ケリーブルーテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

ケリーブルーテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

立派な口ヒゲを持ち、ブルーの被毛の特徴的な外見でドッグショーでは注目を浴びることが間違いないケリーブルーテリアはアイルランドを代表する犬種として知られています。 優秀な狩猟犬そして番犬として活躍してきた犬種ですが、「ブルー・デビル(青い悪魔)」というなんだか恐ろしい異名も持っているんですよ。 今回はそんなケリーブルーテリアについて紹介しますね。 基礎知識に加えてケリーブルーテリアを飼育する際におすすめのドッグフードを3つ紹介しますので、もしも家族に迎えるようなことがあったら是非参考にしてくださいね。

ケリーブルーテリアって?

kerry blue terrier. dog show stand on the background of the lake in the Park

ケリーブルーテリアはアイルランド原産のテリア種で、アイルランドの国犬としても指定されている犬種です。

アイルランド国内では一般的な犬種ですが、国外では珍しい犬種とされており、ここ日本でも見ることがほとんどないということができるのではないでしょうか。

狩猟犬としての能力は非常に高いため、アイルランドのハンターたちや農家で重宝されてきたケリーブルテリアの歴史から見てみることにしましょう。

ケリーブルーテリアの歴史

アイルランドの南部にあるケリー州にちなんで名づけられたケリーブルーテリアはその詳しい歴史こそわかっていないものの、少なくとも18世紀ごろには犬種として存在していたと考えられています。

1847年頃の文献にケリーブルーテリアが登場するのでこれが最も古い記録となり、そのころには存在していましたが、それ以前の歴史はよくわかっていません。

作出に関しては、アイリッシュテリアとロズベリーテリアなどが掛け合わされ、その後ロズベリーテリアの子孫であるベドリントンテリアの血も加えられて現在の姿になったと考えられています。

狩猟犬として活躍していたケリーブルーテリアは地中でネズミやカワウソなどの小動物を捕らえて飼い主のもとへ持ってくるという働きをしていました。

また鳥やウサギ、アナグマなどの猟にも用いられたり、牛や羊の誘導などもこなしアイルランドの農家で重宝されてきました。

筋肉質で力強いだけでなく、勇敢さや気性の激しさなどもあって、不審者にも勇敢に立ち向かうので番犬としても使われていました。

こうして狩猟犬、護畜犬、番犬と様々な分野で活躍していたケリーブルーテリアですが、19世紀に入ってアイルランドのドッグショーに登場すると、そのブルーの美しい被毛が話題となり人気を集めるようになりました。

その後イギリスやアメリカに渡ってドッグショーにも出場したにもかかわらず、その人気はアイルランド国内にとどまっており、1924年にアメリカンケネルクラブ(AKC)に認定を受けた時も相変わらず作業犬として扱われていました。

家庭犬というよりは作業犬として飼育されることが主だったケリーブルーテリアですが、トリミングやグルーミングが定着し、だらしなかった被毛がきれいに手入れされるようになると、そのブルーの美しい被毛がさらに引き立つようになり、ドッグショーでも見違えるほどになりました。

こうして世界的にも知られるようになったケリーブルーテリアは、一時はアイルランドでナンバーワンの人気を誇るまでになり、多くの家庭で飼育されるようになりました。

ところが、長い期間狩猟犬として活躍してきたためか、テリア種の中でも気性の激しさが群を抜いていたこと、そして第二次世界大戦の勃発なども原因となって飼育頭数が減少してしまいました。

戦後に愛犬家たちから再び注目されるようになると、選択的な交配を重ねて家庭犬としてでも飼育できる穏やかな気質になるよう改良されるようになりました。

そのかいもあって、稀少犬になってしまったケリーブルーテリアを家庭犬として飼育する人が少しづつ増えてきているようです。

アイルランドの国犬として原産国では普通に飼われていますが、国外ではいまだに稀少犬となっており、日本で目にすることも極めて少ない犬種です。

ケリーブルーテリアの特徴

Kerry Blue Terrier in a spring garden

歴史が示す通り、アイルランドでは18世紀ごろから優秀な狩猟犬、護畜犬、番犬として活躍してきた非常に優秀なケリーブルーテリアですが、家庭犬としてはいまいち普及するには至っていないようです。

一時はアイルランドで最も人気のある犬種になったのにどうしてなのでしょうか?

ケリーブルーテリアの特徴をいくつか調べてみることにしましょう。

別名「ブルー・デビル」!?

見出しでも少し触れましたが、ケリーブルーテリアには「ブルー・デビル」というなんとも恐ろしい別名があるんです。

被毛が青いから「ブルー」だというのはわかりますが、「デビル(悪魔)」というのはいったいどういうわけなのでしょうか?

実はショードッグとして一躍有名になった19世紀以降、多くのアイルランドの家庭でも飼育されるようになりましたが、その気性の激しさが不評を買うようになってしまったようです。

もともとテリア種は気性が激しいことが知られていて、それをテリアキャラクターなどと呼ぶことがありますが、ケリーブルーテリアは狩猟犬として長い期間に渡って働いてきたため勇猛果敢な性格に磨きがかかっていたようです。

ただでさえ扱いにくいといわれているテリアキャラクターが特に強かったため、家庭犬としては飼育するのが困難で、ついにこの「ブルー・デビル」という不名誉な別名がついてしまいました。

余談ではありますが、イギリスのサッカークラブのマンチェスターユナイテッドは「レッド・デビル」という愛称で国内人気ナンバーワンを誇っています。

現在では性格面の改良がなされて少しは穏やかになったケリーブルーテリアも、この「ブルー・デビル」という別名が愛称となって人気が上がるといいですね。

立派な口ヒゲとウェーブがかった巻き毛

kerry blue terrier in front of white background

ケリーブルーテリアは中型犬に属していて、オスの平均体高は46㎝~50㎝、メスの体高は44㎝~48㎝くらいでオスの平均体重は15㎏~18㎏、メスの体重はオスよりも少し軽めだとされています。

ケリーブルーテリアの画像を探してみると、非常に独特な立派な口ヒゲに目が留まることでしょう。

作業犬として扱われていたころは長くてボサボサした被毛が手入れもされずに放置されていて、決して美しい犬とは言えない見かけをしていました。

ところがグルーミングやトリミングが施されるようになると、口ヒゲを長く残して体全体を短めにカットする独特のスタイルに変身し、非常にエレガントな犬種となったんです。

ウェーブがかかった巻き毛はまるで羊のようであり、美しいブルーの被毛が多くの人たちを魅了するようになりました。

ちなみにこのブルーの被毛は生まれた時はブラックなのですが、だんだんとブルーに変わってくるんですよ。

ケリーブルーテリアの寿命

ケリーブルーテリアの平均寿命ですが、アメリカンケネルクラブ(AKC)の情報によると12歳から15歳とされています。

中型犬の標準的な寿命に比べるとやや長めだということができるでしょう。

狩猟犬として働いてきた頑丈で筋肉質な体と、頑固で気の強い性格ゆえに長生きするのでしょうかね?

もちろんこれは平均的な寿命なので、個体差や飼育環境によって差が出てきます。

ケリーブルーテリアの性質を良く知ることによって生活しやすい飼育環境を作ってあげたいですね。

ケリーブルーテリアの性格

Kerry Blue Terrier. clever dog lies on a grass

ブルー・デビル(青い悪魔)という別名で知られるようになって人気ナンバーワンの座から見事にひっくり返ってしまったケリーブルーテリアですが、改良されて少しは穏やかになってきているそうです。

とはいえテリアキャラクターは健在なので短気なところがあり、見知らぬ人やほかの動物に対しては攻撃的になってしまうことがあります。

警戒心が強いので番犬として有能な働きをしますし、必要な時以外は吠えることが少ない犬種でもあります。

狩猟犬として有能であっただけあって飼い主には従順で、非常に利口で学習能力も高いことで知られています。

頑固でへこたれない性格も持っていますが、自己判断能力に優れていることもあり、これらの性格は狩猟においてとても重要なポイントとなっていたということができます。

家庭犬として飼育する場合は徹底的なしつけが必要となりますが、きちんとしつけられたケリーブルーテリアは好奇心旺盛なかわいらしいパートナーになることでしょう。

ケリーブルーテリアのかかりやすい病気

Kerry Blue terrier portrait. Image taken in a studio.

気が強くて元気いっぱいのケリーブルーテリアはきちんとしつけられると完璧なコンバニオンドッグになるともされています。

良くも悪くも犬らしさを十分に発揮している犬種ですが、できるだけ長く一緒に過ごすことができるように健康管理をしっかりとしてあげたいですね。

比較的長寿な犬種ではありますが、かかりやすい病気もあるので飼い主としては普段からよく観察して早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。

それではケリーブルーテリアがかかりやすいとされる病気であるとされる「小脳アビオトロフィー」、「眼疾患」そして「股関節形成不全」について説明します。

小脳アビオトロフィー

小脳アビオトロフィーは体の神経が少しずつ死んでしまいやがて全身の機能が衰えていく恐ろしい病気です。

ケリーブルーテリア独特の疾患でもあるので気を付けたいですね。

原因はよくわかっていないため、治療法も定かでないのが現状です。

考えられる原因としてはウイルス感染、脳内出血、または親犬からの遺伝が関係する先天的なものだともされています。

症状としては歩き方に異常が出てバランスをとることができなくなったり、頭や体が震えたり、階段を上ることや立っていることすらできなくなってしまいます。

物との距離感がわからなくなってぶつかりやすくなったりもします。

確実な治療法がないので非常に厄介ではありますが、早期発見が大切になるので上記の症状が見られるようになったらすぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。

また遺伝が疑われているので、小脳アビオトロフィーを患っている、または患っている疑いのある個体を繁殖に使うべきではありません。

残念ながら今のところこの病気から回復することはないとされていて、症状が悪化してきてあるポイントに達すると安楽死が最良の選択だとされています。

眼疾患

ケリーブルーテリアは白内障、結膜炎、緑内障などの眼疾患にもかかりやすい犬種だとされています。

緑内障は眼圧が高くなって視野が狭くなってしまう病気で、視力が低下するのはもちろん、吐いたり食欲をなくすといった症状が見られるようになります。

眼疾患は直接命にかかわる病気ではありませんが、放っておくと失明してしまい普段の生活に支障をきたしてしまう厄介な病気でもあるので、早期発見による治療がすすめられています。

予防するのは難しいですが、普段から目の周りの毛をカットするなど清潔に保ったり、定期検診で目の状態を観察しておくことができるでしょう。

股関節形成不全

大型犬に特有の病気として知られている股関節形成不全ですが、中型犬のケリーブルーテリアも気を付けなければならない病気として挙げられています。

股関節形成不全は股関節に何らかの原因で異常が生じて、下半身の動作に痛みが伴い動きが制限されてしまう病気です。

遺伝によることが多いとされていますが、成長期に体重が一気に増えたり激しい運動によって股関節に負荷がかかることも原因の一つだとされています。

ケリーブルーテリアの子犬を購入するときは、親犬に股関節形成不全の疑いがないかを確かめるようにしましょう。

また子犬の時に過度の栄養を与えたり激しい運動をさせることも控えるようにしましょう。

肥満によって股関節に負担がかからないように体重管理もすることが必要です。

股関節形成不全も直接命にかかわる病気ではありませんが、下半身の動きが制限されてしまうと遊び好きで活発なケリーブルーテリアにとっては非常に辛いものとなってしまいます。

走ることはおろか、まっすぐ座ることさえできなくなってしまい、大好きな散歩や運動にも消極的になってしまうので、できるだけの予防をして股関節形成不全にならないようにしたいですね。

ケリーブルーテリアのおすすめドッグフード3選!

Seven week old Kerry blue terrier puppy

ケリーブルーテリアを家族の一員として迎えることができたなら、どんなドッグフードを与えるといいでしょうか?

健康のことを考えると高品質のものを与えたいですし、眼疾患の予防や関節などのケアができるものであればなおさらいいですよね。

愛犬は飼い主が与えるものしか食べることができないので、慎重にドッグフード選びをしてあげましょう。

それではケリーブルーテリアにおすすめのドッグフードを3つ紹介します。

オリジンドッグフード

オリジンドッグフード

自然な形でのタンパク質と脂質を摂取でき、ワンちゃんの健康を促進するのに非常に効果的です。

オリジンドッグフードは無添加で犬にとって危険な原材料が一切使われていない最高ランクのドッグフードの一つです。

新鮮なチキンと七面鳥をメインに使用していて、肉の使用量がなんと85%を占める消化吸収抜群のプレミアムドッグフードです。

超高タンパクで様々な肉、魚を使用し偏りなくタンパク質を取り入れることができるのもうれしいですね。

肉の量が多いので愛犬にとっては自然でおいしい食事になりますし、消化に悪くアレルギー源にもなりうる穀類を使用していないグレインフリーなので毎日安心して与えることができます。

低炭水化物で低GI材料のみが使用されているので血糖値が上がりにくく太りにくいという特徴も持っています。

太りすぎると足腰の関節に負担をかけてしまうので股関節形成不全になりやすいケリーブルーテリアにとってはピッタリのドッグフードだということができます。

白内障は糖尿病が原因で発症することがありますが、低GI材料を使用することにより糖尿病予防ができるので安心です。

そのほかにもビタミンやミネラルをバランスよく含んでいるので眼疾患予防に効果を期待することができます。

関節ケアに有効なグルコサミンやコンドロイチンも配合されていて、ブルーの美しい被毛を健康に保つことが期待できるオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸も配合されているおすすめのドッグフードですよ。

アカナドッグフード

アカナ

高品質なナチュラルフードとして人気の高いドッグフードです!

容量/価格 340g / ¥1,188(税込)
原産国 カナダ
メイン食材 鶏肉
対応年齢 全犬種、全年齢対応

アカナドッグフードも人間が食べることのできる材料が使用されているヒューマングレードの優秀なプレミアムドッグフードです。

アカナドッグフードには様々な種類がありますが、その中でも生ラム肉とオカナガン・バレー産リンゴを使用したものがおすすめです。

ラム肉はアレルギーを起こしにくいとして注目を浴びており、肉、レバー、トライプをバランスよく含有し愛犬にとって自然でおいしい食事となっています。

原材料のレンズ豆、レバー、リンゴなどは低GI材料ですし、低カロリーなので太りにくく、肥満防止をすることによって関節に負担をかけることがないようにすることができます。

体重管理がしやすく、糖尿病を予防して白内障を患うことがないようにすることができます。

オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸も配合されているので皮膚や被毛のケアにも効果が期待できます。

またグルコサミンやコンドロイチンといった関節の保護に有効だとされる成分も配合されているのでケリーブルーテリアにとってピッタリのドッグフードだということがいえるでしょう。

チキンアレルギーを持つ犬の場合はラム肉を贅沢に使用したアカナドッグフードがおすすめです。

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

無添加であることと食いつきの良さにこだわったモグワンドッグフードはプレミアムドッグフードの中でも常に人気ランキング上位に位置しています。

ペット先進国のイギリスで安全安心に最新の注意を払って製造されているのが特徴で、同じ工場で製造されている知名度抜群のカナガンドッグフードとともに高い人気を誇っています。

原材料に新鮮なチキンとサーモンを使用し、動物性たんぱく質は50%以上と愛犬にとっては消化吸収に優れたおなかに優しいドッグフードになっています。

手作りのようなおいしさにこだわっているのでレシピそのものはシンプルですが、トッピングなどでバラエティーに富んだ与え方ができるのも人気の秘密だということができます。

もちろんグレインフリーで穀物は一切使用していませんし、100%無添加なので安心して愛犬に与えることができます。

美しい被毛をケアするオメガ3脂肪酸や股関節形成不全予防にピッタリのグルコサミンやコンドロイチンも配合されていますよ。

チキンとサーモンのほかに使用されているサツマイモ、えんどう豆、レンズ豆、ひよこ豆などは低GI材料なので血糖値がゆっくり上がる糖尿病になりにくい食材です。

消化吸収に優れ、カロリーも控えめなので体重管理もしやすいということでケリーブルーテリアにおすすめのドッグフードです。

まとめ

Puppy pet dog breed Kerry blue Terrier with a white spot and glued ears, close-up on the hands of the girl,

今回はブルー・デビルことケリーブルーテリアについてまとめてみました。

独特のトリミングが施されてエレガントな外見をしたケリーブルーテリアをドッグショーで見たなら一目惚れしてしまいそうですね。

それでいながら性格は気性が激しいテリアキャラクターがしっかりと残っているということで扱いは一筋縄ではいかなそうです。

日本で見ることはなかなかない稀少犬ですが、もしも機会があったら是非飼育してみたい犬種でもありますね。

そのためには時間をかけて根気強くしつける必要がありますが、きちんとしつけられたケリーブルーテリアは飼い主に従順で番犬としても優秀な立派な家庭犬となるでしょう。

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