ケアーンテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

ケアーンテリアってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード2選!

実は超有名作にも出演していたケアーンテリアが「最も古いテリア種」だったと知っていましたか? 日本ではまだ知名度低めですが、ヨーロッパでは人気のケアーンテリアってどんな犬種なのでしょう? 今回はケアーンテリアの特徴や性格、また健康に過ごすために食べさせてあげたいドッグフードなどを紹介していきます。

ケアーンテリアって?

Cairn Terrier plays in the garden

ケアーンテリアを一言で表現するなら、ぬいぐるみのような風貌の頑固な寂しがり屋。

かわいらしい見た目を裏切る硬派なケアーンテリアは、多くのテリア種が作出されてきたイギリスのスコットランドのスカイ島出身の小さな犬です。

「最も古いテリア」ともいわれるケアーンテリアは、小さな体と俊敏さを生かして細い岩場の隙間や小さな巣穴に入り込み、畑を荒らす害獣のキツネやウサギなどを捕まえは、農家の味方として大活躍していたんだそうです!

かわいらしいぬいぐるみのような風貌をしていますが、テリア種らしい気の強さと勇敢さを持っているので、自分より大きな動物にも果敢に立ち向かえるんだそうですよ!

この犬種の名前になっている「ケアーン」とは、スコットランドの古い言葉で「石組み」とか「積まれた石」という意味があるそうです。

スコットランドの石を組み合わせて作った石塚に潜り込んで狩猟する姿からこの名前が付けられたそうですよ。

気が強く自由を好むケアーンテリアですが、実は寂しがり屋なので飼い主に構ってもらえる時間が少なかったり、一人ぼっちでのお留守番が続く環境は苦手としています。

犬と一緒に過ごせる時間をたくさん持てる人、お留守番させることが少ないライフスタイルの方に向いている犬だといえるでしょう。

ケアーンテリアには一緒に遊んでくれる相手が必要ですが、子供の遊び相手にはやや向かないそうです。

お互いの相性は悪くないのですが、子供に足を踏まれたり、お気に入りのおもちゃを取られたり、からかわれたりと嫌なことをされた時には、我慢せず自分でハッキリ自己主張するタイプなので、お世話をしてくれる犬というよりも対等に渡り合う本気のライバルのようになるので、大人が一緒に見守りながらが良いかもしれませんね。

そんな自己主張の強さや誇り高さ、また明るく快活で飼い主に忠実に寄り添うケアーンテリアは、出身国イギリスでは「世界一小さい相棒」と小さくても存在感たっぷりのパートナーとして親しまれています。

特に1900年代には様々な映画に出演し、超有名作「オズの魔法使い」の中で、主人公の飼い犬のトト役を演じたことがキッカケとなって、ヨーロッパやアメリカでケアーンテリアは一躍人気者となりました。

ジャパンケネルクラブで登録されているケアーンテリアは、2017年の時点で100頭を切っているのでよく会える犬という訳ではありませんが、日本にも根強いケアーンテリアファンがいるようですね!

ケアーンテリアの歴史

ケアーンテリアは、イギリスのスコットランドのスカイ島で19世紀になってから誕生したと考えられています。

しかしルーツとなった犬はおそらく15世紀頃にはスカイ島で生息し、小動物を捕まえる猟犬として飼われていたようです。

16世紀頃はスコットランドを代表するテリアはひとまとめに「スコッチ・テリア」と呼ばれていましたが、ケアーンテリアはその中で最も原種のスコッチ・テリアに似ている風貌を保っているといわれています。

大抵のテリア種は出身地にちなんだ名前を付けられているのに、ケアーンテリアの名前はスコットランド名物の石塚にちなんで付けられた珍しいテリア種なのはどうしてなのでしょうか?

それはケアーンテリアが地名を付けるのにふさわしくなかったとかではなく、ただ単に主な地名が他のテリアで使用され、もう残っていなかったから…なんだそうです。

一時期「ショート・ヘアード・スカイ」と、出身地にスカイ島にちなんだ名前で呼ばれた時期があったものの、1912年頃に正式に犬種登録された時に「ケアーンテリア」という犬種名となり、現在でもそのまま定着しました。

もう少し犬種として早く誕生していたら、違う名前だったのかもしれませんね!

ケアーンテリアの特徴

Cairn Terrier stacked

ケアーンテリアは小型犬ですが、骨格はしっかりしていて筋肉質なタイプです。

そのため毎日のたっぷり運動させないとストレスになってしまうんだそうです。

毎日2回、20~30分ほどの散歩量が必要です。

静かに歩くよりも好奇心のままにあちこち飛び回って遊ぶのが大好きなので、庭で自由に遊ばせたり、小型犬の集まるドッグランで遊ばせてあげると、思う存分走り回っているでしょう。

生後半年から2歳くらいまでは骨格が作られている途中なので、関節などの負担となる過度な運動や高いジャンプなどは避けてあげてくださいね。

ケアーンテリアには狩猟本能があるので少し注意が必要です。

一つは穴掘りが得意で、どこにでも穴を掘ってしまうこと。

猟犬の本能の名残でついつい掘りたくなってしまうそうなので、大事な花壇などの周りには前もって柵を設置しておいたほうがいいですよ。

もう一つは動くものに興味を惹かれ追いかけてしまうこと。

これも狩猟本能からリードが付いている散歩中でも、放し飼いの庭先でも、猫などの小動物に気を惹かれたら反射的に走り出し、あっという間に遠くへ走っていってしまいます。

散歩に出る前から「マテ」と「オイデ」はしっかりマスターしておかないと、思わぬ事故や迷子などの原因になるのでしつけていきましょう。

やや飽きっぽいケアーンテリアなので、「短時間で楽しく!」をモットーに回数を積み重ねて教えていくといいですよ。

好奇心旺盛な性格なので、遊びの延長で教えるとのみ込みが早いでしょう。

お気に入りのボールやおもちゃを使って飽きさせないように、また「褒めると伸びるタイプ」なので、ケアーンテリアのテンションをあげながら教えることがしつけの近道かもしれませんね。

ケアーンテリアの身体的特徴

やや前傾姿勢気味に立つのがケアーンテリアならではの姿勢で、いつも警戒していたり緊張しているわけではないので、「リラックスできていないのでは?」と心配しないで大丈夫ですよ。

ケアーンテリアは、「ぬいぐるみのようなかわいらしさの中に、がっちりとした体格が隠れている犬」と表現したらいいかもしれません。

体高は28~31センチくらいのコンパクトな体型ですが、体重は6~8キロくらいと見た目よりもずっしりしています。

ヨーロッパのケアーンテリアはもう少し大きく骨太な傾向があるそうなので、もう少しワイルドな印象かもしれませんね。

それでもかわいらしいぬいぐるみのような見た目のままなので、どちらも抱っこしたら意外と重さがあることにびっくりするでしょう。

手足は短めで胴長体型ですが、この小回りの利く体型のおかげで石の間の狭いスペースに入り込んだ獲物も逃さず追い詰め、ケアーンテリアの利点を生かした働き方ができました。

小さな体に見合った小顔なケアーンテリアは、顔周りにも飾り毛がフサフサ生えているので、キラキラしたダークカラーの目はやや埋もれ気味になっています。

やはり埋もれ気味な小さな三角耳と、ピンと立ったしっぽ、いつも好奇心いっぱいに何かを見つめている表情豊かなケアーンテリアは、本当に愛らしいので会ったらきっと抱きしめたくなるでしょう!

モフモフとしたケアーンテリアの被毛はダブルコートで、内側に生えているアンダーコートは柔らかくて密度があり、保温性があるので寒い環境でも体温を逃がさない役割をしています。

ちょっとごわつくトップコートは、小柄なケアーンテリアが岩場や猟犬として働き、雨風の中でも動き回るのを助けてきました。

ツヤツヤではなく、モフモフと言ったほうがピッタリな被毛加減もぬいぐるみみたいですよ。

ケアーンテリアの代表的なカラーは5種類あります。

真っ黒ではない濃淡のあるブラック、個体によって濃さに差が出るグレー系、レッド、クリーム、黄色味の濃いベージュ系のウィートンの5カラーです。

このカラーをベースにして、縞模様のように他の色が混ざるの「ブリンドル」もドッグショーで認められているそうです。

ケアーンテリアにはニュアンスある色合いが多いので、イギリスらしいオシャレ感がありますね。

昔はホワイトのケアーンテリアもいましたが、1917年からアメリカンケネルクラブでホワイトは「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」という別犬種として登録されたため、現在では5色がケアーンテリアの代表カラーになりました。

7回カラーチェンジするケアーンテリア

Couple of Cairn Terriers Sitting in Grass

ケアーンテリアは、子犬の頃から成犬になるまでに毛色が何度も変化する犬種だと言われています。

特に「ブリンドル」という、ベースカラーに縞模様が入っているケアーンテリアの場合はよりハッキリ色合いの変化を楽しめるでしょう!

成長に伴って7段階に渡って色が変わるケアーンテリアもいるとのことで、なんとも不思議な被毛ですね。

それでも飼い始めと全く別の色になってしまう…なんてことはなく、飼うときに選んだ毛色をベースとして「1匹のケアーンテリアから何度も濃淡の変化を楽しめる!」というわけなんです。

どのカラーのケアーンテリアも、子犬から成犬になるにつれて耳やマズル周辺が黒っぽいアクセントカラーが入ることが多いようですよ。

特にブラックやグレーのケアーンテリアは、年を重ねるにつれて白髪とは違うツヤのあるシルバーになっていくことも珍しくないそうです。

ケアーンテリアの寿命

ケアーンテリアは小型犬の中でも丈夫な犬種で、一般的な小型犬と同じく12~15年くらいが平均寿命の長生きな傾向を持っています。

ケアーンテリアに命に関わる遺伝病がないのも長寿の理由なのかもしれませんね。

個体差はありますが、健康的な体調をいつまでもキープできるような飼い方を心掛けてあげると、さらに「世界一小さい相棒」と一緒に過ごす時間を増やすことができそうですね!

ケアーンテリアの性格

ケアーンテリアはとにかく快活な性格で、いつも元気いっぱいに走り回っているでしょう。

それでもテリアとしての忠実さや賢さも持っているので、主人と認めた相手に対してはとても従順な犬種です。

縄張り意識も強いので、「世界一小さい相棒」は頼もしく番犬として働いて守ってくれるでしょう。

忠実な犬はもちろんかわいいですが、ケアーンテリアの頑固さはどこかに憎めない人間臭さがあって、長く付き合っていくうちに互いを理解していく味わいがある感じです。

時々ケアーンテリアの頑固さが顔を出し、どうしてもいうことを聞けなくなってしまったり、マイルールができていたりします。

甘やかしてはいけないところはしっかりしつけますが、その他の部分なら厳しく矯正するよりも、「こんなところがケアーンテリアらしいところだよな。」とおおらかに包み込んであげられる人のほうがケアーンテリアと良好な関係を築けるでしょう。

好奇心旺盛で、自分より大きい相手にも平然と向かっていく怖いもの知らずなところがケアーンテリアらしさとも言えますが、そのぶん集団行動はやや苦手で、ドッグランなどに行く時は周りの犬にケンカを売らないか少しハラハラするかもしれません。

万が一に備えて、すぐ制止できる距離で見守るといいですよ。

ケアーンテリアのかかりやすい病気

Cairn Terrier dog in the hay, wheat

命に関わる遺伝病はないものの、その後の生活に大きな影響を与える病気がいくつかあります。

症状によってはケアーンテリアにストレスがかかってしまうので、早めに治療して二次的な病気やイライラの原因を減らしてあげられるといいですね。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、アレルゲンが体内に侵入した時に自己免疫機能が過剰に反応することで発症する病気です。

指の間や足の付け根、マズル、目の周辺、脇の下、肛門周辺など、皮膚の薄いところに発症しやすいようです。

1~3歳頃から発症しやすいですが、早いと3ヶ月頃からということもあります。

激しいかゆみや皮膚のただれを気にして、自分で舐めたり引っ掻いてしまって化膿したり、脱毛してしまうことがあるので、見た目にも痛々しいでしょう。

原因は様々ですが、ハウスダストやカビや食品に反応して起こることがあります。

また遺伝で発症することもありますが、発症後に原因を調べることになるので、残念ながらなかなか予防も難しい状況です…。

完治は難しいものの長期的な投薬治療、アレルゲンが特定できれば生活環境改善などで症状を軽くしていくことができます。

自己判断で対処するとかえって悪化させてしまうこともありますので、まずきちんと獣医さんに診てもらって、投薬以外にも試せることがないか相談しながら取り入れていくといいですよ。

薬用シャンプー以外にも薬浴という湯治のような治療をおこなうこともあるそうです。

塗り薬を処方されることもありますが、舐めてしまわないよう首回りにカラーをつけるので、かゆいのにかけないことが犬をイライラさせてしまうことがあります。

もしもストレスになりすぎるなら、塗り薬以外の治療に切り替えてあげたほうがいいかもしれませんね。

緑内障

緑内障とは眼圧が適正値より高くなって網膜や視神経に障害が出て、視力低下や失明を起こす病気です。

緑内障はケアーンテリアのシニア期に発症しやすいとされており、愛犬がその年齢に差し掛かったら特に注意してあげたいですね。

視力の低下以外に食欲不振や吐き気、目の充血や眼球が飛び出して見えることもあります。

また痛みを伴うこともあり、頭を触られると嫌がったりすることもあります。

失明していなければ点眼薬や内服薬など内科的治療をおこないますが、失明していて痛みがある場合は手術で眼球摘出を行うケースもあるそうです。

これも完治は難しいですが、失明前の早期で発見できれば進行を抑える治療で失明を免れることもできるそうです。

どんな犬にも効果があると実証されているものではないものの、目の疾患予防のを期待できるといわれている「アスタキサンチン」を意識的に摂るように心掛けて、発症率を少しでも抑えておくのもいいかもしれませんね。

レッグ・ペルテス病

この病気はテリア種が発症しやすく、愛犬の生活に大きな影響を与える怖い病気です。

レッグ・ペルテス病は後ろ足の血管の働きに異常が起こり、大腿骨頭が壊死してしまう進行性の病気です。

遺伝の可能性もあるようですが原因不明のため予防ができず、1歳以下の子犬に発症しやすいというのも痛ましいところです。

子犬が足を引きずったり、足を痛がったり、下肢脱力などの症状に気が付いたら、すぐに動物病院に連れていきましょう。

対症療法として、運動制限や鎮痛剤投与などの内科的治療で症状を一時的に抑えていきますが、完全に進行を止めることはできないそうです。

大腿骨頭が壊死してしまったら、手術で切除し歩行の練習のための長期的なリハビリが始まるので、今まで以上に愛犬のために時間を取り分けてあげる必要がありますが、愛犬が辛い時期をどうぞ一緒に支えてあげてくださいね。

ケアーンテリアのおすすめドッグフード2選!

Cairn Terrier sitting near flowers

ぬいぐるみ感のあるモフモフの被毛を健康に保ちつつ、かかりやすい病気の予防もできるドッグフードを選んで、愛犬が健康に長生きできるようにサポートしてあげたいですね。

無添加でアレルギーを起こしにくい食材でこだわって作られたケアーンテリア向きのドッグフードを2つご紹介しますね!

モグワン

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

健康的な骨格と筋肉には良質なタンパク質が必要ですが、アトピーの場合はほどほどにしたほうが良いようです。

モグワンは動物性タンパク質が全体の50%なので、過剰摂取してアトピーを悪化させる可能性が低く、適度なタンパク質を摂ることができるドッグフードです。

特におすすめなのが、目の疾患予防が期待できる「アスタキサンチン」が豊富に含まれたサーモンが原材料に入っていること!

抗酸化作用もあるサーモンから免疫力アップと、天然のサーモンオイルでケアーンテリアの被毛と皮膚の健康両方をサポートしてもらえます。

人間の食べられる食材しか使わず、犬のアレルギーの原因になりやすい穀類を一切使っていないためアレルギー体質の犬もトラブルなく食べられることが多いそうで、さらにお試しモニターで少量を試すことができるのも安心ですね!

アレルギー持ちでも、予防の意味でアレルゲンになりそうな食材を避けたい時も、モグワンだったら安心して食べさせてあげられそうです。

ファインペッツ極(kiwami)

アレルギーを起こしにくいアヒル肉を使用しているので、チキンやビーフが合わなかったケアーンテリアでも安心して動物性タンパク質を補給させてあげられるのは嬉しいですね!

アヒル肉はビタミンやミネラルも豊富で、しかも脂肪を燃やし肥満を防いでくれるそうなので、少し運動量が落ちてきたケアーンテリアも安心して食べられますよ。

デリケートなケアーンテリアの皮膚や被毛を健康的に保つための「オメガ3・オメガ6」をしっかり摂取できるよう、良質の天然オイルである「サーモンオイル」と「亜麻仁油」の2種類入っているのもファインペッツ極をおすすめしたい理由です!

こちらも穀類を使用しないレシピで作られ、安全な材料のみで作られているので、アレルギーの発病リスクを少しでも下げたい飼い主さんから好評を頂いているドッグフードです。

愛犬はおいしくごはんを食べながら、しっかり体の内側健康を守ってあげられるなんて一石二鳥なドッグフードですね!

まとめ

Cairn Terrier sitting at old staircase in Szentendre, summer

ケアーンテリアは体は小さくてもプライドの高さは一人前な、かわいらしくも硬派な魅力を持つ犬でした。

少しクセのある性格も魅力に変えてしまうケアーンテリアは、出身国イギリスで「世界一小さい相棒」と対等な関係が築かれるのが納得ですね

映画などで知らないうちに目にしていたかもしれないケアーンテリアの出演作は数多いので、昔の映画を見る時にはぜひ探してみてくださいね!

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