クロアチアンシープドッグってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選! 

クロアチアンシープドッグってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選! 

クロアチアンシープドッグってあまり聞き馴染みがない犬種かもしれません。どんな犬なんだろうと気になりませんか?たくさんいる牧羊犬の中では知名度は低めかもしれません。しかし歴史あるこの美しい犬種は、今絶滅の危機に瀕しています。貴重なこの犬種の特徴や性格、また気を付けたい病気からオススメのドッグフードまで、一挙にご紹介します。

クロアチアンシープドッグって?

Croatian sheepdog

クロアチアンシープドッグはクロアチア原産の犬種で、艶やかで光沢のある漆黒の被毛が大変美しい中型犬です。

古来から羊飼いから信頼されたパートナーとして、また家族の一員として生活してきました。

クロアチアの羊飼いと共に羊の群れを守り、漆黒のクロアチアンシープドッグは白い羊たちの中で大きな存在感を示してたことでしょう。

クロアチアンシープドッグは作出当初の姿を現在まで保ち続けた、大変珍しい貴重な犬種です。

一般的には、同じ犬種でも時代や流行などに徐々に変化していくのが通常です。

しかしクロアチアンシープドッグは、現在でも何世紀前の人々が見たのと同じ姿のままに目にすることができているというのは、大変驚くべきことです。

しかし現在クロアチアンシープドッグは、原産国のクロアチアでも数が大変少なくなっており、FCI(国際畜犬連盟)の最も絶滅する可能性が高い犬種の一つに含まれているとのことで、残念ながら犬種としての存続が心配される状態が続いているそうです。

クロアチアンシープドッグの歴史

クロアチアンシープドッグは古来から存在する犬種ですが、この犬種の始まりはわからないことが多いそうです。

クロアチアンシープドッグの起源には二つの説があり、一つ目は7世紀にクロアチアにやってきた移民が連れてきた作業犬が起源になっているという説。

二つ目が、現在では名前以外何もわからない犬種の「トレセトニ」と「ソイェニツキ」が14世紀にアジアから輸入され、セルビアの「プーリン」という犬と交配されて作出されたという説です。

どちらにしても古くからクロアチアンシープドッグは優秀な牧羊犬として活躍し、羊の誘導や番犬として働いてきました。

しかしこの美しい犬種を飼育していたのは主に羊飼いだけだったようです。

もともとそれほど数が多くなかったクロアチアンシープドッグは、2度の世界大戦によって1度目の絶滅の危機を迎えました。

この時期に絶滅の危機を迎えた犬種が多かったように、戦火によって住まいを追われたこと、また慢性的な食糧不足などが理由で、交配できる成犬が激減したことなどが原因となったといわれています。

世界大戦後にクロアチアンシープドッグの絶滅を防ごうとした人々によって、クロアチアンシープドッグが作出に関わった「ムーディ」という犬種との交配が重ねられ、この度は犬種としての絶滅を免れることができました。

徐々に数を増やしたクロアチアンシープドッグは、1969年にFCI(国際畜犬連盟)に犬種としての認可を受けました。

これがきっかけとなり、クロアチア国内でも知名度が低かったクロアチアンシープドッグは一気に有名になり、海外でも名前が知られていきました。

この犬の美しさは愛犬家たちから高い評価を受け、クロアチアンシープドッグを本来の牧羊犬としてだけではなく、ショードッグとしても有名にしていきました。

しかしこの美しい漆黒のクロアチアンシープドッグですが、現在頭数が少ないため実際に見かけることがかなり難しくなっています。

2017年度のJKC(ジャパンケネルクラブ)のクロアチアンシープドッグの飼育登録数はなんと1頭!

国内登録頭数順位では最下位の犬種ですが、希少なクロアチアンシープドッグのうち1頭は日本で飼育されているそうです。

もし偶然、日本でクロアチアンシープドッグに会うことができたなら相当ラッキーなことですよ!

クロアチアンシープドッグの特徴

happy black dog half-breed of husky and sheepdog on grass background

クロアチアンシープドッグの大きな特徴といえば、艶やかな漆黒の緩いウェーブの被毛と、高い学習能力や運動神経があげられます。

優秀な牧羊犬は、羊飼いの指示をすぐ理解する知能の高さに加えて、自分で状況に合わせて動く状況判断力を持っていることが求められます。

知能が高くて賢いクロアチアンシープドッグは、この二つの条件を満たしている非常に優秀な牧羊犬です。

さらに中型犬に分類されていますが、クロアチアンシープドッグはその中でも小柄な犬種ですが暑い時期も寒い時期も羊の群れと走り回るタフな持久力も持っています。

家庭犬として飼う場合には、たっぷり運動できる環境を作ってあげることは必須になってきます。

また賢い頭脳を生かすことに満足感を覚えるので、フリスビーや障害物レースなどのアジリティー競技などの難易度の高いドッグスポーツも楽々とこなし、一緒に競技出場を目指すこともできますよ。

飼い犬と一緒に活発に運動したい方や、一つの目標に向かってトレーニングする一体感を味わうのが好きな方にぜひオススメしたい犬種です。

クロアチアンシープドッグの身体的特徴

クロアチアンシープドッグは中型犬ですが、その中でも小柄な犬種なのだそうです。

一般的に体高は40~50センチくらい、体重は13~18キロくらいです。

大人のヒザくらいのサイズの犬なので、日本の住宅事情でも飼いやすい犬種でしょう。

賢そうな顔つきをしているクロアチアンシープドッグは、少し厚みのあってピンと立った大きめの三角耳と、スッとマズルが長く、スピッツ系の顔つきの美人系な犬です。

またキラキラとしたつぶらな瞳は琥珀色で、クロアチアンシープドッグの美しさを際立たせています。

スマートな印象のクロアチアンシープドッグですが、その体格は意外にがっしりしていて見た目よりも体重があり、人間でいうと着やせするタイプです。

しかしバランスよく筋肉が付いた体型なので、厳つい印象よりも優美さを感じるでしょう。

長毛種らしく、スラっと長い手足と長めの巻き尾を飾るようにフワフワとした巻き毛が生えているのもチャーミングです。

クロアチアンシープドッグの美しい被毛

Croatian Sheepdog

クロアチアンシープドッグを見た時にまず目に入るのは、艶のある漆黒の被毛でしょう。

クロアチアンシープドッグのその美しい毛色は、ジェットブラックと呼ばれる特別な黒、艶やかで深みのある漆黒の被毛です。

稀にくつしたのようにホワイトが入ったり、ホワイトが混ざった毛色のクロアチアンシープドッグもいるそうですよ。

クロアチアンシープドッグの被毛は、長毛種と短毛種の2種類あります。

ロングウェーブが印象的なクロアチアンシープドッグなので、短毛種のクロアチアンシープドッグは別の犬種のように印象が異なって見えるかもしれませんね。

長毛種は柔らかく密集したアンダーコートの上に、7~14センチくらいのウェーブしたオーバーコートが生えています。

顔周りや手足はボディに比べると少し短めの被毛で、長毛種特有のモフモフした感じよりもスマートな印象になっています。

短毛種は同じく柔らかく密集したアンダーコートに、クルクルとしたカールのついた短めの被毛がオーバーコートになっています。

短毛種の顔周りや手足が、なめらかでビロードのような手触りのスムースコートなのも特徴的です。

どちらもさわり心地抜群の美しい被毛なので、美しいクロアチアンシープドッグに会えたなら、きっと一目でファンになってしまうでしょう。

クロアチアンシープドッグの寿命

クロアチアンシープドッグの平均寿命は、一般的に13~14年くらいと言われています。

中型犬の中でも長生きするタイプといえるでしょう。

クロアチアンシープドッグが丈夫な体躯であること、また小柄な体型であることも長寿に影響しているのかもしれませんね。

食事や運動量などの飼い方に気を配れば、もっと健康で長生きしてくれるかもしれませんね。

クロアチアンシープドッグの性格

Black Croatian Sheepdog on agility course

クロアチアンシープドッグは、大変牧羊犬らしい性格をした犬ということができるでしょう。

飼い主に忠実なので良く指示を理解し、従順に行動します。

また飼い主に対して愛情深い性格なので、子供の世話も安心して任せられる穏やかさも持っています。

活発に動き回るのが好きな犬種ですが、落ち着きがないタイプではないので室内でも問題なく飼えるでしょう。

クロアチアンシープドッグは頭が良く、とにかく賢い性格なので基本のしつけは楽々こなしますし、応用編のトレーニングもすぐに習得するその潜在能力の高さにきっと驚かれるでしょう。

牧羊犬として羊が危険な時には敵に立ち向かっていたクロアチアンシープドッグは、いざという時には危険に立ち向かう勇敢さも持っています。

家族にはとってもフレンドリーですが、そのほかの人にはそっけないほど対応をすることが多く、家族以外には警戒心が高めなので番犬としても信頼できる犬種です。

クロアチアンシープドッグのかかりやすい病気

Sick dog  sideways on white background

基本的には頑丈な犬種なので健康状態についてあまり心配しなくても大丈夫そうですが、いくつか気を付けてあげたい病気がありました。

運動量が多いクロアチアンシープドッグだからこそリスクが高い「股関節形成不全」や、食後でもすぐに活発に動く犬が起こしやすい「胃捻転」に注意しておくといいでしょう。

それぞれどんな病気なのか、また治療法や予防策などもご紹介していきます。

股関節形成不全

「股関節形成不全」とは、成長期に骨と筋肉のバランスが崩れてしまうこと、また体重の増加によって股関節に負荷がかかってしまうことなどが原因となって、股関節が正常に形成されないという病気です。

これは犬の体が成長する生後6か月くらいから成長が止まる2歳くらいまでに発症することが多いといわれる病気で、激しい運動によって関節に負荷がかかりすぎて発病するケースもあります。

クロアチアンシープドッグは運動が大好きな犬種なので、成長期に走りすぎると発症するリスクがありますので、異変がないか日頃からチェックしましょう。

初期症状としては、足を引きずるように歩くようになったり、痛みから散歩を嫌がるようになったりするでしょう。

症状が軽いうちなら、獣医さんの指導の下に運動量や体重のコントロールで改善していくことができます。

しばらく運動を控えて安静にしたり、関節に負荷がかからないように減少が指示されることもあるでしょう。

しかし症状が進んで酷くなってしまうと、最悪の場合立てなくなってしまうこともあります。

この段階になると、愛犬は動くだけでもかなり痛みを感じているでしょう。

場合によっては大掛かりな手術が必要になる場合もあり、その場合愛犬の体に大きな負担がかかってしまうでしょう。

症状が酷くなる前に、少しでも歩き方などがおかしいと思ったら動物病院で診てもらいましょう。

この病気の予防策として、できることはいくつかあります。

まず、成長期は特に固いアスファルトやフローリングをなるべく避けること!

室内なら、愛犬の生活範囲にカーペットやマットを敷くなどして、なるべく関節に大きな負担がかからないようにしてあげます。

屋外なら、走らせる場所をよく選ぶことで予防できます。

アスファルトの上ではなく、芝生や土のグラウンドで走らせて、関節にかかる衝撃を軽減させることもできるでしょう。

また成長期に適度な運動をさせて、骨格を支える筋肉をしっかりつけることです。

愛犬の様子を見つつ、無理のない運動量を調整しましょう。

胃捻転

「胃捻転」とは何らかの理由で食後の膨らんだ胃がねじれてしまい、最悪死に至ることもある怖い病気です。

初期症状として、吐くしぐさをしているのに吐きだせなかったり、よく見るとお腹が膨らんでいるように見える、などがあります。

しかしお腹の膨らみにはなかなか気が付きずらいといわれており、数時間でみるみる具合が悪くなって、気づいた時には手遅れになってしまう…という場合もあります。

早食いの犬や活動的な犬が発症しやすいといわれていますので、活発に動くのが好きなクロアチアンシープドッグは注意したい病気です。

食後の様子に注意を払い、普段と違う様子や苦しそうなしぐさをしていないかチェックしましょう。

もし食後に異常を感じたら、すぐに動物病院に向かってください!

胃捻転の予防法として、食後に激しい運動をさせないことです。

食後すぐに遊ばせたり散歩に行ったりせず、食後は1回落ち着く時間を持つということを習慣づけると良いでしょう。

また胃捻転は一気に食べる時に発症しやすいと言われているので、食事量を小分けにしたり、数粒ずつしか食べられないような器に入れるなど工夫してみるといいですよ。

クロアチアンシープドッグのおすすめドッグフード3選!

Dog food in metallic bowl on black wooden background

愛犬の健康な毎日を支えるドッグフード選びの際、安心な材料で安全に製造されたものを選んであげたいですね。

栄養バランスの良さと、愛犬がおいしく食べれる味も外せないポイントです。

それに加えて運動量が多く、活動的なクロアチアンシープドッグの健康をサポートするのに、毎日の食事から関節ケアができたら一石二鳥です。

そんなクロアチアンシープドッグにピッタリなドッグフード3種類ピックアップしてみました。

極 kiwamiドッグフード

極 kiwamiドッグフードには犬に必要な動物性タンパク質がたっぷり含まれ、脂肪分も多めなのでクロアチアンシープドッグの骨格や筋肉を支え、活動的に動くために必要な成分を食事からしっかり補うことができます。

使用されている材料すべてヒューマングレード(人間も食べられるものしか使用していない)で、メイン食材のフランス産アヒル肉とニシンが原材料の90%も占める、肉成分たっぷりの贅沢なドッグフードです。

動物性タンパク質とビタミンB1・B2が多く含まれていますので、丈夫な血管を作って体の隅々まで栄養を届け、健康な体作りとクロアチアンシープドッグの美しい被毛を保つ働きをしてくれます。

関節ケアをしてくれるグルコサミンも配合されているので、食事をしながらクロアチアンシープドッグの健康サポートができてしまうドッグフードです。

犬の消化不良の原因になりやすい穀類の不使用(グレインフリー)、さらに発ガンリスクを高めるとされている合成添加物不使用と、安全面でも安心できるクオリティーのドッグフードです。

カナガン

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンは関節の強化と美しい毛並みへの意識が高いドッグフードなので、クロアチアンシープドッグにピッタリなドッグフードだといえるでしょう。

犬本来の食生活に近づけるため、新鮮なチキンが原材料の中でも51%と高い割合を占め、肉メインの材料で作られたレシピです。

ほかにも旬の野菜やハーブがバランスよく配合され、関節ケアに良いグルコサミンやコンドロイチンも摂取できるので、まさに健康的でクロアチアンシープドッグに合う栄養バランスの食事を与えることができます。

必要な栄養が食事で補えるのは理想的ですよね。

このドッグフードも犬の健康を意識したグレインフリーで、ヒューマングレードの材料のみ使用し、合成添加物不使用で作られているので、毎日安全な食事を与えることができますよ。

モグワン

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンは愛情を込めた手作りごはんを目指して作られていて、厳選された安全な材料とこだわりのレシピのドッグフードは、「食事から犬の健康を支えたい!」という飼い主さんからの高い評価を集めています。

メイン食材にチキンと生サーモンが使用されていて、良質な動物性タンパク質が食材の50%以上と、活動的なクロアチアンシープドッグの摂取カロリーを十分摂取することができる食事内容になっています。

もし関節のために体重コントロールをする必要がある場合や予防したいという時に、このモグワンは脂肪分が12%と低めで肥満になりにくいので、普段の食事量を与えながら十分にケアすることができるでしょう。

また関節に良いグルコサミンとコンドロイチン美しい被毛づくりに欠かせないオメガ3脂肪酸、さらに健康な筋肉や骨格に必須な動物性タンパク質まで、クロアチアンシープドッグに必要な栄養素すべてがしっかり押さえられたドッグフードです。

まとめ

Proud black dog sitting in the nature, guarding and observing with his ears up.

美しいクロアチアンシープドッグの気品溢れる姿を、きっとぜひ見てみたいと思われたのではないでしょう?

日本でもクロアチアでも会うことが難しいのが現状ですが、少しずつ頭数が増えていくことを願っています。

賢くおとなしいクロアチアンシープドッグは、きっと日本でも人気の犬種になりそうですね。

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