなモデルのようです。

丸みのある頭部と太すぎず細すぎないマズル、笑っているように見える口元、大きなアーモンド形の目、フワフワの毛で飾られた耳はたれ耳で、コーイケルホンディエは愛嬌のある美人さんですよ。

コーイケルホンディエの大きな特徴になっている上品な被毛は、ベースカラーが雪のような純白、大きめのぶち模様はオレンジを混ぜたような明るいレッドのツートンカラーです。

特に顔に出るコントラストがはっきり出るほど良いとされていて、耳の先に向けて黒くなるグラデーションが入っていること、鼻筋はホワイトでそれ以外はレッドになると理想的だそうですよ。

この模様は産まれてから2年ほどかかけて完成するそうで、愛犬の成長と共に被毛の変化も見守ることができるそうです。

毛先が少しウェーブのついたロングコートに特別なお手入れは不要だそうなので、週に何度かのブラッシングと定期的なシャンプーで十分美しい被毛をキープできるんだそうですよ。

長さのある被毛は絡みやすいので、細いコームなどで丁寧に梳かしてから大きめのブラシで艶が出るように梳かしていくと良いですよ。

上品な見た目のコーイケルホンディエですが、猟犬出身なのでスタミナがある犬種なので、毎日2回1時間くらいの運動量が必要です。

フレンドリーな犬なので多くの犬が集まる環境でもストレスなく楽しめるので、時々ドッグランで運動させてあげるのもいいですよ。

またカモ猟に同行していたコーイケルホンディエは泳ぐのも得意なので、水遊びさせてあげると夢中になって遊び、飼い主さんがストップをかけるまで飽きずにずっとはしゃいでいますよ。

高い知能を生かした遊びも楽しみながら挑戦するので、フリスビーを使うディスクドッグ競技や障害物を避けながらゴールまでのタイムを競うアジリティー大会などを目指すのはいかがですか?

愛犬と一緒にトレーニングをおこなって大会出場ができたら、きっととっても楽しい思い出になるでしょう!

猟にも使っていた、ふさふさな飾り毛

A purebred Kooikerhondje dog without leash outdoors in the nature on a sunny day.

ロングコートの美しい被毛の犬ですが、手足・耳・お腹・おしり・しっぽなどにはさらに長い飾り毛が生えています。

コーイケルホンディエの動きに合わせてフワフワなびく飾り毛は、ドレスの裾が揺れているような優雅さを感じさせてくれます。

また耳の飾り毛は「ブラックイヤリング」と呼ばれることもあり、耳先に向かってブラックが濃くなるグラデーションのオシャレなワンポイントになっています。

この優雅な飾り毛は見目を美しくしているだけではなく、カモ猟の時にも活躍していたそうです。

当時は銃がまだ発明されていなかったので、カモが近距離まで来ないと捕まえられませんでした。

そこでコーイケルホンディエのふわふわのしっぽが活躍します!

チラチラ見えるしっぽをおとりとして使って、好奇心旺盛なカモが近寄ってくるのを待つという方法です。

なんだか微笑ましいトラップですよね。

この方法はカモを生きたまま捕まえることができたそうで、効果的な狩猟方法だったそうです。

コーイケルホンディエは「カモ猟をする犬」と呼ばれていますが、猟をするというよりも「カモ猟のトラップ係ができる犬」と言い換えてもいいような気がします…。

いまでも世界的に数が少ない品種

戦後には25頭しか残っていなかったとされているコーイケルホンディエは、絶滅が差し迫った状況でしたが、ハーデンブルグ男爵夫人たちの尽力のおかげで危機を乗り越えることができました。

難しかったのは、ただ頭数が増えればよいというわけではなく、健康なコーイケルホンディエを増やしていくためには近親交配にならないよう注意が必要だということでした。

しかし残っていたコーイケルホンディエの数が少ないことから、近親交配にならないように繁殖させるのは並々ならぬ苦労があったことでしょう。

ゆっくりと頭数を増やしたおかげで、現在でもコーイケルホンディエは犬種として生き残ることができました。

現在日本でも希少なコーイケルホンディエが100頭弱飼われているそうで、もしかしたらどこかでかわいらしいこの犬を見かけることができるかもしれませんね!

コーイケルホンディエの寿命

コーイケルホンディエの寿命は12~14年くらいが一般的だそうです。

中型犬としては平均的な寿命ですが、コーイケルホンディエがかかりやすい遺伝病の中には悲しいことに命を大幅に縮めてしまうものもあります…。

特に近親交配されたコーイケルホンディエは発病リスクが高いといわれていますので、ブリーダーさんに親犬たちの血縁が近くないかをよく確認して、少しでも発病の可能性を下げられるといいですね。

コーイケルホンディエの性格

Kooikerhondje puppy on tree branch

人間が大好きなコーイケルホンディエは、明るくて人見知りしない性格です。

知らない相手にもフレンドリーに接するので、どんどん友達が増えていくタイプですよ。

コーイケルホンディエは警戒心がほとんどない「みんな友だち!」タイプなため、番犬には向きませんが温厚で優しい性格で我慢強く、活発に遊ぶのも好きなので、安心して子供の遊び仲間にすることができます。

忠実で服従心のあるコーイケルホンディエは、家族が大好きで「いつも一緒にいたい!」という甘えん坊なので、一緒にいる時は飼い主さんの後ろをついてまわるでしょう。

家族が喜んでくれるのが好きなのでおどけて笑わせたり、率先して家族のムードメーカーになってくれますよ。

そのため独りでいるのは苦手でストレスになってしまうので、なるべくお留守番は少なく、頑張った後はいっぱい褒めてあげてくださいね!

しつけの時も「褒めて伸びるタイプ」なコーイケルホンディエは、厳しいしつけは委縮させてしまい、逆効果になってしまいます。

頭がいいのでしつけは難しくないタイプなので、大袈裟にたくさん褒めて教えていってくださいね。

コーイケルホンディエのかかりやすい病気

a purebred Kooikerhondje laying on the floor

戦後一気に数を減らしたコーイケルホンディエは、近親交配に気を付けながら繁殖されているものの、他の犬種より血統は近くなりやすい傾向があります。

それもあってか気を付けたい遺伝病が多い犬種で、残念ながら治療方法が無かったり、完治が難しい病気もあります。

遺伝病は予防策がほとんどないので、できることと言えば近親交配で生まれた犬ではないか確かめることです。

まだ数が多いとは言えないコーイケルホンディエなので、健全な繁殖への意識が高いブリーダーさんから購入することが何よりも予防策となりそうです。

セロイド・リポフスチン脳症

コーイケルホンディエに多い遺伝性の病気の一つで、脳内の老廃物を分解する酵素の異常によって除去されず、脳細胞や中枢神経に老廃物が徐々に蓄積され、運動障害や視覚障害や知的障害を引き起こします。

1歳を過ぎたあたりから発病率が高くなり、残念ながら発病してしまったら有効な治療法や進行を止められる薬などがないため、徐々に進行して数年以内には亡くなってしまうそうです。

発病するとまっすぐ歩けず、階段が登れなくなったり、よく物にぶつかったり、今までできていたトイレのしつけを忘れてしまうこともあります。

ほかにも錯乱状態や不安感から狂暴化したり、慣れた環境でも怖がって震えながらフリーズしてしまったりと、愛犬の性格が今までとガラッと変わってしまったように感じて、飼い主さんにとっても愛犬にとっても辛い病気です…。

脳内の老廃物の蓄積のペースによって症状が進み、ほとんどの犬が3歳半頃までに亡くなることが多いそうです。

今後有効な治療法が見つかることを願っています…。

フォンビルブラント病

遺伝性の一つの出血性疾患で、止血を助ける「フォンビルブラント因子」が異常を起こしているため血が止まらなくなる病気で、コーイケルホンディエに発病が多いといわれています。

少しのケガも出血多量になりやすく、最悪の場合命の危険性も生じるので、日常生活でも油断ができない病気です。

普段は問題なく生活できるので気が付きにくいですが、手術やケガをした時に出血が止まらず発覚することが多いそうです。

外傷がキッカケになる出血だけでなく、内臓に出血が起こった場合にも出血が止まらず、軽い内出血や発情期でも出血多量になりがちです。

フォンビルブラント病は3種類のタイプに分かれていて、それによって止血異常を起こす条件が異なるそうです。

・フォンビルブランド因子の「量の低下」が原因となって止血異常を起こすもの。

・フォンビルブランド因子の「質の異常」で止血異常を起こすもの。

・フォンビルブランド因子が「完全欠損」しているため止血異常を起こすもの。

この病気も残念ながら完治させることはできないそうですが、失血量を補う目的で輸血などの対処をおこなうこともあります。

またホルモン剤を使って一時的にフォンビルブランド因子を刺激できることもあるそうですが、体内にフォンビルブランド因子を持たない「完全欠損」の場合はホルモン剤も使用できないそうです。

まだ原因や治療が解明されていないため、とにかく日常生活では出血に気を付け、この病気に詳しい獣医さんを見つけておくともしもの緊急事態にも慌てずに対応できるでしょう。

遺伝性壊死脊髄障害

「コイケル麻痺」と呼ばれるほどコーイケルホンディエに多い病気で、進行性の神経麻痺による歩行障害、最後には全身に麻痺が広がり犬に大きな苦痛を与える病気です。

この病気の発病リスクを持っている犬の場合、ほとんどが1歳になる前に発症して徐々に壊死が進行し、本当に辛いことですがこれ以上苦しまなくてよいように安楽死を選択することが多いそうです。

コーイケルホンディエ出身国オランダでも、発病したら2歳になる前には安楽死を選択することが多いそうです。

愛犬にも飼い主にも大きな苦痛を与えるこの病気も改善策や治療法が見つかっておらず、繁殖段階で近親交配に気を付けることしかできないそうです。

コーイケルホンディエのおすすめドッグフード2選!

Kooikerhondje on the beach

遺伝病リスクが高いコーイケルホンディエには、自己免疫力向上をサポートできるような健康管理してあげられるといいですね!

サプリメントも良いですが、毎日の食事でおこなえれば気軽で簡単ですし、飼い主さんが忙しい時でも忘れず食べさせてあげられますね。

免疫力向上のためには腸内環境を整えることが重要なんだそうで、特に「βグルカン」「乳酸菌」など含まれていると、しっかり腸内環境を整えてコーイケルホンディエの体調管理のサポートができるそうです。

免疫力を向上させてくれる成分が入っていて、コーイケルホンディエの体に負担がかかりにくい安心なドッグフードをいくつかご紹介していきますね。

アーテミス アガリクスI/S

アーテミス アガリクス

免疫を強化してくれる「βグルカン」がたくさん含まれているアガリクスと、国内外で評価の高い「EF2001乳酸菌」の両方が配合されたアーテミスドッグフードは、毎日食事をするたびにコーイケルホンディエの免疫力をアップさせ、病気予防が期待できます。

「愛犬の体質改善や体力増強のために質の良いドッグフードを探していて、高品質で健康増進してくれるこのドッグフードに出会った。」という飼い主さんも多いんだそうですよ。

腸内環境だけでなく、コーイケルホンディエの筋肉や骨を作るのに必要な動物性タンパク質も、チキンやターキーやサーモンなど複数の食材からしっかり摂取できるのも嬉しいですね。

犬の体の働きを無理なく高めることを目指し、自然治癒力や自己免疫の働きをスムーズにする厳選された材料で作られているので体にやさしく、コーイケルホンディエの長生きをサポートしてくれるドッグフードだといえるでしょう。

アガリクスI/S | 株式会社ケイエムテイ

ARTEMIS アーテミス アガリクス I/S - アガリクス・EF-2001・グルコサミン・コンドロイチン・サーモンオイル 配合。犬が本来持っている免疫力・自己治癒力を大切に考えたプレミアムフードです。話題のアガリクス茸を配合。食生活からも愛犬の健康を考えている方にお薦めの逸品です。

https://kmt-dogfood.com/item/artemis/item01/

オリジン

オリジンドッグフード

自然な形でのタンパク質と脂質を摂取でき、ワンちゃんの健康を促進するのに非常に効果的です。

犬の体質に合うよう、肉類が全体の80%を占めている肉メインのドッグフードで、コーイケルホンディエがしっかりした筋肉や骨格を維持できるような食事を与えることができます。

特に注目したいのは、ドックフード初と思われる乳酸菌を生きたまま腸まで届ける「プロバイオティクス」が採用され、4種類の乳酸菌が生きたまま腸に届けられることです。

それによって消化機能の向上、腸内環境を整えながら自己免疫力の向上、また悪玉菌の発生も防ぐので体に毒素が溜まりにくいなど、コーイケルホンディエの病気予防にも大きな力を発揮してくれます。

さらに体のバランスを整える効果のあるハーブが何種類も配合されていて、デトックス効果や自己治癒力や免疫力を整える作用など、繊細なコーイケルホンディエの体の調子を自然の力で整えていくことができます。

自然のハーブや乳酸菌などを使って、コーイケルホンディエに負担をかけずに体のメンテナンスができる優秀なドッグフードです。

まとめ

Dog in the storm

レアな犬種・コーイケルホンディエが健康で過ごすためには、日頃の健康的な飼育環境に加えて、繁殖段階から細心の注意を払って交配することが必須なので、コーイケルホンディエたちの健康はブリーダーさんたちにかかっているといってもいいかもしれません。

上品でフレンドリーなコーイケルホンディエが安全に頭数を増やしていけるよう、ブリーダーさんたちにぜひともお願いしたいですね!

愛らしいコーイケルホンディエは飼育しやすい性格なので、頭数が増えていけば日本でも人気の家庭犬となっていくでしょう。

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