イングリッシュフォックスハウンドってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

イングリッシュフォックスハウンドってどんな犬?基礎知識とおすすめドッグフード3選!

17世紀頃のイギリスで貴族のスポーツとして盛んだったキツネ狩りで大活躍していたのがイングリッシュフォックスハウンドです。 優れた嗅覚と高い持久力でハンターたちから重宝され、現在でも実猟犬として使われている狩りの名人です。 馬に乗った主人の周りに群れとなってポジションを取り、獲物の追跡を行うその様子は見た目も非常に美しいといわれています。 今回はそんなイングリッシュフォックスハウンドの特徴などを紹介します。 さらに、かかりやすい病気やおすすめのドッグフードを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

イングリッシュフォックスハウンドって?

Fox Hound

イングリッシュフォックスハウンドはその名の通り、イギリスで作出されたセントハウンド犬種で、17世紀頃に盛んにおこなわれていたキツネ狩り用の犬種として作出されました。

フォックスハウンドタイプの犬種はアメリカ、アイルランド、フランスなどにもありますが、イングリッシュフォックスハウンドは世界的にも有名であることから、フォックスハウンドといえばイングリッシュフォックスハウンドのことを指します。

戦闘ゲームの特殊部隊が「フォックスハウンド」と呼ばれることもあるのでそのことを思い出した人もいるかもしれませんが、この犬種の特徴などを調べていくとその関連性に納得するでしょう。

それではイングリッシュフォックスハウンドの歴史から見てみることにしましょう。

イングリッシュフォックスハウンドの歴史

イングリッシュフォックスハウンドの正確な起源は定かではありませんが、その原種は11世紀ごろには存在していたとされています。

やがてイギリスの貴族の間でスポーツとして人気を集めたキツネ狩りに使う狩猟犬として、改良が加えられて誕生したのがイングリッシュフォックスハウンドです。

もともとは鹿狩りが行われていたのですが、鹿の頭数が減少してしまったため鹿狩りを廃止しなければならなくなり、その代わりに狩りの対象となったのがキツネでした。

キツネは害獣であり農民にとっては天敵であったため、キツネ狩りによって大規模に駆除することができますし、当時はキツネはいくら獲っても大丈夫だと考えられていたので獲物としては絶好の対象となりました。

イギリスで行われるようになったキツネ狩りの獲物はアカギツネと呼ばれるものでした。

アカギツネはとてもすばしっこく、賢さと力強さも兼ねそろえていたため、イングリッシュフォックスハウンドもアカギツネにに負けないくらいの賢さと力強さが備わるように改良されました。

こうして集中力が非常に高く、状況判断に優れ、長距離の移動にも耐えられるスタミナのある犬種としてイングリッシュフォックスハウンドは大活躍することとなります。

さらに狩りの外観が重要視されるようになると、群れで移動するときにきれいに見えるように一頭一頭の被毛の色合いを統一するようにもなり、これが現在のイングリッシュフォックスハウンドの特徴としても受け継がれています。

キツネ狩りがますます盛んになるとイギリスだけで一つの群れを約50頭とする140群れの狩猟犬が登録されるまでになったようです。

さて、20世紀中ごろになるとキツネの数が減少してしまい、スポーツ狩猟としてのキツネ狩りが禁止されるようになりました。

しかしイギリスでは本物のアカギツネを狩るだけでなく、キツネの毛皮を使ってターゲットを探し当てるドラッド・ハンティングというゲームも盛んにおこなわれていたため、イングリッシュフォックスハウンドの需要が減るということはありませんでした。

現在でも実猟犬として使用されることが主なイングリッシュフォックスハウンドですが、リタイヤしてから訓練をやり直して家庭犬として飼育されることがあるようです。

イングリッシュフォックスハウンドはキツネ狩り用に作出されたという特性から、飼い主に従順であったりほかの犬とうまくやっていけるなど家庭犬としての資質はあるものの、最初からペットとして飼われることはあまりないようです。

そしてショードッグとしてはなおさら使用されることもありません。

といのは、キツネ狩りでキツネと戦ったりするなどして傷を負ってしまう個体が非常に多いためです。

狩猟犬としては勲章となる傷も、ドッグショーの世界では失格の対象となってしまうため、ドッグショーには不向きの犬種となってしまいます。

それでドッグショーで登場するイングリッシュフォックスハウンドはショードッグとして育成されたものがほとんどです。

ただショードッグとして育成すると実猟犬としての能力が減少してしまうとして愛好家たちからはあまり歓迎されていません。

このため、実猟犬としてのイングリッシュフォックスハウンドを愛好する人たちとケネルクラブとの間にどのようにこの犬種を保持していくかという点で摩擦が生じているようです。

現在でも実猟犬として人気のあるイングリッシュフォックスハウンドはイギリスだけでも3万頭が飼育されていてかなりの人気があるということがわかります。

他国にも輸出されるようになったイングリッシュフォックスハウンドは、アメリカンフォックスハウンドやフレンチハウンドなどの基礎ともなっています。

イングリッシュフォックスハウンドの特徴

Pack of Foxhounds (Canis lupus familiaris) in the Rural Village of Eggesford in Devon, England, UK.

狩猟犬として人気が高く、イギリスを中心に多くのハンターたちを魅了しているイングリッシュフォックスハウンドですが、いったいどんな特徴があるのでしょうか。

外見や狩猟能力に関する特徴、そして寿命や性格についても説明しますね。

嗅覚に優れ、持久力の高い犬種

イングリッシュフォックスハウンドはキツネ狩り用に作出された犬種なので、嗅覚に優れていて持久力が非常に高いという特徴があります。

遠くにいる獲物のかすかな臭いも敏感で、見つけるまで忍耐強く追跡することができます。

時には何時間にも及ぶ追跡をしなければならないことがありますが、持久力が非常に高い犬種として作り出されたのでへっちゃらです。

ハンターが乗った馬と一緒に移動するわけですが、群れになって最後まで追跡して狩りを行うという犬にとっては決して楽ではない貴族の娯楽に付き合うことのできる数少ない犬種の一つだということができるでしょう。

狩猟が盛んにおこなわれていた時期には、馬に乗ったハンターと群れになったイングリッシュフォックスハウンドが共に狩りを行うデモンストレーションスタイルが流行ったため、その全体的な外観の美しさが重要視されるようになったとのことです。

一糸乱れぬ行進によってキツネを追い詰める様子に貴族たちはエキサイトしていたのでしょう。

キツネの頭数が減ったため実猟が禁止または規制された後も、キツネの皮を覆ったターゲットを探し出すゲームが盛んにおこなわれるようになり、優れた嗅覚を持ったイングリッシュフォックスハウンドは大活躍しています。

現在でも家庭犬としてではなく狩猟犬として狩猟愛好家から絶大の人気を誇っており、その優れた嗅覚力と高い持久力は健在です。

垂れ耳・垂れ尾

FCI犬種グループでは6G嗅覚ハウンドに属しているイングリッシュフォックスハウンドの外見の特徴についてですが、オスの体高は62㎝~69㎝そして体重は27㎏~34㎏、メスの体高は58㎝~67㎝そして体重は23㎏~30㎏の大型犬です。

耳は垂れ耳で、多くの場合は約3㎝程の断耳が行われて耳の形が曲線的に統一されるようにするそうです。

尻尾は垂れ尾なのですが、イングリッシュフォックスハウンドの画像などを見ると尻尾がピンと立っているものが多くあります。

これは、普段は垂れている尻尾も飼い主の命令を聞くときや、狩りやスポーツをしている時に尻尾をピント立たせる特徴があるためで、この様子も人気の一つとなっています。

イングリッシュフォックスハウンドの寿命

イングリッシュフォックスハウンドの寿命は10歳~13歳だとされています。

飼育環境や個体差にもよりますが、最近では医療の進歩などにより長生きできる犬たちも増えているので、飼い主としてはできるだけ長生きできるように工夫したいですね。

後でさらに説明しますが、イングリッシュフォックスハウンドがかかりやすい病気についてあらかじめ知識を得ておくことや、健康を第一に考えた高品質のドッグフードを与えるなどして愛犬が健康で長生きできるようにサポートすることができるでしょう。

イングリッシュフォックスハウンドの性格

foxhound dog in the park

狩猟犬として改良された犬種なので、賢くて飼い主に従順であるという特徴があります。

群れになって行動するよう訓練されてきた犬種でもあるので他の犬たちと仲良く暮らすことができます。

明るくて人懐っこい一面も持っているので、家庭犬としての優れた性格を持ち合わせているということもできますが、専門家の中には家庭犬としてよりもほかの犬たちと一緒に飼育することを推奨している人がいるようです。

家庭犬として飼育するのに難しい点の一つとして、小動物を見つけると狩猟本能が働いて見境なく追い回してしまうことがあることを挙げることができます。

大型犬が急にこのような行動を起こしてしまうと、飼い主やその家族だけでなく、それを見ているほかの人たちもびっくりしてしまいますよね。

しかもそれを何時間も続けることのできる底知れないスタミナがあるわけですから恐ろしいですよね。

狩猟犬としての能力は申し分ないイングリッシュフォックスハウンドですが、リタイヤしてから家庭犬として飼育されるまでには厳しい訓練を必要としているとのことです。

これらの性格を熟知したうえで、大型犬のイングリッシュフォックスハウンドに対してリーダーシップを取れる人が飼い主としてふさわしいということができるでしょう。

もしそれができるのであれば、家庭犬としても魅力的な性格を持っているイングリッシュフォックスハウンドは最高のパートナーになること間違いありません。

イングリッシュフォックスハウンドのかかりやすい病気

Little dog with ice pack and blanket lying on the floor

愛犬が健康を保って元気に過ごしてほしいというのはすべての飼い主さんの願いではありますが、それぞれの犬種にかかりやすい病気があるのでその知識を得ておくことは予防や素早い対処をするために大切なことだといえるでしょう。

イングリッシュフォックスハウンドがかかりやすいとされる病気を2つ挙げますので参考にしてくださいね。

股関節形成不全

股関節形成不全は発育段階で股関節が異常を起こしてしまう病気で、一般的には両側の股関節に、そして場合によっては片側の股関節に異常が起こってしまいます。

股関節に異常が起こると歩き方や座り方に症状が現れるのですぐに気づくことができるでしょう。

症状としては、モンローウォークと呼ばれる腰を振るようにして歩くことや、うさぎ跳びのように後ろ足を一緒に動かして歩くことなどを挙げることができます。

また痛みを伴うために立ち上がるのに時間がかかったり、座り方も横座りになったりします。

そして大好きな散歩や運動を嫌がったり、高いところの上り下りを嫌がるようにもなります。

股関節形成不全は大型犬に多く発症する病気なので、大型犬のイングリッシュフォックスハウンドも気を付けなければなりません。

遺伝、または成長期に激しい運動をしたり偏った栄養を取ることが原因だとされてるので、できる範囲で対策を行うようにしたいですね。

例えば遺伝が関係しているのであれば、イングリッシュフォックスハウンドの子犬を購入する際に、股関節形成不全を患った親犬が繁殖に使用されていないかを確認したり血統書を確認することができるでしょう。

また成長期の栄養や運動が関係しているので、過剰な栄養を与えるような食生活に気を付けたり、体重管理をすることによって股関節に負荷がかからないように注意することができます。

また成長期の激しい運動は控えるようにするなど普段の生活で気を付けていれば予防となるでしょう。

もしも股関節形成不全の疑いがあるような症状が見られたなら、できるだけ早めに動物病院に連れて行くようにしましょう。

皮膚疾患

皮膚のトラブルも動物病院の診察で一番多い犬の病気だとされていますから、イングリッシュフォックスハウンドも気を付けたいですね。

特に多いのがダニやノミ、アレルギーによる皮膚のかゆみや炎症だとされています。

ダニやノミなどの寄生虫による皮膚のトラブルは普段から愛犬の皮膚を清潔に保つように心がけるようにして予防することができますし、予防薬を飲ませることも効果的です。

アレルギーが原因で皮膚のトラブルを抱えるということも増えているようなので、アレルゲンと呼ばれる原因物質が何かを特定して、それらに触れたりそれらを食べることがないようにする必要があります。

また着色料や防腐剤などの添加物がアレルギーの原因になることも多いので、無添加のドッグフードを与えるようにすることも効果的だといえるでしょう。

食べ物が原因である場合はアレルゲンが含まれていないもの、そして無添加の安全なドッグフードを与えることによって皮膚疾患の予防をすることができます。

イングリッシュフォックスハウンドのおすすめドッグフード3選!

ingredients for pet food natural on wooden background

犬は飼い主が与えたものしか食べることができないので、健康を保つためにできるだけ栄養価が高いものを与えるようにしたいですね。

イングリッシュフォックスハウンドは運動量が多いので、そのスタミナをサポートできるように高タンパクのもの、そして皮膚疾患にかからないようにアレルゲンを含まないグレインフリーで無添加のものを探しましょう。

最近では品質とおいしさにこだわったプレミアムドッグフードがたくさんあるので、その中からイングリッシュフォックスハウンドにおすすめのものを3つ紹介することにしますね。

アランズナチュラルドッグフード

アランズナチュラルドッグフード(ラム)

肉類に低カロリーな「生ラム肉」を使用している肥満解消に役立つドッグフード!

容量/価格 2kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 生ラム肉
対応年齢 全犬種、7ヶ月~

イギリスで作られた名前の通り100%無添加のナチュラルドッグフードです。

人間が食べても問題ない高品質の素材を使用したヒューマングレードのプレミアムドッグフードで、愛犬に安心して与えることができます。

生ラム肉を55%以上も使用しているので食いつきがよいとの評判で、さらにチキンなどに比べてアレルギーを持つことが少ないため与えやすいというのも特徴です。

そのほかにもアレルギー対策がしっかりなされていて、小麦・大豆・トウモロコシ・乳製品・牛肉・豚肉も不使用です。

栄養満点ですが消化吸収に優れているため、与える量は1/2でも愛犬のお腹をしっかりと満たすことができます。

ということは経済的にもお財布に優しいということができるのでおすすめですよ!

カナガンドッグフード

カナガン ドッグフードチキン

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 2kg/¥4,968(税込)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンドッグフードもイギリスで作られたプレミアムドッグフードで、工場はイギリスのランカシャー州にあります。

この工場は国際規格SAIGLOBALのクラスAを取得していて徹底した品質管理を行っているので安全性が高く、安心して愛犬に与えることのできるプレミアムドッグフードだということができるでしょう。

犬にとっては消化に悪いとされるトウモロコシ・小麦・大豆といった穀物は一切使用していないグレインフリーで、これらは皮膚のトラブルを起こしやすいともされているので皮膚疾患に気を付けたいイングリッシュフォックスハウンドにピッタリだといえるでしょう。

高タンパクの新鮮なチキンをたっぷり使用していますし、消化が良くて腹持ちのいいサツマイモを使用しているので、運動量が多いイングリッシュフォックスハウンドにうれしいですね。

オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸もバランス良く配合しているので、皮膚を健康に保ち、被毛も美しく保つことができます。

モグワンドッグフード

モグワン

モグワンと言えば、人気のあるドッグフードとして必ず名前が挙がってくる商品ですね。

容量/価格 1.8kg / ¥3,960(税抜)
原産国 イギリス
メイン食材 チキン、サーモン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

カナガンドッグフードと同じ工場で作られているモグワンドッグフードも多くの愛犬家たちに支持されている高品質のプレミアムドッグフードです。

原材料には新鮮なチキンの生肉と生のサーモンがふんだんに使用されていて、肉類が50%を超えている愛犬にとってはうれしいドッグフードだといえるでしょう。

無添加でシンプルなレシピが特徴になっていますが、犬にとっておいしいドッグフードであることに対するこだわりも持って作られているので、食いつきがいいという評判も持っています。

もちろん消化に悪くて皮膚疾患の原因にもなるとされている穀物が含まれていないので、皮膚疾患に気を付けたいイングリッシュフォックスハウンドにも安心して与えることができます。

サーモンオイルが配合されていて、オメガ3脂肪酸が含まれているので皮膚や被毛の健康にも効果を期待することができます。

また消化に良くアレルゲンになりにくいサツマイモは愛犬の腸内環境を整えるとともに腹持ちもいいので活発な愛犬にとってはうれしい食材だといえるでしょう。

グルコサミンやコンドロイチンが含まれているので大型で運動が大好きなイングリッシュフォックスハウンドの間接ケアもすることができますよ。

高品質のプレミアムドッグフードとして評価の高いモグワンですが、中には食べてくれないという口コミもありました。

その場合はもしかしたら魚が苦手なのかもしれないので、カナガンドッグフードやアランズナチュラルドッグフードにするといいでしょう。

まとめ

An English Foxhound dog listening with a head tilt

イングリッシュフォックスハウンドの特徴やかかりやすいとされる病気などの基礎知識をまとめましたがいかがでしたか?

家庭犬としては少しハードルが高い犬種ですが、イギリスではハンターたちを中心に人気を集めている魅力的な犬種であることがわかりました。

大型犬なのでそれなりの飼育スペースが必要になりますし、たくさんの運動を必要としていることも念頭に入れておく必要がありますが、それらをクリアできるのであればぜひとも飼ってみたいですよね!

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