ウェルシュスプリンガースパニエルってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

ウェルシュスプリンガースパニエルってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

イギリスのウェールズ地方で人間と暮らしてきたウェルシュスプリンガースパニエルは、なんと石器時代まで歴史をさかのぼることのできる狩猟犬です。 獲物である鳥たちを草むらなどの隠れ場から飛びだたせる「スプリング」と呼ばれる猟芸に秀でていたことからこの名前が付けられました。 非常にタフな鳥猟犬で、過酷な環境にも耐えることができたり、水陸両用であることもあり、万能の狩猟犬として世界中で活躍しています。 今回はそんなウェルシュスプリンガースパニエルの歴史や特徴、そして家族として迎えることになった場合に役立つ情報としてかかりやすい病気、おすすめのドッグフードについてもまとめます。

ウェルシュスプリンガースパニエルって?

Welsh Springer Spaniel Dog

ウェールズ原産の鳥猟犬ということでウェルシュスプリンガースパニエルと名付けられましたが、その詳しい歴史は不明な点が多いといわれています。

ウェールズを中心にアイルランド、スコットランド、イングランドで鳥猟犬として実猟の場で活躍していましたが、その美しさから近年になって世界中の愛犬家たちに知られるようになりました。

それではウェルシュスプリンガースパニエルの歴史をわかる範囲でまとめてみることにしましょう。

ウェルシュスプリンガースパニエルの歴史

ウェルシュスプリンガースパニエルの正確な歴史は不明な点が多いとされていますが、人間が犬を連れて狩猟を開始したころから活躍していたのが原種だとされています。

ということは石器時代からウェールズ、アイルランド、スコットランド、イングランドなどで人間とともに狩猟を行っていたことになります。

1570年のイギリスの文献に「白地に赤の斑点」の犬について言及されている箇所があり、それが今のウェルシュスプリンガースパニエルの原種のことをいっているとされています。

最初からスプリンガーとして知られていたわけではなく、19世紀の終わりまでは「コッカースパニエル」と呼ばれていました。

ウォータードッグとしての能力も高かったため、長い時期に渡ってレッドにホワイトマーキングがあるリトリバー種として知られていたようです。

1902年にケネルクラブに正式に登録されるときに、スプリンギングの猟芸に秀でていたことから「ウェルシュスプリンガースパニエル」と改称されました。

ヨーロッパでも人気を集めるようになったウェルシュスプリンガースパニエルは古い織物や絵画などにも頻繁に登場し、これらの犬たちは今のウェルシュスプリンガースパニエルの犬種標準にピッタリ符合するといわれています。

このことからヨーロッパではこの美しいウェルシュスプリンガースパニエルは主に上流階級の貴族たちに好まれて飼育されていたことがわかります。

また骨格や耳の形が似ていることから、クランバースパニエルの近縁ではないかという説もあります。

長らくイギリス本土のみで鳥猟犬として愛されてきたウェルシュスプリンガースパニエルですが、19世紀後半にアメリカに渡るようになってから世界中で知られるようになりました。

厳しい気候にも耐えることができるタフな犬種として、現在ではオーストラリア、インド、アフリカなどでも水陸両用の鳥猟犬として活躍しています。

また手ごろなサイズで家庭でも飼いやすいということで番犬として好んでウェルシュスプリンガースパニエルを飼育している人たちもいます。

ウェルシュスプリンガースパニエルの特徴

Spaniel

スプリングをきかせた走りで獲物を飛び立たせることに秀でており、さらに泳ぎも上手なことから水陸両用の有能な鳥猟犬として今でも現役で活躍しているウェルシュスプリンガースパニエルは、しつけやすくて子供たちとも仲良くできることから、狩猟犬としての性能を残したまま家庭犬としても人気のある犬種です。

この魅力的なウェルシュスプリンガースパニエルの体形などの特徴や性格、寿命などについてまとめてみましょう。

あらゆる気候と激務に耐えうるタフな体

ウェルシュスプリンガースパニエルの特徴のひとつはしっかりとした骨格とがっちりした筋肉質のタフな体です。

石器時代から人間とともに狩りをしてきた歴史を持ち、あらゆる気候と激務に耐えることのできるタフさが多くの狩猟家たちを魅了してきました。

スプリンガースパニエルというと陸用の鳥猟犬として獲物の鳥たちを飛び立たせることが得意な犬種であることを思い浮かべますが、泳ぎも得意で水際で撃ち落された獲物の回収も素早くこなすことができる万能の狩猟犬です。

シルクのように滑らかで適度に長い被毛は、あらゆる気候に耐えることやトゲなどから体を守る役割をしていて、激務にも耐えることのできようにウェルシュスプリンガースパニエルをサポートしています。

あらゆる気候と激務に耐えられる有能な鳥猟犬として、現在でもアフリカやインドなどの熱帯地方でも活躍しているんですよ!

優しい顔立ちに流線型のボディ

Springer Spaniel Dog

ウェルシュスプリンガースパニエルの体形についてですが、オスの平均的な体高は46㎝~48㎝、そして体重は16㎏~20㎏、そしてメスの平均的な体高は43㎝~46㎝、体重は15㎏~18㎏とされています。

中型犬として分類されていますが非常に筋肉質で運動能力が高い犬種です。

がっちりした筋肉質のボディであらゆる激務に耐えうるタフさを備えている犬種ですが、表情を見るととてもやさしい顔立ちをしているのが特徴になっています。

また流線型のボディを持つウェルシュスプリンガースパニエルはイギリスのランドスパニエルの中でも走るスピードが1番速いとされています。

長い被毛に隠れていますが足は長く、狩猟の際は俊敏で活発な動きをする優秀な狩猟犬です。

ウェルシュスプリンガースパニエルの寿命

ウェルシュスプリンガースパニエルの平均寿命はアメリカンケネルクラブ(AKC)の情報によると12歳~15歳だとされています。

中型犬としては標準的な寿命で比較的健康な犬種だということができます。

タフで我慢強い犬種ですが、家庭犬として飼育する際は必要とする運動量をしっかりと満足させてストレスをためないようにしてあげることが長生きの秘訣だということができるでしょう。

後ほどウェルシュスプリンガースパニエルがかかりやすい病気や、健康を保つために欠かせないドッグフードのおすすめをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ウェルシュスプリンガースパニエルの性格

Two Welsh Springer Spaniels lying in a green grass on the sunset

鳥猟犬としての性能を残したまま家庭犬として迎えられるのことの多いウェルシュスプリンガースパニエルですが、もともと温厚で落ち着いた性格も備えているので家庭犬としてもピッタリの犬種です。

飼い主に従順なのでしつけやすいことも特徴ですし、子供たちを含めた家族と仲良くやっていくこともできる性格をしています。

見知らぬ人には警戒心を抱きますが、攻撃的だったり神経質になることはないので、番犬としても適している犬種だということがわかります。

好奇心が旺盛で、活発で陽気な性格は鳥猟犬らしさだということができるでしょう。

ただ遊んでいる時に興奮してしまうことがあるのでしっかりとしつけをする必要があります。

ウェルシュスプリンガースパニエルのかかりやすい病気

Horizontal shot of a handsome bearded young male professional vet working at his clinic using stethoscope examining adorable fluffy spaniel puppy copyspace medicine employee worker pet care dogs.

鳥猟犬としての優れた能力をそのままにして家庭犬としても魅力的な性格を持っているウェルシュスプリンガースパニエルですが、家族として迎えるとしたらどんな病気に気を付けたらいいのでしょうか。

かかりやすい病気をあらかじめ知っておくと、日ごろから予防したり発症したときに素早く対処することができるというメリットがあります。

できるだけ長生きして家族の一員として健康に暮らしてもらうために、飼い主としてはしっかりと愛犬の健康について考えておくようにしたいですね。

ウェルシュスプリンガースパニエルがかかりやすい病気には「股関節形成不全」、「てんかん」、「眼疾患」が挙げられていますので、それらを一つ一つ説明することにします。

股関節形成不全

股関節形成不全は犬の成長過程で股関節の形成に異常が起こり、関節部分に痛みを伴う骨と関節の病気のことをいいます。

大型犬に多い病気だとされていますが、中型犬のウェルシュスプリンガースパニエルも気を付けなければならない病気です。

股関節の痛みを患うようになるので、下半身を使って行う動作に支障をきたします。

例えば歩くときに腰が左右に振れるモンローウォークと呼ばれる症状や、後ろ足を同時に動かしてうさぎ跳びのような走り方になる症状などがあらわれます。

また立ち上がるのが遅くなったり、まっすぐに座れなくなって横座りになったりもします。

普段楽しみにしている散歩や運動に消極的になったりもするので、これらの症状が見られたら股関節形成不全を疑うことができるでしょう。

原因の70%ほどは遺伝によるものだとされていますが、残りの30%は肥満や激しい運動などで股関節に必要以上に負荷がかかることによるともされています。

体に負担にならないように、特に成長期の激しすぎる運動は避けるようにしたいですし、肥満防止のために体重管理を定期的にするようにもしたいですね。

さらに家庭でペットとして飼育する場合はフローリングのようなすべりやすい床が股関節に負担を与えることになりますから、カーペットなどをひくなど滑らないように工夫してあげるといいでしょう。

てんかん

てんかんは全身の痙攣などの発作を起こす病気で、普段はいつも通りなのに突然起こることから飼い主としては対処法などを知っておくといい病気です。

てんかんには脳の異常が関係している症候性てんかんと、脳には異常がないのに突然発作が起こる突発性てんかんがあります。

てんかんは一度おさまっても繰り返し発作が起こるのが特徴で、全身を突っ張らせるような痙攣をおこしたり、全身をがくがくふるわせて痙攣することがあります。

口をパクパクさせたり大量のよだれを垂らすなど発作にもいろいろなタイプがありますが、犬によって発作のタイプやパターンが違います。

急に愛犬が痙攣を起こすと、飼い主は焦ってしまいパニックに陥ってしまうかもしれませんが、てんかんの発作によって命を失うことはないので、まずは落ち着くことが大切です。

たいていは数秒から2分以内くらいの発作があり、おさまると何もなかったかのように普通に戻ります。

もしも通常より発作が長く続いたり、てんかんを1日に2回以上繰りかえすようなことがあったら気を付けなければいけないので、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

てんかんの発作中は意識がないため、急に抱き上げたりすると噛みつかれる可能性もあるので気を付けましょう。

できれば周りのものをどけたりしてぶつからないようにしたり、後で獣医師に説明できるようにスマートフォンなどで動画を撮っておくことなどがすすめられています。

愛犬の様子をよく観察して、発作の頻度やパターン、症状などを説明できるようにすることはとても大切です。

てんかんは発作をコントロールすることさえできれば普通の生活を送ることができ、健康な犬と同じくらいの寿命を全うすることさえできるとされていますので、獣医師さんと相談しながら病気と上手に付き合っていけるようにしましょう。

眼疾患

ウェルシュスプリンガースパニエルは眼疾患、特にその中でも眼瞼内反症にかかりやすいとされています。

眼瞼内反症とは瞼の内側と外側についている靭帯が何らかの理由によって引っ張られたりゆるんだりして主に下のまぶたが内側に反り返ってしまう状態のことをいいます。

瞼が内側に反り返ってしまうと、まばたきのたびに角膜に触れて刺激を与えてしまうので、涙が増える流涙症や結膜炎、角膜炎などの症状を見せるようになります。

眼瞼内反症の原因には親犬からの遺伝を挙げることができ、その場合は遅くとも生後1年前には発症するとされています。

子犬の入手の際は、親犬が眼瞼内反症を患っていないかどうかを確かめる必要があるでしょう。

命にかかわる病気ではありませんが、目やにがたくさん出るようになったり前足で目を掻くようになったらよく観察し、眼瞼内反症の疑いがあるなら動物病院に連れて行くようにしましょう。

ウェルシュスプリンガースパニエルのおすすめドッグフード3選!

Welsh Springer Spaniel dog eating out of a stylish dog food bowl made of concrete in a modern kitchen

ウェルシュスプリンガースパニエルは日本ではあまり見ることのない犬種ですが、もしも手に入れることができたら与えるドッグフードもよく選びたいものです。

股関節形成不全を予防するためにも肥満にならないように気を付けたいですし、骨や関節をケアできる成分が配合されていればピッタリだといえるでしょう。

また眼疾患にもかかりやすいので目に優しい成分が入っていればベストですね。

最近では無添加、グレインフリー、そして人間でも食べることができるほどの品質の素材を使用したヒューマングレードのプレミアムドッグフードを手に入れることができるようになっています。

それらのドッグフードの中からウェルシュスプリンガースパニエルにおすすめの3つを紹介しますね。

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

モグワンドッグフードはイギリスで作られている愛犬の健康を第一に考えた栄養満点のレシピで健康とおいしさを両立させたプレミアムドッグフードです。

新鮮なチキンとサーモンを原材料に使用し、動物性たんぱく質は50%以上と活動的なウェルシュスプリンガースパニエルにとってはうれしい食事です。

消化に悪いとされている穀類は一切使用していないグレインフリーで、着色料や保存料なども一切使用していない無添加のドッグフードです。

グレインフリーで無添加なので、アレルギーによる眼疾患にも効果を期待することができるでしょう。

関節ケアにいいとされているグルコサミンやコンドロイチンが含まれていますし、オメガ3脂肪酸を含む海藻を使用しているので、関節などの痛みを和らげる働きを期待することができます。

シンプルなレシピで作られたドッグフードなので季節ごとにトッピングをするなどして必要とする栄養素を補いやすいというのも特徴になっています。

モグワンドッグフードはペット先進国イギリスの中でも評価が高く、信頼を集めているペットフード専門工場で製造されています。

FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアしている工場で、ドッグフードを袋ごとに管理している徹底ぶりで、愛犬に安心して与えることのできる安全なドッグフードを作っています。

健康にいいだけでなく食いつきがいいという評判の高いプレミアムフードなのでウェルシュスプリンガースパニエルにとってもピッタリだということができるでしょう。

アランズナチュラルドッグフード

アランズナチュラルドッグフード(ラム)

肉類に低カロリーな「生ラム肉」を使用している肥満解消に役立つドッグフード!

容量/価格 2kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 生ラム肉
対応年齢 全犬種、7ヶ月~

アランズナチュラルドッグフードは無添加にこだわって愛犬の体に害になる添加物を一切使用していないプレミアムドッグフードです。

こちらもやはりペット先進国であるイギリスの高い評価を集めている信頼のおけるペットフード専門工場で徹底的な品質管理のもと作られています。

人間が食べれるヒューマングレードの原材料のみを使用していて、犬が本来必要としている食事にこだわって作られました。

添加物はもちろん、消化器官に負担をかけるような原材料やアレルギー源となりやすい小麦・大麦・乳製品・とうもろこし・牛肉・豚肉などの原材料は一切使用していません。

原材料として使用されているのはイギリス産の新鮮なラム肉で、チキンアレルギーがあるという犬ならアランズナチュラルドッグフードがおすすめです。

またラム肉はチキンなどに比べると太りにくいので、肥満による関節の負担を予防することができますし、ダイエットにも最適だとされています。

股関節形成不全にもなりやすいウェルシュスプリンガースパニエルにとってはおいしく食べることができて肥満防止にもなるのでおすすめですよ!

FINEPET'Sドッグフード「極(KIWAMI)」

FINEPET'Sドッグフード「極(KIWAMI)」は世界最高品質と安全安心を20年間追求して厳選した肉類原材料をたっぷり使用した究極のグレインフリードッグフードです。

フランス産のアヒル肉と天然のオランダ産ニシンをふんだんに使用して、全体重量の90%まで肉類原材料を増やしています。

消化吸収率が87%と非常に高いので、少なめの量でも愛犬が満足することができます。

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が含まれているサーモンオイルを使用しており、被毛や肌の健康に効果があるほか、関節などの痛みを和らげる働きを期待することができます。

また関節ケアに効果があるとされるコンドロイチンも含まれているので、股関節形成不全にかかりやすいウェルシュスプリンガースパニエルにピッタリです。

製造国はオランダですが、世界最先端のHACCP準拠の設備を持っているクリーンな環境で製造しているので安全で安心して与えることのできるドッグフードだということができます。

消化吸収率が高いので与えすぎによる肥満には気を付けなければいけませんが、余分なものが入っていない愛犬の体に優しいドッグフードなので、給餌量をしっかりと管理しながら与えれば栄養をしっかりと与えつつお財布にも優しいドッグフードだということもできるでしょう。

まとめ

Crazy young springing welsh springer spaniel

ウェルシュスプリンガースパニエルについての基本知識やおすすめドッグフードを紹介することができましたがいかがでしたか?

狩猟犬としての優秀な性質を残したまま家庭犬としても世界中で人気を集めている魅力的な犬種だということがわかりました。

日本ではあまり飼育されていませんが、飼育環境を整えて入手するチャンスがあったら是非この情報を参考にしてくださいね!

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